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科学に必要な要件は次の二つです。 1)再現性があること 2)反証可能性が示されていること 1)は、同じ条件下では同じ現象が相違なく繰り返されるという意味で、2)は、“それはおかしいのでは?”、と突っ込みを入れたい人に対して、反対証明ができるプロセスや条件が示されている必要があるという意味です。 時々、そうではない現象や結果が起こるという状況や、つべこべ言わずに結論はこれという態度は科学とは認められないということです。 アパレル業界の業務の場面においては、前者の状況は日常茶飯事ですし、後者のような態度をとる上長者の存在は枚挙に暇がありません。 であれば、アパレルを取り巻く業務、とりわけMDを科学にしてやろうと強く思ったのでした。 ちょうどそのころ京都で勢いのあったアパレル企業が全国紙の全面広告でまさに、“アパレルを科学する”と謳い、“われわれはアメリカンフットボール型の合理性とチームワークに基づく業務に邁進する”とぶち上げました。 その会社は、残念ながら数年前に自己破産宣告をするにいたりました。掛け声は十二分だったのですが、実際は科学することができなかったのでしょう。 他社が公の場で宣言してしまったので、深く静かにアパレルを科学することへの挑戦を始めたのでした。 |

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伝統的科学では説明が十分にできていない分野のひとつにあたります。
かつて、トマス・クーンが“パラダイムチェンジ”という概念と世に出しましたが、
まさに地球温暖化は科学にとっていくつものパラダイムチェンジを乗り越え
なければならない難問だと考えます。
ひとつには、原因と結果が時系列でリニアには存在していない点。
CO2が増加したから温暖化したのか、他の理由で温暖化したからCO2が
増えたのかという議論。
一時、カオスや複雑系(コンプレクシティ)が注目された時期がありましたね。
それらも立派な科学だと主張するサンタフェ研究所の面々と、
それらを無視するトラッドな科学者達。
私の見解では、科学の上位概念に思想が存在します。思想が科学を
排除してしまうことは数々の歴史が証明していますよね。