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マイケル・サンデル博士がいってしまいました。次の次の日曜の講演を楽しみにしていたのですが、主催者のダイヤモンド社から講演中止の知らせが届きました。出張帰りのメールに即刻反応して、日曜日の東京日帰りを楽しみにしていたのですが、潰えてしまいました。 協力会社を通じた氏とのコミュニケーションの齟齬があったとかで、講演内容について折り合いがつかなくてドタキャン。お詫びの500円のクォカードは、次男の肥やしとすることになりました。 想像するに、ダイヤモンド社の思想とコミュニタリアンとしての同氏の考えがすれ違ったのか? 当日の題目に関する表面的なズレなのか?ギャラの0の数と間違えていたのか?真相のほどは、追々明らかになる可能性がありますが、協力会社と称されている実質下請け企業の今後を考えると‥‥‥という気持ちにさせられます。 組織論においては、結果責任を負うのが管理職で、現場職はプロセス責任で評価されるべきとされます。管理職(この場合は発注元の親会社)はプロセス責任は果たしたと主張し、汗をかきかき頑張った現場(この場合は協力会社)は結果責任として、詰腹を切らされるのではと心配してしまいます。 私たちに多くの知見を提供してくれる書籍の出版元の同社が、まさか…とは思いながら、サンデル博士とまみえる日を楽しみにしています。 出産を間近に控えた母親の夫が医師からこう告げられます。「母子ともに救おうとすると50%の確率で両方とも命を失います。子を見殺しにすれば、90%の確率で母親だけは助かります。このケースにおいて、おまえならどうする?」と問答を仕掛けられたのは新入社員のときでした。 そんなもん、両方助けたいわ!というのはただの人情に過ぎず、合理的には母を助けて次なる子を期待するというのがそのときの上司の教えだったのですが…。 同じような文脈で昨日はVMDの講義をさせていただいた私がここにいるということに深い感慨を覚えるとともに、まだまだ勉強と気が引き締まる思いです。 |




