« 2012年07月 | Main | 2012年09月 »
チャップリンもびっくり!
いやぁ、2012年になって無声映画が上映されようとは!チャールズ・チャップリンもさぞかし驚いていることだろう。

 その画面からは、罵声や罵倒のやりとり、理性を欠いた無意味な応酬、緊急時とは思えない悠長な会話の連続が想像されるが、その真実やいかに。

 弁士ならぬキャスターの人々が行間を埋めて解説してくれるので、聴衆としては楽しめないわけではないが、スッキリ感が得られないのは皆の共通の感覚だろう。

 政治家が国の百年の計を語ることを放棄して久しいが、ここ最近の体たらくは目に余るものがある。“本気”でもないし、“感染”力も微塵も感じられない。たただ本気なのは、わが身を守ることのみ。

 そう遠くない将来に総選挙はあるだろうが、橋本さんの裏話を聞かされた身としては投票すべき対象が見当たらない‥。

 さて、どうしたものか。
 2012/08/13 09:11  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)
絆パワー
ロンドンでの団体戦での日本の検討には目を見張るものがある。

 嫁はんが、今大会で我が国の団体戦が活躍するには次のような意味があるとつぶやいた。
311以降、“絆”がキーワードになっていることは御存じのとおりであるが、私たちは一人で自分のために生きているのではない。世のため人のために尽くすから、世が人が自分を支えてくれる。地球に生かされていることを忘れてはならないと。

 利己的ではなく利他的に生きることがより現実味を帯びて私たちの日常になりつつある。リーダーシップの研修で、小手先のテクニックとしてのリーダーシップではなく、絆パワーをアップさせたり維持させるような動機づけが極めて重要なリーダーシップ発揮の的になると説いたところ、受講生の反応が良かった。

 皆さんの周りのチームや組織の絆パワーはいかほどだろうか?周りが自分のことを支えてくれていて、自分が周りに尽くしている実感をどれほど持つことができているだろうか。

 感覚的検証に過ぎないが、メダリストのインタビューの比率はだいたいこんな感じだ。支えてくれてみんなへの感謝の言葉9に対して、自分を褒めてやりたいモードがおおよそ1の割合か。

 日本人は確実に変わりつつあると信じたい。
 2012/08/09 07:13  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)
熱かった三日間
流通科学大学での熱い三日間が終了した。

 間に日曜日が一日挟まっていたものの、5コマ×三日間の連続講義は学生にとっても初めての経験だったようだ。はじめは躊躇していたけど、受講して良かったという反応が大半でひと安心であるが、流石に最終日の15コマ目では血管が切れそうになった。

 それでもやり切ることができたのは、彼(彼女)らの真剣な眼差し。午睡に興じる人も少なからず居たものの、何かを伝えることはできたようだ。“本気”と“感染”というキーワードがあるが、これからも実践あるのみだ。

 さて、私が試合を観戦しなかったなでしこは見事決勝進出。引き分けの試合でジンクスが証明されて以来、生中継では応援しないことに決めたことが功を奏した。決勝も寝ますので、皆さんご安心あれ。

 ただしこれは単なる“共変”現象にすぎず、そこには何の“相関”関係もなければ、まして“因果”関係はあり得ないので、結果は別次元で訪れる。私たちはしばしば、共変関係を相関関係と見誤り、相関関係から間違った因果関係を導いて必ずしも正しくない原因を特定してしまう。

 米国でジャンクフードが子供の素行の原因だと論じられた後に、実は親の怠慢が双方の真の原因だったと判明したことは有名な事例だ。

 レジ値引きは売上の原因になり得るが、粗利率を下げる原因にもなり得る。そこで原価率を下げる行為に出ると、上代の面に見合わない商品になり下がる。そうすると、ちょっとやそっとの値引きでは売れなくなるどころか…。

 その先は業界人の想像力と創造力に任せることにする。

 今夜食事をご一緒するミキハウスの方は、応援のため23:30までには戻らなければならないとのこと。私は明日に備えて寝る予定だ。従って、女子卓球団体を応援している諸兄もご安心あれ。
 2012/08/07 11:07  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)
未体験ゾーン
本日から三日間、流通科学大学での“ファッションマーケティング”の集中講義がスタートした。

 今の大学は、私たちの頃と比べてかなり厳密にカリキュラムを実施していることを皆さんご存じか?

