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Premiere Vision 2016 S/S 8 ベストカラー
 P/V Fabricsのレディスとカジュアルウエアの分野で好評だった素材のポイントと人気カラーをお伝えします。










 ストライプ、花柄、透け感、光沢などにふんだんに使われるベストカラーは他の色を含む組み合わせによって個性豊かな表現を生み出します。
 どのグループにも共通して白と紺が入り、全体に清々しさや爽やかさが感じられますが、同時にオレンジやグリーン、グレー味やピンクブルーなどで華やかさや躍動感も表します。
 ダークな色がグラデーションにもコントラストにも用いられて少し怪しげな神秘性を伺わせています。
 白が重要な役割を担いそうです。

 更なる情報はwww.premierevision.comをご覧ください。
 2015/03/28 00:00  この記事のURL  / 

Premiere Vision 2016S/S 7 シャツ素材
 Hall5ではシャツを中心としトップス一般、軽衣料向けの素材が提案されました。
 シーズン柄色柄を含め多彩な素材が集まりました。
 前シーズンとの違いはジャージー、表面効果、モチーフのバリエーションが増加したことです。
 ブラウスやシャツは従来のトップスのジャンルを超え、チュニックやドレスの域にまで広がりました。
 一方で機能性を活かしたアンダーウエア、Tシャツ、ポロシャツなどスポーツに対応したものもあり、このシーズンの重要アイテムになることを伺わせています。






○線画調のモチーフ(ペンや色鉛筆で描いたような柄、幾何、連続柄など)
・明快な主張のある柄―――カラーブロック、3~4色使いの果物や花、マンが風の太い枠付き、幾何、切り絵風など)
・様々な花―――子供が描いたような花、凝った植物柄、一筆書き風、敷き詰められたような花、刺繍やレースにも花のモチーフ




















○Tシャツ・スエットシャツ・ポロシャツ
・半透明―――薄くて軽いTシャツ用のリネンやコットンジャージー、穴飾り、パンチング加工、メッシュ、透明と不透明が連続したストライプ
・薄手コンパクト素材―――クリーンなコットン、シルケット加工、コンパクトなニット、細畝、太いピケ、繊細でグラフィカルなジャカード、薄手のメルトン
・心地よい植物繊維―――100%またはミックスのコットンやラミー、極薄のジャージー、柔らかなコットンニット、プリミティブなジャカード、厚手で柔らかなメルトンやテリークロス
・官能的な手持ち感―――キュプラやモダールの伸縮性、ミラノリブのずっしりとした滑らかさ、クレープのドライで爽やかな触感、スポーツウエアの様な強いストレッチ素材


















○流れるようなラインのブラウスとドレス
・羽のような軽さ―――薄手クレープ。鮮やかなカラーのボイル、シースルー、マット&ブライトのストライプ、かすかなデコボコ、動きのある表面感
・見た目に分かる表面効果―――わずかに目に見える粒つぶ感、砂粒が付いたようなクレープ、スポンジーで泡のような柔らかな表面、エラスタンや強撚糸使いが更なるストレッチ性を感じさせる。


















○シャツ
・ベジタルタッチ―――ラスティックなマイクロドビー、エンドオンエンド、リネンボイル、シャンブレー、長いスラブ糸使い、シックにもカジュアルにも
・隠れたようなファンタジー性―――何かな?と思わせるようなカットヤーン使いやジャカード、小さな水玉柄とストライプ、両面使い、具象柄、鉛筆画風、小さなモチーフのプリント
・デリシャスな(甘美な)マルチカラー―――陽気なチェックやギンガム、マドラスチェック、カラフルタータン
・インディゴの花盛り―――プリント、プリントを消したような効果、オーバーダイ、ウォッシュ















撮影:北川美智子
 2015/03/25 21:52  この記事のURL  / 

PremiereVision 2016 S/S 6 プリント 「Premiere Vision DESiGNG」
「INDIGO」で親しまれてきたプリント展は今回から「Premiere Vision DESiGNS」に変わりました。
 かつては春夏といえば多彩なプリントが一挙に花開く感じでこのシーズンに集中しましたが、最近は年間を通してプリントやモチーフの扱いが重要になってきています。
 抽象、具象、自然、幾何、クラシック、モダン、世界の各地域などなどとテーマやジャンルも幅広くなりました。
 更にその技術も革新的に進み、デジタルプリント、3Dというように異分野へと広がりました。
 でも消費者が求めるものは実際のプリント柄や色合いであり、技術の結果、そして洋服になった時の最終的な出来栄えであることを忘れてはならないというところでしょうか・・?

