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PremiereVision 2018−19 A/W展 1 全体を把握するフィルム
 2018−19秋冬に向けたPremiere Visionが9月19日から21日までの3日間パリ郊外のParc de Expositionで開催されました。
 ファブリックを中心に、デザイン(モチーフ)、ニット、アクセサリー、皮革とファー、生産などの一年先のトレンドが予測され、実際の商品が提案されます。
 今シーズン全体を覆うキーワードは「CLOUD OF FASHION」。
 クラウドは雲であり、ネット上のCLOUDでもあり、テクノロジーとファッションのかかわりを象徴する言葉です。
 ファブリックへの出展は801社にのぼりました。
 カラーと素材の発表の場でもあるFORUMでは二つの大きなくくりに分けられ、それぞれに現実的なキーワードによって素材の特徴を伝えています。
 全体のイメージのポイントをとらえ8つのテーマを付けたフィルムがFORUM の中心で上映されました。
 そのポイントをご紹介します。







・VELVET ATTRACTION (ベルベットアトラクション)
   繊細なタッチ  刺繍  凸凹感













・FARCICAL CLASSICS (茶番めいたクラシック)
   チェック  フィルムヤーン  宮廷音楽













・SENSITIVE LINES (繊細なライン)
   バクテリアのような  コード刺繍  滲んだ花  タータンチェック











・TACTILE TEXTURE (肌ざわりのよい、独特の触感のあるテクスチュア)
   穴あき  幾何  粒々  フリンジ  碁石 ひっかき











・SMOOTH ADDITION (スムースな加わり)
   ツィードと花  ジャカード  毛足のある素材にプリント  ニードルパンチ
   木の皮  棘  変化下地にさらにプリント 枯れ木  土











・MYSTERIOUS SHINE (ミステリアスな光沢)
   紫の色味  万華鏡を見るような  ツィード+光  ラメ













・ENHANCED DENSITY (強調された濃密さ)
   マニキュアをした指で感じる風合い  タッチを味わう  ビロード風
   暖かそうな毛羽たち  チェック  ストライプ











・COLOUR ENERGY (カラーエナジー)
   鮮やか  格子プラス  竹組み  二重にぼかした  玉虫 電球 格子や壁










 2017/09/29 01:51  この記事のURL  / 

2018年春物展示会
 このところ規模は小さいけれど素材を知りデザインとパターンの絶妙なバランスを持つ日本のブランドが出てきたことが気になります。
 基本を学び、技術を加えトレンドを盛り込むことが今の時代の求めるところでもあるからでしょうか。

 2018 S/Sの展示会から二つご紹介します。



「divka」ディウカ  http://www.divkanet.com
 デザイナー田中崇順(たかゆき)とモデリスト松本志行(もとゆき)のデュオによる divkaは、日本の素材を使い国内生産がモットー。
 様々なジャージー素材、細番手のウール、布帛、カットジャカードなどで作った身体に巻き付くようなボディラインにドレープ、切り替え、アシメトリー、ギャザーやフリルなどたっぷりの分量感を出しながらもほっそりと見せるカッティングが美しく、大人のエレガンスを感じさせてくれます。













「In Process」イン・プロセス   http://www.in−process.org/
 ロンドンのセントマーチン校で学んだ大原由梨佳とスティーヴンホールのデュオ。
 今シーズンのテーマは「Refind Tropical」洗練されたトロピカル。
 トロピカル、アマゾン、トライバルを様々な角度から表現したプリント、刺繍、ジャカードを中心にモード感を加えたスポーティタッチのスタイルが特徴。
 形状記憶のジャケット、立体感のある刺繍、柄と柄の組み合わせには抑えの無地が使われるなど、プリントが際立つ効果を見せています。













 両ブランドともに海外での活躍に加えて、今後の日本での展開を見守っていきたいものです。

※写真は展示会より。
 2017/09/25 00:35  この記事のURL  / 

新色は赤味を帯びた茶
 夏から秋の移行に茶が新鮮な一役を買っています。
 さりげない脇役を務めてくれる茶ですが、今シーズンはキャメルや少し赤味を帯びた茶がとても気になります。
 高級感溢れるウール素材からフェイクファーやコーデュロイなどのカジュアルな表現にまで幅広く使われています。
 ビロードやスェード調のパンツ、コットンのブルゾンなどオーセンティックにもポップにも素材によって変化しますが、どのアイテムに付けられていても新しい秋を感じさせてくれるような気がします。
 茶に隣り合う深い赤や緑も見逃せません。
 どこかほっこりした茶が引導して本格的な秋の展開が始まりました。



















 2017/09/14 23:39  この記事のURL  / 

こだわりのスポーツカジュアル
 秋を迎えた今シーズンの店頭展開のもう一つの特徴は、洗練されたスポーツウエアです。
 アスリートタイプからストリートやトラディショナルの要素を親しみやすくハードになりすぎず、新鮮な表情が注目されています。
 素材はナイロンやポリエステル、レザー、スエードタイプが多く特殊な加工が施された機能素材、キルティングやスタッドを使った装飾的なもの、メタリック、刺繍などが使われています。
 またデニムの存在感が強く改めてその奥の深さを感じます。
 モードの影響を少なからず受けた今秋のスポーツウエアは、カジュアルをワンランクアップして登場しています。







 2017/09/11 23:43  この記事のURL  / 

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名前:北川 美智子
Michiko Kitagawa

テキスタイルディレクター

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