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初めてぎっくり腰で立てなくなったのは20代後半のときのハンドボールの試合中の出来事でした。 コートの中で崩れるように倒れ込んで、脂汗をかきながら這うようにして自宅までたどり着いた日のことを忘れることはありません。神戸の長田神社近くのハイツの新婚(ちょっと無理がある?)でしたので足は原付のYAMAHA champ。板宿駅から死ぬ思いで帰りました。 その後、ビール大瓶のケースを持ちあげようとして“ギクッ”、朝、顔を洗おうとして“ギクッ”と、数年に一度は二三日寝たきりになる人生を歩んできました。三度目か四度目かの症状のときにMRIを撮ったのが十数年前。地元の社会保険関係の総合病院の若い医師の診断は、ヘルニアが二か所飛び出しているけど、これは脊柱管狭窄症だというものでした。 漢字書けないし、初めて聞く言葉にちょっと汗かきましたが、(当時の)この歳だったら、腹筋背筋を鍛えて、大小の区別がつかなくなったら手術したらいいとの、なんともご親切なアドバイスでした。 独立後、7年になりますが、ずっと内科的にも外科的にも皆勤賞を続けてきたのが自慢の私でした。ところが、今年はそれが潰えてしまいました。一月中旬に風邪気味になったのがミソの付き始めで、だましだまし仕事を続けていましたが二月の最初の週末に腰をやってしまいました。 少し暖かかったので洗車を終わって、前傾姿勢で手を洗いながら抜けきらない風邪のせいで咳きこんだところ“ギクッ”。久々に「キターッ!!」でした。 いつもなら二週間もあれば完治するのですが、その一ヶ月後のある日の朝、腰を伸ばしたらギクッではなく“キュイーン”と腰にきて、3月の第二金曜には初めて体調が理由で仕事の予定をキャンセルせざるを得ない事態に陥りました。 東京で紹介された医院にかけこんで、何とか神戸に戻るための痛み止めと座薬を処方してもらい、経験のない尋常ではない痛みとしびれと戦うことおよそ一ヶ月半。なんとかゴルフを再開できるまで回復することができました。騙し騙し…という感じではありましたが。 して、今回のMRIと診断の結果は、「(珍しい脱出型のヘルニア)」だとか。半年ほどで消えると想定されるので、インナーマッスルを鍛えて頑張ってとのありがたいお言葉。レントゲンの段階では、脊柱管が確かに狭く、これは先天的なものだとの説明も頂戴し。母がよく腰が苦るという表現をしていましたが、痛いというより苦る状態がよくわかるようになってしまいました。 業績悪化を背景に社員を叱責して、返ってモチベーションを下げてしまっている経営者もいらっしゃいます。ヘルニアだろうが狭窄症だろうが、腰が痛いのは一緒。社員のせいだろうが経営者のせいだろうが、経営が不振なのも一緒。 どっちゃでもいいから、どっちかにしてくれい。 |




