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秋立ち上がり 2
 夏の華やかさの名残のある中で、前回お伝えしたように秋はしっとりとした大人っぽいエレガンスが気になりました。
 さらにモチーフに頼らない色の組み合わせは新鮮なカラーブロックを見るようです。
 色をつなげたり重ねたりする昔ながらの手法が新しい色使いとともに存在感を増しています。
 一方で根強い人気のボーダーやストライプも少しずつ形を変えて登場しました。
 軽やかな秋を思わせる変化ものストライプ、無地感覚の細いストライプやチェック、ブロッキングしたモダンな縞柄、刺繍を乗せたものなど、マリンボーダーや多色使いのストライプとは異なる縞柄のバリエーションです。

















 2017/07/31 02:24  この記事のURL  / 

無地の存在感
 カラフルでエネルギッシュな夏の後、吟味された色とプレーンな素材の無地ものが見られます。
 ごまかしの利かない無地のアイテムは縫製やカッティング、素材感がシルエットに反映されて秋立ち上がりのウィンドウの格調を高めています。
 コートやワンピースの他に、ブラウスとスカート、シャツとパンツ、羽織りものなど、無地や同色で織られたジャカード、同色のレース、フリルやピンタックなどのあしらいはシンプルな豪華さが際立ちます。
 カラーストーリーにマッチした先染めやプリントが組み込まれているのは勿論のことですが、伝統や上品な大人のエレガンスをうたうかのような知的な無地のこなしが気になりました。
 行きつ戻りつの初秋ですが、昨年とは少し異なるウィンドウはこだわりのあるベーシックの表情が感じられます。











 2017/07/27 00:24  この記事のURL  / 

2018-19 A/W Premiere Vision カラー予測
 来秋冬に向けてのPremiere Vision 展がパリのブロッサム展、NY展でスタートしました。
 9月に行われるパリPV展で発表されるカラーについてお伝えします。
 確認と詳細は同展を見てからのご報告となります。

 イメージやキーワードとして「CLOUD」がたびたび登場します。
 ダークで闇を思わせるカラー。
 地に足の着いた落ち着いた色。
 一筋の光のような色。
 力強い赤味とクールな寒色。
 ニュアンスのあるパワフルなカラーレンジはどこか人の手を感じさせるぬくもりのある22色です。




1〜7  赤から紫、グリーン、ブルー、黄と色味のしっかりしたグループ
      一つ一つがそれぞれの主張をしながらエネルギーを発散するかのよう。

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8〜11  4色のダークカラー

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12〜15  ニュアンスのある深みの4色

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16〜18  淡い影のような3色

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19〜22  パワフルな中にも品格のある茶とブルーの4色

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 2017/07/21 00:20  この記事のURL  / 

秋の気配 3
 年々暑さが強く感じられる7月の始めですが、秋の暦は確実に巡りつつあります。
 この時期夏物セールと秋ものがほぼ半分ずつの展開ですが、今シーズンは季節感の差はあまり感じられません。
 本格的な夏がこれからという点で、長袖や重ね着、羽織りなどに違和感を感じはしても、車中の冷房や日焼け防止、吸汗対策として新たな購買の動機が生まれているようです。
 セール商品と秋物新商品の混在に案外親しみを感じてしまいます。
 先述した華やかなラグジュアリー感あふれたラインと、シンプルでこだわりも感じさせるナチュラルラインの二つの主流に加えて、秋はイギリスをテーマにした配色やモチーフ、ミリタリー調、スポーツ要素を持つものが加わります。
 これらのほとんどがベーシックを大切にし、表面感や機能性に新たな表情が加わり秋への期待感を表しています。



セールのウィンドウ





























セールではありません










 2017/07/15 03:06  この記事のURL  / 

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名前:北川 美智子
Michiko Kitagawa

テキスタイルディレクター

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