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ターンオーバーの予感
戦後最大の告示期間を伴う選挙戦がスタートしました。

 かつて、PF・ドラッカーが30年も続くビジネスモデルがあろうはずもないと看破したことは既述のとおりですが、いよいよ半世紀以上続いた55年体制に、民意が答えを出すときが訪れるのでしょうか?

 奇しくも明日は皆既日食。私が小学生の頃にも部分日食がありましたが、当時は下敷きやらすすであぶっただけのすりガラスで皆で観察した記憶があります。それが今ではご法度のツールだとか。そういえば、当時チクロ(有毒人工甘味料)OKでしたね。

 このように、私たちのナレッジとクライテリアは進化し続けていくのです。展示会卸もSPAも、今は旬のファストファッションですら、歴史の舞台で受け入れられては、次なる知識と価値観の元に完膚なきまでに叩きのめされていくのです。

 本日、テキスタイルメーカーの専務から、小島健輔さんのカップルードルとラーメン業界の話を読んだかと盛り上がりました。カップヌードルはある意味でスタンダードですが、それ以外にラーメンは数多あり、カップヌードル以外で生計を立て、行列を生成しているラーメン屋は数え切れないという議論です。それをアパレル業界にあてはめると…という深いお話しです。

 して、ご当家のカップヌードルですが、何十年かぶりのモデルチェンジ(スープの味と具の詳細)は、みなさんいかがなものでしょうか?私は、はっきりいって幻滅でした。中年のノスタルジーに過ぎぬかと思いきや、近所の小学生の間でも、前の味の方がよかったとの声が多数あるとのこと。

 SPAロジックの基本概念のひとつに、“変わらないもの”と“変わるもの”を見極めてぶらさないというセオリーがあります。理屈で言うのは簡単ですが、それを分類学を駆使して体現するのは並大抵ではありません。

 しかしながら、顧客たる消費者は、意識的、無意識を問わずその両極の間で揺れ動きながら泡沫の消費生活を楽しんだり、充足させているのは間違いありません。

MDには、そんな感性と配慮も必要ということです。
 2009/07/21 22:24  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール

北村 禎宏(きたむら さだひろ)
ファッションビジネスコンサルタント
アパレル企業での実務経験とMBAの経営理論を融合させ、クライアントの問題解決やアドバイザリー機能を提供。
「アナログ」と「デジタル」、「実践」と「理論」のハイブリッド型コンサルティング活動を実践するとともに、教育・研修事業も鋭意展開中。

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