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Premiere Vision 2018 S/S 4 The FORUM 2つのテーマ 2
「JOYFUL EFFERVESCENCE」陽気な気持ちの高まり

With Style スタイリッシュに
 都会的で多くの文化を理解し、現代のフォークロアの持っているエネルギーで表現されるスタイル。マスキュリンとフェミニンの交差。

With Spontaneity 思うがままに
 全体のボリュームを上げたり、織り組織の柄を拡大する。おおらかに広がる形状や陽気で刺激的なストーリートアートでカジュアルに活力を与える。



素材のくくり:
Street-side primitives シックとストリートの中間
 ツィードやジャカードに改めて注目。新しいエスニックとプリミティブの表現。

Deceptively hefty 見た目タフ、触ると柔らかい
 外見と手触りの差。空気をはらんだ構造。軽量。極太の糸、マクロな織り組織、凸凹ニットなどのゆったりとした動き。

Deliberate imperfection 意図的な不完全さ
 強調された欠陥、こだわりのある欠陥がデリケートな意匠や自由奔放な意匠を作り出す。

The shock of shine ショッキングな光沢
 合繊による濡れたような光沢とメタリック。艶のある防水素材。人工的光沢の滑らかな素材。ニスの輝き。

Pared-down exoticism 自然と一体になったエキゾチシズム
 自然の持つラグジュアリーが超高級なシルクやレースに上に表現される。グラフィカルで明快。人工的な鉢植えのジャングルのように。

Geometry in motion 幾何学的な動き
 視野の広まった幾何柄。アフリカやグラフィックアートからのインスピレーション。ストライプや三角形がコンテンポラリーアートを連想させる。






























































 2017/02/27 00:56  この記事のURL  / 

PremiereVision 2018 S/S 3 The FORUM 二つのテーマ その1
 6号館のThe FORUM & FILM では2018年春夏のファッションストーリーとして二つのテーマが提案されました。
 両テーマやカラーを通して強く感じられるのは「軽さと楽しさ」です。
 光沢や透明感、意味深長で謎めいてはいるけれどとても楽観的、といったような現代社会の不安を払拭するような楽しさを感じます。
 テーマは「CAPTIVATINGLY LIGHT」(心を奪われるような軽さ)、「JOYFUL EFFERVESCENCE」(陽気な気持ちの高まり)。
 それぞれのキーワードと代表的な素材をまとめました。


全体を通してのキーワード:
All in Fineness
 細やかさを極める。固さも窮屈さも無く作る。構造を軽くする。人工と天然を組み合わせる。

All in Motion
 自由な動き。重力を減らす。弾みをつける。半透明を追求。スポーツウエアの機能をさりげなく取り入れる。


「CAPTIVATINGLY LIGHT」
Diaphanous lightness
 軽量で半透明。色つきのフィルターの様な半透明のボイル。空気のように軽いアアウター素材。
Emptier and lighter
 隙間をもっと空けてより軽く。空気を通す隙間のある素材。 ゴース、チュール、メッシュ。
Synthetically vegetal
 合成された植物。現代的に手を加えられた天然繊維。独自の解釈、滑らかさ、光沢の合繊。
Dehydrated handles
 乾燥した手触り。薄く密に強撚になる天然素材は、紙に近いものまで。ドライ。
Ultra mobile
 ウルトラ級の可動性。ビスコース、キュプラ、リヨセルがシルクやコットン、ウールとミックスされ、滑らかさの性質を変える。すべすべ、コシあり、ひんやり、サラサラな素材。
Simplicity with surprises
 驚きを秘めたシンプルさ。判り易く簡素化された柄。2〜3色使い。カラーブロック。グラフィック。


細分化されたキーワードとともに素材をご確認ください。

























































 2017/02/26 01:57  この記事のURL  / 

Premiere Vision 2018 S/S 2 カラーとフィルム
 P/V Fabricのカラーは21色。
 7色ずつ三つのカラーグループに分けられます。

 一つ目は遊び心に溢れた暖色と寒色の混じり合い。
 証明が当たり、光りに溢れてはじけるように明るい色のグループ。

 二つ目はフィルターや曇りガラスを通して見たフレッシュカラー。
 柔らかさと眩さが結び付き、テクノロジーを感じさせる。

 三つ目はチョット謎めいたダークカラー。
 よりプリミティブでメンズタッチ。
 これらのカラーはマット、煌めき、メタルの光沢などと巧み異に組み合わされる。

 カラーはポリエステルにデジタルプリントで表現されています。


※クリックで拡大







 フィルムでは今シーズンの方向性が判り易く伝えられていました。
 キーワードと代表的なイメージは以下の通りです。


Beautify









Dehydrate







Troubler









Filter











Colour









Lighten









Empty









Energize









Transpose










 2017/02/24 01:36  この記事のURL  / 

2018 S/S Premiere Vision 1 第一印象
 2月7日から9日まで、パリ北部の見本市会場で行われた2018年春夏に向けてのPremiere Vision展について御報告いたします。
 まずは会場全体を見た第一印象は「楽しさに溢れた軽快感」です。
 今までの自然や優しさ、ノンシャランなどに加えてエネルギーや主張、迫力が感じられました。
 ポイントは以下の通りです。



○不思議な光り感
 反射、蛍光色、ホログラム、眩さ、儚さ、科学が作る光りの色など。









○ぼんやりと透けて見える
 曇りガラスを通して見る色。ぼやけた色。













○空気感
 空気を閉じ込めたような。膨らみを感じたり、高い透明感を持つ素材。











○スーパータッチ
 不思議ともいえる肌触りの良さ。皮膚感覚。人の手を感じさせる人工的素材。ぬめり感。シャリシャリ感。









○カラフル
 クラッシュ、意外性などの大胆な表現。自由自在なカラーブロック。多種多彩な花や植物の混ざり合い。









○大きな柄
 デジタル処理による迫力あふれる大きな柄。立体感。自然でいて人工的。









○加工、仕上げ、技 見たこともない表面感
 超軽い、薄い。自然そのもの、鉱物。幾重にも重なった立体感。











○機能性
 身を守るための保護機能を持たせるとともに、快適さ、見た目の美しさを求める機能へ。










 2017/02/19 01:00  この記事のURL  / 

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名前:北川 美智子
Michiko Kitagawa

テキスタイルディレクター

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