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親子二代で
長男がこの春二度目の帰省です。

 大学が被災地にあることから新学期は5月の連休明けです。一時盛岡に戻ってボランティアをやっていたようですが、それも一段落ついたようで。

 私も阪神大震災の折、ほぼ全社員による春物の手出荷に目途が立ったところで、組合幹部の立場で会社に無理をお願いして二週間ほどボランティア活動を行いました。少しばかりの気持ち程度のお手伝いしかできておりませんが、親子二代で阪神淡路と東日本でボランティアを経験したことは、きっと我が家に何かを残してくれるものと考えます。

 今日で新入社員研修のお手伝いは終了しました。京都の大手製造業さんでしたが、大半が院卒の方で大卒のメンバーも含めて人柄と素材の良さに私も大きな刺激を頂戴しました。

 明らかにアパレル業界には絶対に来ないような、そんなキャラと素材の人々でした。数千億企業がいくつか出てきたアパレルではありますが、その基盤たる人材の素質と育成について果たして万全と言うことができるでしょうか?

 私が言うキャラと素材は、単なる地頭の良さや愛想や要領の良さではありません。陰のない、我のない真っ直ぐさというか真っ白さというか、素朴さというか、うまく言葉では表現できませんが、様々な業界の方々と研修を通じて接していると、明らかアパレルに来る、来ないある種の属性に明確な線引きがあることを確信します。

 人材的に開かねばなりません、業界を上げて。でもそのような人種の人々が職業として選択してくれる保証はどこにもありませんが。

 さもないと産業として永続することは困難ということも起こり得るくらい、ある種の人材が皆無のように感じられます。

けっぱれ、アパレル業界。
 2011/04/20 23:25  この記事のURL  /  コメント(1)  / トラックバック(0)
今年の新入社員
今年は東西5社のフレッシュパーソンと新入社員研修のお伴をさせていただいています。

 毎年恒例の社会生産性本部によるタイプの発表は震災の影響で見送られましたが、明らかに傾向があります。

 完全なるゆとり教育世代ですので、おっとりと受動的に構えている姿勢は昨年とさほど変わりがありません。

 しかしながら、社会や会社をなめてかかってはえらいことになるという緊迫感。そして、それがエネルギーとなって表れる質問の嵐。また、礼儀の面においても今時の若者にあるまじきキッチリさもある程度は備わっています。

 推し量るに、入社に伴う新生活の準備をさあこれからというときに我が国を襲った天災。

 どうしようもない不安を押さえながら、なんとか予定通り辿り着いた新生活。会社に入ってみれば有事対応の真っただ中で、これは尋常ではない世界に飛び込んだのだと自覚せざるをえない状況。

 終わってしまえばですが、4月初頭の日程はGoか中止か、東京でやるか関西でやるかで揺れ動いた企業もありました。

 そこで感じたであろう空気感と、先輩社員や人事担当者のピリピリした雰囲気から伝わったものは想像に難くありません。平和な時代にタラタラと入社してきた人々とは明らかに異なる何かが今年の新入社員からは感じられました。

 おそらく、社会における存在とそこからくる責任感のようなものを彼らなりに感知しているのでしょう。その感性を忘れず、明治維新と戦後復興に次ぐ第三の興国に資する立派な大人になることを願います。

 今週、最後の一社にお世話になります。今日は大学生二回戦目です。
 2011/04/18 00:32  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)
いろいろな数字
直後の都内のエレガンス系は40%でした。

 そのとき、カジュアル系は60〜70%で、被災地の実用衣料系は100%超でした。春分の日の三連休に、関西をはじめとする健常地域は昨対トントンに戻る兆候が見えました。

 ここ二週間ほどは、ほぼ例年通りに戻って、某セレクトなどは170%という数字まで出てきています。

 リーマンショック以来、ジワジワとと耐え忍んだ挙句、この一ヶ月の間はほぼ冷凍状態だった消費者が、何かにとり付かれた様な行動に出ているのか、平常を取り戻すためのリバウンドに過ぎないのか。

 とはいえ、80%程度のまま苦戦する通販もあったりします。

 いろんな数字がありますが、そこから意味を読み取って、それが当たっているかどうかはあまり意味がなく、それを梃子にどのようなストーリーを展開していくかの手腕が問われています。
 2011/04/13 00:17  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)
学生さんときたら
122名の履修があることはありがたいことですが、もう少しOne2Oneで密着した議論を期待している私としては、ちょっと微妙な受講人数となりました。

 中教室でも座席数が定員(120名)いっぱいいっぱいなので、学生さんには窮屈を強いてしまった感があります。

 これまでもスポットで何度もお邪魔しているので、わかってはいましたが、寝るわ、おしゃべりするわで、それはもう大変な世界です。

 慣れ親しんだ企業内研修では、到底在りうべからず世界がそこには平然と存在しています、彼ら彼女らも今年度中には就職活動を行って、二年後には社会で実践に臨むわけですが…。

 そんな中でも、真剣な眼差しと頷きがある学生が10%はいませんが数%はいます。それを数十%以上にもっていって、そう遠くない未来に対する備えを提供することが、マーケティングという本題もさることながら、私の重要なミッションであると考えます。

 卓袱台をひっくり返す時代ではなくなっていますが、来週以降、どんな雷を落とそうか思いめぐらせています。

 時間的には紙一重ですが、学生と社会人の間には不連続の大きな断層があるように感じます。時間的にはシームレスなのですが、そのことを私も30年近く前にどれほど認識できていたことか。

 学生〜新入社員〜若手社員〜中堅社員〜管理職〜経営者まで。学ぶべきことは沢山あります。

 2011/04/11 22:18  この記事のURL  /  コメント(2)  / トラックバック(0)
動き出しました
まだまだ現在進行形の事象が多々ありますが、少しずつ平常を取り戻していかねばなりません。

 先週までで、三社の新入社員の研修をお手伝いさせていただきました。プライベートでは、子供達が去って二人だけの生活に戻って数日が経過いたしました。

 年度替わりにエンディングを迎えたプロジェクトもあり、スタートを切ったものもあります。決して風は追い風ではありませんが、なおかつ多少の揺れはありましたが、自分なりには線引きができた一ヶ月でした。

 明日からは、大学生との15本真剣勝負がスタートします。

 ブログを通じて発信するモチベーションも、正直萎えていたこの一ヶ月でしたが、復活を誓います。
 2011/04/10 19:34  この記事のURL  /  コメント(3)  / トラックバック(0)
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プロフィール

北村 禎宏(きたむら さだひろ)
ファッションビジネスコンサルタント
アパレル企業での実務経験とMBAの経営理論を融合させ、クライアントの問題解決やアドバイザリー機能を提供。
「アナログ」と「デジタル」、「実践」と「理論」のハイブリッド型コンサルティング活動を実践するとともに、教育・研修事業も鋭意展開中。

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