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京橋猿軍団その後
皆さんが自称されたので、そのまんま“京橋猿軍団”と表現させていただきましたが、それはもう過去の表現になってしまいました。

 彼らは、線路を挟んで丸の内の住人となりましたので、もはや物理的に京橋という言葉は使うことができません。

 さらには、猿軍団というメタファーに込められた彼らの思いは次の三点であると私は拝察しておりました。

 1)運動能力は高いが、脳ミソは少し小さいという自信と謙遜

 2)一定のトレーニングを受ければ、それなりのアウトプット(芸)はできるようになるというプライド

 3)妖怪人間ベム一家に負けることのない、いつか人間になりたい、いや人間を追い越してやるという野心

 これら三拍子がそろった個人や組織が今のアパレル業界にあるでしょうか?それが彼らの魅力でありポテンシャルだと確信します。

 私ごときが力になれることは微少ですが、思いに対して思いで応えるのが男ってもんぜよ!
 
日常的表面的には科学的アプローチを使いながら、心底伝授したいのは男気だというハイブリッドコンサルタントの独り言でした。

 ミスターKBYS!私が言いたいのはそういうことです。夜露死苦!!
 2011/07/21 22:42  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)
cocoloマーケティングのすすめ
土曜日曜と対象的な体験をさせていただきました。

 昨日は大阪のクライアントのクリエイティブ面での創業の祖でいらっしゃるチーフのアセスメントでした。そして本日は神戸のクライアントにて、外国人株主を交えた取締役会でした。

 ミキハウスやイタリヤードなど、ご夫婦の二人三脚で急成長をした事例はこれまでにもいくつもありますが、それを形式知化して中興の祖のにうまくバトンタッチすることができた事例は、意外と少ないというのが私の認識です。

 その轍を踏まぬようスタートしたナレッジマネジメントのプロジェクトですが、アセスメントを実施してまずは安心いたしました。その方には、創業者、経営者という属性を超えたところに普遍的なコンピテンシーが確固たるものとして存在していました。それらを見える化して、次の世代に伝承していくことが次なるミッションです。

 片や、某外国人はマネー的エグジットにフォーカスしながら、支離滅裂、しどろもどろの議論に終始していました。あんたのために二時間近くを潰されている私たちのストレス、わかっとんの?と、思わず“ストレステスト”を口に出すところでした(笑)

 それら両者を分かつものは、すなわち「心(COCOLO)」のありなしです。気合と根性のことを言っているのではありません。人と人の間に存在するエモーショナルなエネルギーを操作対象にすることが、経営においてもマーケティングにおいても第一義的に重要だという意味です。

 ロジックやメカニズムは、そのココロの上にあるからこそ、私たちにグッとくるのだと私は考えます。

 流科大でのファッションマーケティングの講座もあと二回を残すのみとなりました。心で繋がることができそうな数名の学生との打ち上げも企画されていますが、まずは、あと二回。頑張って講義します。
 2011/07/10 18:11  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)
神の見えざる手21Cバージョン
アダム・スミスが国富論で神の見えざる手を説いてから200年の歳月を経て、神様が違う意味で手を動かしました。

 3/11以降、この国のありかた、人類の選択について深く考える機会は、日本人のみならず全地球的に広がっています。フクシマ(またカタカナ国際語がひとつ増えてしまった…)にまつわる様々な情報に触れるにつけ、神が私たち人類に経済的繁栄をもたらしたのとは別の手を動かして大地を揺らしたとしか考えられないと思うようになりました。

 月曜日の大学での講義で、即興で自分の考えがまとまったもので、本日の企業研修でも引用しましたので皆さんと共有したいと思います。

 原子力は人間が手を出すべきではなかった技術だという論調もありますが、私は全くその通りだと考えます。理由は二点あります。

 第一に、私たちが自分の素手で直接触ることができない世界だという点です、ミクロの世界や宇宙空間などではロボットアームや強固な防護服を隔ててしか制御できない分野は多々ありますが、制御主体たる当事者は対象物から物理的に至近距離に存在することができます。

 ところが、こと原子力に至っては放射能レベルが限界を超えた場合に操作主体である人間が現場にいることができません。現場に居ずして自分事としてそのことを処理することが、果たして私たちに責任をもってやり遂げることが可能な事象なのでしょうか?

