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異業種交流
行きつけの島根料理屋のカウンターで、パソコン立ち上げてメールをしこしこ処理しながら、携帯でもメール処理とやっていたときのことです。

隣でお一人で、ビールを傾けていた御仁から声をかけられました。

 「こんな場所でPCなんか触るな!!」というお叱りかと一瞬構えましたが、その実は、「こんなところで仕事をしながら呑むなんて、凄いですねぇ…」という、お褒めではないでしょうが肯定的なコメントでして。

 それから盛り上がって小一時間ほど。その御仁の名刺には“市谷駐屯地”の文字がありました。

 その業界の方としては、以前F-12のパイロットで、現在は上場企業の役員をなさっておられる方との接点もあったりしましたが、我々アパレル業界人にとっては決して近しい分野の方ではありません。

 震災当時、伊丹駐屯地におられたこともあり、関西系の話題や災害系の話題でしこたまビールが進みました。自衛隊と警察との共通点と相違点、大空のサムライ坂井三郎はすごかった、マレーの虎もすごかった、などの平成世代には???のお話しで、オヤジ達は盛り上がったのでした。

 震災時、災害救助の現場の天幕の中で彼らが何を考えていたのか、彼らから警察の機動隊がどう見えていたのか、いろいろ勉強になりました。

 彼らのジレンマは、私達のような民間人との接点が皆無であることだそうです。その私達は、そういう制服組の現場の人々が私達の生活と平和を守っている側面があることを、日常的に考えることはほとんどありません。

 ソマリア沖では、命を張って任務に当たっている海の若人がいます。憲法や政治などマクロの視点からそれらの情報に接し、考える機会が多い私達ですが、ミクロレベルでは一人ひとりの人間が様々な感情を伴いながら活動していることを忘れてはなりません。

 異業種交流と称していろんな場とイベントがあったりもしますが、その必要性と真の意義を実感したひとときでした。壁側には立つのではなく卵を支持することの意味を再認識させられました。
 2009/04/10 08:01  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)
プロフィール

北村 禎宏(きたむら さだひろ)
ファッションビジネスコンサルタント
アパレル企業での実務経験とMBAの経営理論を融合させ、クライアントの問題解決やアドバイザリー機能を提供。
「アナログ」と「デジタル」、「実践」と「理論」のハイブリッド型コンサルティング活動を実践するとともに、教育・研修事業も鋭意展開中。

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