 昨年度は、前期日程で毎週月曜日にきっちり15回×90分を担当させてもらった。月曜二限という微妙な時間割にもかかわらず、130名弱の履修者で、ある意味、収拾がつかなかった。

 今年は夏の集中講義に移行したところ、履修届18名で実際に来たのは15名で、とても中身の濃い講義をスタートすることができた。全員を名前で認識することができるし、全員に少なくとも一回は発言してもらうこともできた。

 とはいえ、9時スタートで90分×5コマの講義は、私にとっては初めての未体験ゾーンであり、学生にとっても「そう言えば、二年のときに半期だけそんな時期があったという人が数名いるだけの、これも未体験ゾーンへの突入。

 脳の血管が切れそうなほどしゃべりましたが、事後のビールの美味いことこの上なし。

 明日土曜も未体験ゾーン二日目になるが、学生の真剣な眼差しが私のモチベーション。頑張ろう!
 2012/08/03 19:08  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)
デジタル×リバースの功罪
日本のお家芸の柔道と体操でリバース×デジタルの功罪が発生した。お隣の韓国でも審判の挙動に大ブーイングが起こっている。

 果たして、ビデオ判定にまで持ちこんで真実と公平さを追求するべきなのだろうか?真実はひとつしか存在し得ないが、人間の判断は必ずしも一つとは限らない。

 やり直しの効かない一発勝負の中で全力を尽くして、試合の勝ち負けと勝負の趨勢を楽しむのがスポーツである。ここで試合と勝負を使い分けたのは、いわゆる“試合”には負けたけど“勝負”には勝っていたというケースが起こりうるからだ。

 判断が分かれるどころか、間違えさえ起こし得る人間が審判を務めていることは聴衆も百も承知である。時間を止めて、時間を遡って、しかもデジタルに判定することにどれほどの意味があるのか、ここは考え所である。

 人間がアナログで大きな流れの中で判断した結果は、人間が演出したドラマだと受け止めることも一興だ。モノクロの黒沢監督作品を美しいと感じるのか、CGを駆使した3Dアニメを美しいと感じるのか。

 スポーツは前者のカテゴリーに属するコンテンツの筈だと考えるのは私だけではないだろう。

 小学生時代に、三角ベースボールで「同時、セーフ!!」と叫んていた頃、高校時代にマージャンで「セーフ!自民党」と叫びつつ、超危険牌を切っていた頃が妙に懐かしい…。
 2012/08/02 12:11  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)
プロフィール

北村 禎宏(きたむら さだひろ)
ファッションビジネスコンサルタント
アパレル企業での実務経験とMBAの経営理論を融合させ、クライアントの問題解決やアドバイザリー機能を提供。
「アナログ」と「デジタル」、「実践」と「理論」のハイブリッド型コンサルティング活動を実践するとともに、教育・研修事業も鋭意展開中。

北村禎宏 プロフィール
リンク集
カテゴリアーカイブ
最新記事
2012年08月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
月別アーカイブ
最新コメント
Sayo
ファッションのコモディティ化 (2015年12月11日)
冨田さより
すごい学生がいたもんだ (2015年08月09日)
しの
日本人の忘れもの (2013年02月11日)
nobu
やっぱやられた (2012年10月24日)
北村禎宏
ダイバーシティにて (2012年05月24日)
最新トラックバック

http://apalog.com/kitamura/index1_0.rdf
更新順ブログ一覧
QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパレル携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード