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Premiere Vision 2017-18 A/W 7 「TECH FOCUS」
 6号館で開催されたTECH FOCUSは機能性を更に高めサルトリアル(注文服の様な)のイメージを伺わせる機能素材を一堂に集めたフォーラムです。
 素材のくくりはスポーツウエア、アウトドア、ビーチウエア、フィットネス、ワークウエアで行われました。
 ポイントは次の通りです。

・パワーストレッチニット
・二層、又は三層構造
・迷彩柄
・反射素材
・防水性
・フリースをボンディング
・ハイブリッドされたウール
・UVカット
・肌に直に着られるウール
・two wayストレッチ
・膨らみ感のあるダウン(人気再来か?)
・皮革風の外見
・光沢のあるサテン風素材
・メタル光沢

 明るくヴィヴィッドな色、軽く強さを感じる保護素材、ニットから織物まで、つるんとしたものからパフの様な表面感、さまざまなストレッチなど、一層充実した提案となっています。
 確信的な技術の変化があると同時にモード感が盛り込まれるようになり地に足の付いたテクニカル素材として親しみやすさが感じられました。
 スポーツやアウトドア、ワークウエア(ミリタリー)などがファンション要素を持ち日常の生活に欠かせないものになった証といえます。



















































 2016/10/29 20:06  この記事のURL  / 

Premiere Vision 2017-18 A/W 6 WATARU TOMINAGAのインスタレーション
 6号館の正面ではPV アワードの審査員も務めた富永航(わたる)氏のクリエーションが展示されていました。
 明快な色使いやベーシックなデザインを自在に組み合わせ、どこか懐かしいパワフルで楽しいコレクションです。
 インタビューの内容を簡単にまとめました。


富永航(とみながわたる)
 1988年熊本生まれ。武蔵野美術大学を卒業し、2011年より英国に滞在。
 セントマーチン校で学ぶ。
 紳士、婦人のテキスタイルの違いに興味を持ち、特にコットン、ポリエステルのシャツ素材に魅力を感じて服のデザインを考えるようになった。
 布にこだわりデザインディテールはごく自然に、コントラストと調和、色感を大切に、がモットー。
 今年11月にフランスに移る予定。
 2016年のHyeres Modes Festival(イエールモードフェスティバル)でグランプリ。
 同フェスティバルは南フランスのイエールで毎年行われ、30年以上続く写真とモードのコンテスト、PVもスポンサーを務めている。
 今年の優勝者が富永氏であることから会場でのプレゼンテーションが行われる運びとなった。




 民族衣装や祭りの要素も感じられる楽しくエネルギッシュな作品をご覧ください。



















 2016/10/24 23:15  この記事のURL  / 

Premiere Vision 2017-18 A/W 5 スタイリング
 The FORUM 5号館ではフォーカススタイルとして全てのマーケットに共通するスタイルポイントが提案されました。
 素材、色、スタイリングとそれぞれの関連性が模索されることになります。
 今シーズンはスタイリングと素材に見合った付属も発表されました。


Exaggerated Proportions 強調されるプロポーション
・シルエットの中の一つのアイテムにボリュームをつける。
・スカートの分量感を増したり厚みをつける。
・ボトムに装飾を施す。
・ジャケットは肩幅を強調する。
・ボリューム感のあるトップス。
・ユーモラスなまでの膨らみ具合。



































LongLean Layers 細身の重ね
・様々な長さを混ぜてほっそりと。
・ドレスやコートの丈のシャツ。
・パンツの上にドレス。ロングにロングの重ね。











Ultra Simple Outer Layers 超シンプルなアウターのレイヤード
・レインケープにインスパイアされたワンピース型のレイヤー。
・裏なし、ザックリカット。
・いつもスポーティでシティ感覚を失わないシックでテクニカルなアウター。



















Eyes on the Waist ウエストマーク
・高めのウエストに注目。コートとドレスの中間。
・メンズパンツはテイパード、ハイウエストでストレッチ。
・セイラーパンツのようなワイドで構築的なパンツ。
・ベルト付きのドレスコート。
・見た目にはファンタジックなウォームアップドレスやライトコート。























 2016/10/15 00:32  この記事のURL  / 

Premiere Vision 2017-18 A/W 4
DESiGNS
 プリントや刺繍などのモチーフを一堂に集めたDESiGNS(旧INDIGO)は5号館で開催されました。
 大テーマは great escape 1718 。










 六つのテーマとそのイメージをご紹介します。


seeing the big picture (大きな絵(写真)を見るかのように)







                




escaping into extravagance (途方もなく大きな世界へ)







              




reinventing delicacy (デリカシーについて再び考える)









               




blurred readings (曖昧な読み)








              



being in the clouds (雲の中に身を置く)










               



painting one’s own realities (自分の存在を描いてみる)













             
 これをつなぐキーワード 
・extravagant 途方もない
・megalomaniac 誇大妄想
・coloured 色の付いた
・ironic 皮肉
・blurred 曖昧
・impetuous 衝動的
・expressive 表情豊かな
・historical 歴史的な
・imaginary 想像力
・delicate デリケート
・playful 活動的             (※訳は参考例です)



 プリントはThe FORUMでも数多く見られ、DESiGNSとの関連を伺わせます。
 デジタル技法によってプリントの世界が大きく広がり興味深い展開を見せています。
 写真は両フォーラムで見られた各モチーフをテーマに沿って選択しました。
 2016/10/08 23:52  この記事のURL  / 

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名前:北川 美智子
Michiko Kitagawa

テキスタイルディレクター

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