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Premiere Vision ’17 S/S に見る日本の技 2 京都レザー
 革が様々な場面で注目されています。
 素材が洋服以外にも多方面で重要な役割を持っているのは言うまでもありませんが、どの分野でも洋服と同様にファッション性が求められたり、より高度なテクニックが施され機能性も含め存在感を増しています。
 日本国内で生産された革と京都の伝統工芸が手を結んだ「京都レザープロジェクト」が立ち上がりました。
 染料を定着させる新技術や革の収縮を防ぐために熱耐性の高い革の研究、染色に適した色糊の開発などを行い、美しい色合いのレザー素材を作り上げました。
 友禅や西陣織の工房との共同開発は日本の伝統工芸の技を余すことなく発揮し、布への表現にも匹敵する鮮やかで動きのある柄は世界の市場でも戦えると夢を膨らませています。
 金や銀のひき箔はジバンシーの財布に使われたり、ラグジュアリーブランドからの問い合わせもあり、今回のPremiere Vision Leatherへの参加をきっかけに日本の伝統工芸が新しい一歩を踏み出しました。

URL http://www.kyotoleather.com



 2016/04/30 00:09  この記事のURL  / 

2017S/S Premiere Vision に見る日本の技 革素材
 6号館の一角に設けられた Maison d’exceptions では新しい試みや技術を紹介する特別な展示が行われていました。
 この数シーズンPVに於いても革に注目が寄せられていますが、日本からも素晴らしい技術の紹介がありました。

 その一つ、新規出展の「YUKIZNA」(ゆきずな)はファスナーの技術から生まれたもので、緻密に組み立てられたパッチワークの様な革細工です。
 日本国内でなめした革を使い、染めてから6,10,12,24ミリの大きさの型にカットして、縫うのではなく、はめ込み繋げて行きます。
 できたものはパズル模様の様なシートになりインテリアをはじめ革小物に使われます。
「ゆきずな」は「結絆」から発展した名称で、絆の様に強く結ばれる事を願って付けられました。
 革の種類は問いませんが、完全なる手作りで高価であることから、今はラグジュアリーを目指し開発を進めています。
 配色の美しさ、独特の膨らみ感と縫い目のない優しさ、革の種類によってはしなやかさも感じさせる不思議な魅力があります。

 詳しくはホームページhttp://yukizna.jpをご覧ください。
















 2016/04/25 21:03  この記事のURL  / 

ランジェリー効果
 この春欧米のランジェリーブランドが日本の市場にも華やかに攻撃をかけています。
 ランジェリーはアウターウエアにも大きな影響力を持つようになりましたが、今シーズンはコレクションやラグジュアリーブランドでも目立つ存在になってきました。
 フェミニンで優しい表情を見せているものや、ランジェリーが下着の域を脱し、まるでアウターウエアのようなものまでその領域を広げました。
 レースをはじめ薄く柔らかな素材、透ける素材、ファンタジックな色と柄、光沢、ストレッチ性、細く長いシルエットなど、共通するポイントが沢山挙げられます。
 春夏シーズンにふさわしく肌を露出する着こなしから重ねたり包みこんだりするものまで、アウター化するランジェリーとインナー化するアウターの変化が楽しめそうです。






 2016/04/21 22:11  この記事のURL  / 

柄のミックス
 今夏はヨーロッパの店頭、秋冬に向けたコレクションライン、そして東京のウィンドウに人目を引き付けるコラージュされたような色や柄のミックスが見られます。
 大胆で力強く、型破りとも思えるような多色、多柄。
 民族調、大きな幾何柄、ストライプとの組み合わせ。
 厚手や薄手素材、リボンやテープ使いなどガーメントの存在感を高めています。
 今シーズンは夏のリゾートとして軽く薄い素材にプリントを施し、重ねやパッチワークでコラージュ効果を狙うことが期待されています。
 続いて秋冬にはウール素材、光る素材、ベルベットや起毛、スタッズや革が使われ、クラシックをディープに、スポーツをポップで華やかに、エスニカルに、ファンタジックに展開されそうです。
 初夏のウィンドウには様々な素材やモチーフを使ったコラージュの様なアイテムが登場して私達の目を楽しませてくれています。



 写真はMBFWファッションウィーク東京より

JOTARO SAITO (デザイナー:斉藤上太郎)



IN-PROCESS (デザイナー:大原由梨佳・スティーブンホール)




 ロンドン・パリ・東京市場より






 2016/04/16 20:35  この記事のURL  / 

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名前:北川 美智子
Michiko Kitagawa

テキスタイルディレクター

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