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Premiere Vision 2018−19 A/W 4 THE FORUM  1
 出展社から提出された自信ある素材が一堂に集められ、シーズンの特徴や方向性を示す大きなスペースが「THE FORUM」です。
 6Hの中央に設けられカラー提案、フィルム、二つの大テーマのもとに分けられた膨大な素材は圧巻であり、ワクワクするほどの情報が詰まっています。

テーマは二つ:
EERIE IMAGININGS (夢幻的な空想の世界)
空想と現実の間にある想像力豊かな表現による素材。
IRREVERENT ELEGANCE (反逆的なエレガンス)
真面目さやスタンダードから脱け出し自由で生き生きとしたエレガンステーストの素材。

今回は一つ目のテーマをご紹介します。

EERIE IMAGININGS
 現実と想像の間にあるような奇想天外ともいえる世界。
 神秘的なポエムとデジタル時代の民話をミックスしたような表現。
 甘美でありながらダークな夢想も持ち合わせた素材。
 未来志向の滑らかさ、ベロアタッチ、不思議な感触、波紋状にきらめく色、チカチカとした瞬き、動きのあるボンヤリ感。
 境界線があいまいな彩色(ぼんやり、滲んだような、重なったなど)、謎めいた風景、細く曲がりくねったようなシルエット、輪郭がはっきりしないクモのようなふんわりしたボリューム感、などがポイント。

 このテーマの素材の特徴は
・未来志向のシルクライク
・明快な光沢  
・曖昧なビジュアル
・とてつもない柔らかさ
・様々な表情のベロアベルベット
・奇妙さ
などがあげられます。  

 いくつかのキーワードと素材をご紹介します。

・Brain-teeser graphics








・Neo shot-aspects








・Metallic coldness








・Plastic shine








・Liquid lacquers








・Neo shot-aspects






・Moire wanderings








・Bizarre bestiary










・Silky performance








・Powdery softness






                    撮影 北川美智子
 2017/10/29 21:49  この記事のURL  / 

Premiere Vision 2018-19 A/W 3 The FORUM
 シーズンの方向性を示す膨大な素材が一堂に集められるフォーラムですが、今回も二つの大きなくくりが提案されています。
「Cloud of Fashion」にある様に
・表情豊かで熱いエネルギーを感じる
・社会的責任、環境への配慮
・ユーモラスなひねり
・現実とデジタルのぶつかりと融合
・テクノロジーは生活の中に大胆に浸透
などのポイントが強く感じられます。

 FORUMの素材は二つのテーマである
・ERRIE IMAGININGS (夢幻的な空想の世界)
・IRREVERENT ELEGANCE (反逆的なエレガンス)
でくくられていますが、中央に二つのテーマに共通するようなキーワードと素材が提案されていました。
 代表的なものをご紹介いたします。

キーワード:
・Compressed knits (圧縮されたニット)








・Asphalt texture (アスファルトのようなテクスチュア)








・Graphic puzzles (グラフィカルなパズル)








・Geometric imbrications (幾何学的なうろこ柄)








・Imprinted darks (印刷されて押しつぶされたような暗さ)








・Majestic spontaneity (堂々とした自発性)








・Hollowed diagonals (くぼんだ綾)








・Mismatched (ミスマッチな)








・Merged needlepunchings (交差したニードルパンチ)








・Rubbery handle (ゴムのような手持ち感)





                 
                 (写真撮影 北川美智子)
 2017/10/25 21:42  この記事のURL  / 

2017・FASHION WEEK Matohu(まとう)
 PVの報告の途中ですが、東京ではファッションウィークがスタートしました。
 昨今のコレクションでは素材も多種多様、テーストもコレクションのイメージを彷彿とさせる高価なものだけではなく、日常の中のこだわりであったり、スポーツ意識の高いものやストリートカジュアルに対応したものまでと幅が大きく広がりました。
 PVをはじめ素材展では手の込んだ豪華なものやハイテク素材、日本の伝統を活かしたものが沢山見られます。
 現市場ではこれらの高級素材が存分に使われるケースが減少する傾向にありますが、これは求められる価格と価値のバランスがうまく取れていなかったり、異なるステージにあったりすることが原因の一つです。
 求められる素材価格が低くなっていることも否めません。
 このバランスが取れているときに高くても価値のあるものとして受け入れられることになります。

 matohu(まとう)にその絶妙なバランスを見ることができます。
 matohu(デザイナーは堀畑裕之、関口真希子)の今シーズンのテーマは「かざり」。
 日本の侘び・さび、優雅さ、伝統工芸、古来からのモチーフなどを好んで使い表現する同ブランドには新しい試みのテーマですが、江戸切子を象徴した天井の高いキリコラウンジでランウエイショウが開催され、飾りのイメージそのままのような帽子(オードモードヒラタとのコラボレーション)、豊かな色のモチーフをあしらった靴、金箔銀箔をあしらったバッグ(伝統工芸士とのコラボレーション)、堂々としたアクリルアクセサリー(ミスティックホームズとのコラボレーション)など今までにない新しい表現が加わりました。
 とりわけテキスタイルは西陣の織物、八王子のジャカードなど徹底した国産を使い、国内で生産し、常に日本人としての誇りを感じさせてくれる服作りに、会場では惜しみない拍手が送られていました。















 2017/10/17 18:51  この記事のURL  / 

Premiere Vision 2018-19 A/W 2 カラー
 今シーズンは全21色、タイプが異なる色を使って創造的で陽気な冒険をしよう、と5つのグループで提案されました。
 それぞれのグループは明快な直線のように走り、交差し、溌剌と会話します。
 実カラーとは少し異なりますが、会場でのプレゼンテーションとともにイメージしてください。









1〜7  傍若無人に騒動を引き起こす、陽気で色素がたっぷり詰まったような濃色。











8〜11  マットな又は毒々しいくらいの光沢をもつ謎めいたダークカラー。深遠なカラー。











12〜15 水銀のような光沢を鈍らせたスモーキーカラー。











16〜18  やや甘ったるいくらいのペールカラー。ペーストのようにねっとりとしたニュートラルカラー。











19〜22  既成の権利を認めない現代性を表す色。リッチでニュアンスに富んだ半濃淡。からかい半分に、ユーモラスに。エレガントに生意気に。たっぷりと使うべきカラー。











 会場の天井には白い大きな風船がぎっしりと浮かんでいましたが、時折大きな音をたてて爆発(?)して来場者を驚かせていました。
 2017/10/07 23:34  この記事のURL  / 

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名前:北川 美智子
Michiko Kitagawa

テキスタイルディレクター

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