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大学生と
何年かぶりに早稲田大学の井上達彦ゼミにお邪魔してきた。

 T社K専務の前振りを受けてチェーンストア理論を研究しているチームの発表を受けてのディスカッションと、私からはSPAビジネスの類型についてのミニレクチャーを行った。学部三年生なので議論のレベルは今後のブラッシュアップが期待されるところだが、夏に流科大でやらせてもらっている集中講義とはまたひと味異なる議論で刺激的なひとときであった。

 井上先生とは、加護野先生を共通の師としているので同じフレームワークでディスカッションができ、それがまた楽しい。ちなみに最新の著作は「ブラックスワンの経営学」だ。六甲台のキャンパスで机を並べて唾を飛ばしあってからはや20年。矢のごとしのスピード感たるや半端ではないと痛感させられる今日この頃。同じ20年を経た後に、仮に命が続いていれば現役を卒業してどこで何をしているのだろうかと?

 昨日は名古屋のメーカーさんと6.5日にわたって議論を進めてきた商品開発のワークショップが中締めとなった。どのオフィスにも、そして大方の家庭で使われている製品が、あのような人々の手であのようにしてプランニングされているのだと、私自身も極めて質の高い勉強をさせていただいた。印象的だったのは、30代の若手の方々のモチベーションと将来に向けてのポテンシャルの高さだ。現在はベテランの方々がプロジェクトを牽引しているが、次世代がとても楽しみな組織だ。

 年内には弊社使用機種と当該ブランドに買い換えて、顔の見える人々が携わった製品でビジネスを展開する妙味を享受してみようと目論んでいる。

 残りの20年弱に向けてドメインがかなりフォーカスされてきつつある。ターゲットは“次世代”で、セグメントは仕事や人生において真面目に知識、能力、パフォーマンスの向上を目指す人々ということになる。安易に結果を出して上にいったり稼いでやろうという人々は排除される。

 そのような人々に、何を遺してどう導いていくかということになるが、いまだぼんやりしているのは“どこで(どのようなフィールドで)”“どうやって”のWHEREとHOWである。ここ二年くらいで、青々でよいのでイメージを膨らませていきたいと考えている。

 K専務と井上先生との寿司をつまみながらの議論もエキサイティングだった。またやりたいものだ。
 2014/10/29 08:54  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)
レーシングドライバーに学ぶ
 国際派レーシングドライバーの中野信治氏の対談を拝聴する機会を得た。顧問先の年度方針説明会での社長対談であった。

 さすがに世界レベルの一流からのインプットは迫力あるものだった。発散されるオーラも半端ではなかった。以下、オムニバス的に再現してみることにする。

◆技術は自分で身につけるしかない。よって、育成にあたってはヒントを教えることしかできない。

◆自分がやりたい方向に意識を研ぎ澄ませていくことによって、偶然ではないものを引き寄せていく。そうすると出会いや出来事が向こうの方からやって来る。その過程で絶対に諦めてはならない。

◆自分の弱い部分を認めることが大切だ。それじゃあ、何で補うのかと代替案に繋がっていく。

◆いいクルマにはいいチームが必要だ。自分のチームをビルディングしなければレースには勝てない。

◆ミハエル・シューマッハから学んだこと。テスト走行が終わったらドライバーはへとへとになっている。その後のミーティング終了後となるとなおさらである。普通はその後疲れ果てて帰路に就くことになるが、シューマッハは夜の9時頃からトレーラーに備えたマシンで筋肉トレーニングを始めたのだ。その光景をチームメンバーは見ている。こいつのためなら頑張ろうと思う。まさに人の心を突き動かす行動だ。全てを動かす男だと言っても過言ではない。シューマッハは努力し続ける天才だと言わせてもらいたい。

◆見えない部分の重要性。チームスタッフが在住している地域は超田舎で何もないところであるが、そこに移住することからスタートした。メカニックやエンジニアと仲良くなることから始めた。英語に不自由することはないが、仏チームでは仏語でいじめのような状況に遭ったが、それを克服する努力を怠らなかった。マシンのセットアップを徹底的に勉強して、エンジニアが結論を出すより先に自分の感覚で数字を出すことができるようになった。そうすればエンジニアの心を掴むことができる。

◆やっぱり、ヨーロッパの文化は別世界だ。日本はつくづく村社会だと痛感させられる。黙っているとやる気がないとみなされるし、契約における金銭面や条件面の駆け引きにも凄いものがある。

 グローバルスタンダードと言うよりヨーロピアンスタンダード、レーシング業界スタンダードの感もあるが、少なくともジャパンローカルを超えたところで活躍を続けてきた人物の一家言には私たちが目指すべき生き様のエッセンスが集約されていた。