 第二に、時間軸の長さです。1950年代に稼働した最初の原発が半世紀を経て廃炉となり、核燃料はもとより関連施設を完全に解体して元の自然に戻すのにさらにあと半世紀を要するとの記事を読んで愕然とさせられました。

 私たちの一生が100年を超えることはまずありません。その限られた人生のうちビジネスの最前線で活躍できる時間は40年も与えられていません。ワンジェネレーションが30年だとすると、原発は3世代を経てようやくそのエグジットを迎えることが可能な技術なのです。

 爺さんが立ち上げて、オヤジが謳歌した設備の後片付けにコストと時間を要して、皆さん気持ち良いですか?また、ある放射性物質の半減期が8日なので安心という報道に対して、半減を無限に繰り返しても永遠にゼロにはならないという事実を無視した無知なマスコミだと看破した有識者もいらっしゃいました。

 目の前で起こっている現象をた正しく冷静に判断する勇気と知性が問われているのです。
以上、二点の理由から原子力は私たち人間が手をつけてはならない禁断の世界だったというのが私の結論であり、無神論者ではありますが、アダムスミスいらい200年振りに神様が逆の手を動かして人類に警鐘を鳴らしたのが今回の出来事だと思えてなりません。

 ほとほと、神様は無邪気なものです。右の手で経済的発展をもたらして、返す刀で“お前らアホか”とお怒りなのですから。

 企業において市場情報をデータとして取り扱う私たちには、深い洞察力とご都合主義ではない客観性と勇気が求められます。明日も引き続く定量分析の講座ですこしでもそういううことを伝えることができればと思いつつ…
 2011/07/05 23:34  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)
この国はどうなる
挙動不審のギャラクシー1は小一時間がかりで復旧させることができました。

 Eメールアプリが何故かリセットされて、全てが白紙になっていました。ギャラクシー2も、バクだらけとの書き込みを見て、スマホ自体がその程度の現状と諦めています。

 一時間のドコモにチャージされている料金はたかだか知れていますが、私の時給に換算すると決して小さい数字ではありません。誰に文句を言うつもりもありませんが、ユーザーのストレス、サプライヤー知らずとはまさにこのことです。

 さて本日は、素敵な議論が二件ありました。おおよそ一年振りにお会いしたH女史の事業が順調に拡大しているようで、そのサポートの依頼。今春からご支援差し上げているロジ系の時期トップ(私と同世代)の憂い。いったい、この国はどうなっていくんだろうと、ポジ、ネガともに大いにテンションが上がってしまった一日でした。

 前者は、アパレルで言うとKFMの小島さんが確立されたビジネスモデルをフィールドを変えて再現させようというもの。後者は、上位国立大学系付属校においても、教員および生徒のクオリティが???というもの。

 今生は光と影のコントラストの中に存在し、栄枯盛衰はサインカーブに依存するのが私たちの世界の性ではありますが、ビジネスにおいて無限の可能性を感じさせられると同時に、この国を支えていくであろう次世代の国民の基礎教育は誰が、どこで、どう命を張っているのかと思うと、背筋がぞっとする(お尻が冷たくなる)感を禁じえませんでした。

 そんな思いと無限の可能性を同時に感じさせられるのが人生の機微であり神様のいたずらなのでしょう。

 私にとって、活動中の4つのフィールドをどう活かしていくか、ちょっと深く考えたいと思いました。大学生への教育。社会人に対する集合研修を通じた教育。コンサルティングを通した人材育成。そしてプライベートに影響を与えることが可能な自分の子供たちを含めた次世代への伝承。

 もしかしたら、第五のフィールドがあるのではと薄々感じていながら、それをどう紡いで製品に仕上げていくか…。

 そのキーワードは「塾(道場)」です。

 
 2011/07/03 00:15  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)
プロフィール

北村 禎宏(きたむら さだひろ)
ファッションビジネスコンサルタント
アパレル企業での実務経験とMBAの経営理論を融合させ、クライアントの問題解決やアドバイザリー機能を提供。
「アナログ」と「デジタル」、「実践」と「理論」のハイブリッド型コンサルティング活動を実践するとともに、教育・研修事業も鋭意展開中。

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