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師走に入って
 暦が師走になり、おのずと一年の締めくくりを意識せざるをえない。会社が12月決算であることも重なって、私にとっては大きな区切りの時期である。

 次のような論考を神戸大学のビジネスインサイト誌に寄稿したのは2009年の秋のことだった。

 MBAを取得したのは最初のビジネスキャリアがちょうど10年になるときでした。それから10年はワールドでの業務を通じてMBA的スキルと知識を更に磨くことができました。起業してコンサルタントの道を歩み始めてちょうど5年になりますが、研鑽が加速度的に高まっていることを実感します。独立した時の私の思いは、10年間は自分の力で頑張り通して、50代半ば頃までにもう一度ジョインしてみたいと感じる組織や地域を探し当てようというものでした。その道中のほぼ五合目に差し掛かっているところにこのたびの寄稿の機会を頂きました。本稿を書いている最中に私の中でパラダイムチェンジが起こりました。MBAの知識やスキルはビジネスの手段だと考えるのが普通ですが、MBA的知識とスキルを極めることが究極の目的であって、ビジネスはそのための学習機会とフィールドを与えてくれる手段に過ぎないのではないかと。そこで、人生を通して追及するべきMBAとは何なのかを見極めることが私の次なる目標となりました。

 それから7年が経過して会社は13期目に、私は50代後半に突入する。今年は私塾として北村塾を開講し、おかげさまで毎回十数名の有志の参加をえて計三回実施することができた。来年1月と3月には第四回第五回と順調に回を重ねていく予定だ。流れと中身はめちゃめちゃ濃いという自負はあるので、機会があれば当ブログでも紹介していきたいと思っている。

 五年間やらせていただいた流通科学大学でのファッションマーケティング講座も一区切りかと考えている。声を掛けていただいた石井淳蔵学長が次なるステージに移られたこともあり、私としても一区切りつけたいという心境からだ。大学生を導くことも意義あるミッションに違いないが、社会人の反応を生業とする私にとっては物足りないこと甚だしいことも否めない。

 ジョインしてみたい組織も地域も未だ見当たらないのが現状であるが、社会人を正しく導くことに我が道を見いだしつつある。折しも今年で企業内研修の登壇が600日を超える。1000日をひとつの目標として、あと数年もしくは10年ほどが現役かなぁと。その後はいよいよ最終ステージとなる。
 2016/12/01 17:46  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール

北村 禎宏(きたむら さだひろ)
ファッションビジネスコンサルタント
アパレル企業での実務経験とMBAの経営理論を融合させ、クライアントの問題解決やアドバイザリー機能を提供。
「アナログ」と「デジタル」、「実践」と「理論」のハイブリッド型コンサルティング活動を実践するとともに、教育・研修事業も鋭意展開中。

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