 多大な知見と元気を頂戴した対談であった。
 2014/10/26 18:05  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)
同期のとれる業界人
およそ10年勤め上げられた会社をようやく離れることができて独立された先輩と宴を催した。

 専門分野と世代は異なるものの、ここまでシンクロできる人物はファッション業界には少ない。みな、小手先のテクニックやたまたまに過ぎない実績で口角に泡を飛ばすが、この人とはごく自然に事象を評価したり未来を語り合うことができる。

 しかも、何の予備知識や前提を共有していなくてもその考えや方向性が大きくぶれることはない。時間と場所を違えて異なることを見聞きしていても、本質的に何を感じ取って方向的に何が起こりうるのかは普遍的に同じものを嗅ぎ取っているのだと安心させられる。

 とあるエリアの開発プラン、とある館の再開発、とある企業の再生etc.すべてイメージと話しは一致成立をみた。具体的にどのような動きになるのかは全く見えないが、この御仁とのお付き合いは不滅である。
 2014/10/23 08:18  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)
宇宙人
もうじき近畿地方上空を台風19号が通過する。

 楽しみにしていた太平洋御殿場コースでのラウンドが流れてしまった。おかげさまで、この三連休も2.5日は仕事に勤しむことができた。神様がくれた時間に感謝である。

 今年は雪で二回、台風で三回ゴルフが中止に追いやられた。お天道様には逆らえないと痛感させられる。

 先週、あらゆる関係者から宇宙人との評価を受ける愛すべきS氏と数年ぶりの会食を楽しむことができた。大手総合商社にて創業来100何年かで初めてのMBOを果たし、老舗百貨店にて60何年か振りの出資を仰ぐことを成就させた強者だ。

 その彼とは前職時代のネットビジネスでご縁があり、独立後も共通の師匠を介して親交を深めることができた。当時、将来ビジョンを聞かされた折には正直腰を引きかねない私であったが、今となっては心地よく議論に参加することができる。S氏との議論には、量子力学と宇宙論と哲学の素養が不可欠なのだ。

 彼を宇宙人と表する人々は、その宇宙人の定義の中に地球人を含んでいるのかいないのか?また、彼の話す内容を現世離れしていると言う人々は、その現世に自分と今を含んでいるのか否か?その程度の前提も曖昧な人々には、到底理解されないであろう愛すべきKS氏。私のイニシャルがSKなので、似たもの同士なのであろう。“ビームが走る”との彼の言葉をいかほどの人々が真に受けることができるのだろうか?

 私としては、衰えることを知らないS節に触れることができ充実した週を終えることができ、神様がくれた週末を終えて台風一過の週明けの名古屋に爽やかに臨むこととする。
 2014/10/13 18:16  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)
またまた週末台風
また週末に台風がやってくる。

 連れあいとも相談して、ラウンドはキャンセルした。今年は雪で二回、台風で二回ゴルフを諦めさせられた年になった。(まだあるかもしれないが)

 秋物の立ち上がりもパッとしないが、エリアと業態によっては、さらに水を差される週末となることが予想される。

 御嶽山の噴火の影響で、神戸の小学生の事件は見る影もなくなってしまうほど報道から遠ざけられてしまった。お天道様の振る舞いは私たち人間ごときがとやかく言う筋合いではないが、人為的行為についてはとやかく言わなければならないのが筋道であるが、メディアの取り扱いはそのようにはならない。

 計画比(予算比)は人為的情報であるが、前年比(昨対)はお天道様情報であり、両者を混同した経営管理をしていては道を踏み誤る可能性がある。人為的情報には目くじらを立てまくって、徹底的にPDCAも回して欲しい。お天道様情報には大らかにデンと構えてコトに臨んでもらいたい。

 私たちは精神的エネルギーと行動エネルギーの投下対象をテレコにしてしまって、甲斐のない人生を歩んでしまいかねない。人生は自己責任であるが、企業活動においては管理職が部下やチームに対して一定の責務を負っている。

 ところで猿軍団はどこへ向かうのか?

 士たちとの呑み会(2日)は熱かった。彼らは狭間で揺れている。そんな愛すべき人々にに何某かの貢献ができればと波動包準備状態。自然と人との調和と相違点を極めることができたら、それがゴール。

 “ガイア”というキーワードに過剰反応した名古屋のコンバットセッションでは、そこまでメッセージを出し切れなかった。次回、請うご期待!
 2014/10/04 18:19  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)
プロフィール

北村 禎宏(きたむら さだひろ)
ファッションビジネスコンサルタント
アパレル企業での実務経験とMBAの経営理論を融合させ、クライアントの問題解決やアドバイザリー機能を提供。
「アナログ」と「デジタル」、「実践」と「理論」のハイブリッド型コンサルティング活動を実践するとともに、教育・研修事業も鋭意展開中。

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