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フレームワークの重要性
 老舗中堅アパレルの次期経営層の面々と戦略ワークショップが進行中だ。来月、一泊二日の合宿で仕上げを迎える。

 ワークショップの背骨には経営に必要な「フレームワーク」を配置し、素材としてはKBSとHBSのケーススタディを用いて最終アウトプットは自社のリアルな戦略繋げるストーリーだ。

 クレームワークの意義と重要性については三枝匡氏による以下の教えを引用している。

フレームワークの役割

 単なる経験値や思いつきはその場限り

 人や組織の経験と知見は、話しが単純化、抽象化されてこそ活用ができる

 論理・概念、コンセプト、枠組みが単純化、抽象化された論理こそがすなわちフレームワー ク

 経験と知見がフレームワークに転化されることで、人々への「伝承」が可能になる

 人々による「応用」が可能になる

 人々の「価値観、行動」に影響を与える
 
 組織の「文化(共通言語)」の一部になりうる

 できるビジネスパーソンは必ず強いフレームワークの発信者だ

 参加者は、いずれも経験値に基づく暗黙知の達人であることは間違いない。ただし、それを再現ならびに継続および承継可能なるものとして形式知化、つまり見える化する術は残念ながら持ち合わせていない。

 染み入るように道具箱を拡大し、その中にフレームワークの各ツールが収められていくプロセスは圧巻とも言える。

 多くのビジネスパーソン、とりわけアパレルで肌感をコアにナレッジとノウハウを蓄積してきた上級マネージャー〜経営幹部クラスに、道具箱の取得と中身としての道具の棚卸しと補充が喫緊の課題であると痛感させられる。





 2017/04/17 18:44  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール

北村 禎宏(きたむら さだひろ)
ファッションビジネスコンサルタント
アパレル企業での実務経験とMBAの経営理論を融合させ、クライアントの問題解決やアドバイザリー機能を提供。
「アナログ」と「デジタル」、「実践」と「理論」のハイブリッド型コンサルティング活動を実践するとともに、教育・研修事業も鋭意展開中。

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