 全体をくくるイメージテーマは「ビタミンカクテル」。
 様々なアイディアやクリエーションを巧みに組み合わせ、グルメカラーと呼ばれる甘く美味しそうな色使い、まるで香りが漂ってくるような繊細なライン、ナイーブなアート、ポップで楽しいライン、影(陰)や反射を大切にするなどなど、まさにデリシャスな味わいが楽しめるような表現です。








 テーマは6つ。


・Liqueur pop (リキュールの様なポップ調)



・Incongruous Infusions (不調和なかけあわせ)



・Playful Bouillon (プレフルブイヨン)



・Milky Lemonade (ミルキーレモネード)



・Thirsty Potion (喉が渇いた時の一服)



・Ultra-Vitamin Juice (ウルトラビタミンジュース)

 モチーフの中にはPV Fabricsのフォーラムで見られるもの沢山含まれています。

 2015/03/18 22:08  この記事のURL  / 

Premiere Vision 2016 S/S 5
テクノロジー素材 Tech Focus
 機能性の浸透、進化とともに今まで特別だった機能素材が極普通に身の回りで目にするようになりました。
 日本のテキスタイルで最も注目されている加工技術がたくさんの機能素材を生み出しています。
 P/Vのフォーラムでも様々な記号やマークが紹介され、用途に沿った開発素材が登場しました。

TECH FOCUS  Hall 6
 スポーツウエア、アウトドアウエア、ビーチウエア、アクティブスポーツウエア、ワークウエアなどに向けた素材をフォーカスしたフォーラム。
 確信的でパフォーマンスに優れた素材、エコをファッションにつなげるための素材などがまとめられました。
 大きなくくりは次の通りです。





・シックなアウター
 ストレッチ性を強化。パリパリした触感のジャケット向け。
 伸縮性抜群のコンパクト素材。着心地の良さ。
 ダブルフェイスのニット。
 三層のニット。
 ニットは柔らかな丸みがポイント。
 シャツやトップスでは抗UV, 抗菌、速乾、見た目のファッション性のあるもの。
 織り組織の変化。洗練された先染め。











・カジュアル
 防水、防風効果の高いコーティング。
 コットンリネン、ラミーがアウトドアの世界へ。
 天然繊維に近くなるナイロンや合繊各種。
 ビンテージ加工。
 微妙なシワ加工のコットンのレインコート素材など。











・軽さ(アクティブスポーツウエア)
 トレーシングペーパーや羽のような重ねられる軽い素材。
 目に見えないほどの薄いボイル。
 これらにも防水、防風加工が。
 シャツ素材にも透湿、防水を施した極薄素材。
 ネットやメッシュも防水を利かせてコートに。

















・雨の日が楽しくなるレインコート用素材。
 毎日着られる楽しいレインコートにプリントの撥水素材が不可欠。
 ハレーション効果、ぼんやりした光沢、滲んだ水玉、真珠の光沢。
 網目、文字、線画。 被膜の様な柔らかな素材。
 内側にも楽しい装飾効果を。













・エコ
 環境に優しくシルエットにも対応できる素材。
 シックなシティウエア、高い保護機能を持つスポーツやアウトドア素材。
 洗練されたリネン、デニムに洗い加工やリラックス感を持たせる。
 バイオウォッシュの導入も積極的に。













撮影:北川美智子
 2015/03/08 20:56  この記事のURL  / 

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名前:北川 美智子
Michiko Kitagawa

テキスタイルディレクター

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