« 前へ | Main | 次へ »
2015年春夏PremiereVisionカラー
 今シーズンは新しいバラエティに富んだ22色が選ばれました。
 大きく三つのグループに分かれます。

 静かさや落ち着きはことごとく排除され、愉快な反逆者たちの思いでいっぱい。

 ミュートなコントラスト、濃密で押さえられたトーン、挑発的で生き生きとしたソフトカラー、ヴェールがかかったような色、灰味、強烈、マット、フレッシュなどなど。
 光、影、パーリーペールなどのオフバランス(バランスを外したような)の表現。

 シンプルで無秩序、皮肉、大胆なハーモニーが新しいトーンを生み出す。
 大げさな叫び声をあげる必要はないのだが・・・

 全体に明るくポップな感じがします。
 提案されたカラーピッチから近似色を布や糸で拾いました。
 事前情報の参考にしてください。


※クリックで拡大
 2014/01/26 20:28  この記事のURL  / 

春らしさの演出
 新春のウィンドウはいつものことながらセールと立ち上がりの商品が同居します。
 つい最近まで両社ははっきりと区別がつくものでしたが、今年は非常に似かよりSaleの文字を見るまでは分からないことがあります。
 シーズンをまたぐときはトレンドや季節のイメージが実際の気温や気候と異なり購買意欲を損なうような場合は、見た目でイメージを膨らませ、実際は気温に対応するというのが通常ですが、今年は例年通りの春のパステルの一方でダークカラーや黒が目立ちました。
 換言すれば「いかにも春」というより思いを含んだそれぞれのカラーが見られるというべきでしょう。
 春ものとしての黒はきちんと上品なクラシック調、刺繍やビジュー、スパンコールを施し華やかなもの、透ける素材などが中心です。
 松飾りが取れたころセールたけなわとなり、店内は客で込み合っている店も多く好調な売り上げを感じますが、春物プロパーもセール商品と並び手にする人が意外に多くいました。
 価値と価格が消費者にきちんと伝わっている証拠かもしれません。
 境目のないセールとプロパーのウィンドウをご覧ください。



SALE












NEW












 2014/01/20 23:52  この記事のURL  / 

成人の日
 昨年より華やかさを感じる成人式の様子は気のせいでしょうか。
 たっぷりとした袖をゆらゆらさせながら数人のグループが街を歩く姿は圧巻です。
 貨し衣装代は○十万円とか。
 帯結びも少しずつ個性が加わり見ていて楽しいものがあります。
 驚いたことは申し合わせたかのように白いふわふわのフェイクファーらしショールをまとっている人が実に多いということです。
 着ものの世界でもそれぞれの部分で約束事があり、それを基に少し変化させオリジナルの新しい着こなしを生み出すというのが現代のキモノスタイルでしょうか。
 気品あふれるものから年齢にふさわしくないかもしれない粋な着方やラフに崩した着方もあります。
 彼女たちにとって絹と合繊の差はどんなところにあるのでしょうか。
 染めや刺繍、柄の種類なども含めて和服の素材がとても気になるところです。
「さとり世代」といわれる彼らの洋服に対する考え方は日常であり、キモノは非日常であるとみるべきかもしれません。
 いずれにしても合繊の活躍には目を見張ります。



 2014/01/16 00:53  この記事のURL  / 

ウールと合繊のミスマッチ
 あけましておめでとうございます。
 新しい年は少し心配な世情でもあり手放しでは喜べないものがありますが、三が日の東京は穏やかな天候に恵まれゆったりとした空気感があったように思います。
 二日からセールに入った店も多く、都心のビッグブランドの並ぶ通りは人々のそぞろ歩きの姿で混み合っていました。
 新春のウィンドウはクリスマスとあまり変わらない華やかなところもありましたが例年に比べると落ち着いた上質感のあるきちんとした服、ベーシックで格調の高いもの、シックな大人の装いが増えたような気がします。
 これらの素材にはウールやウールライクなものが中心となっています。
 一方カジュアルやスポーツウエアの表現として、昨年にはあまり見られなかった素材の一つに織物の組織をデジタルプリント化した合繊のダウンジャケットがあります。
 同時に梳毛(または梳毛/紡毛)使いの中綿やダウンパックを入れた防寒ジャケットやベストなども合繊に代わってキルティングジャケットの仲間入りをしました。
 ウールの柄(先染めのチェックを始め、ツィードヘリンボーン、ハウンドトゥースなど)はその表情を合繊の舞台に登場させ活躍の場を広げそうです。





 2014/01/08 01:13  この記事のURL  / 

« 前へ | Main | 次へ »
名前:北川 美智子
Michiko Kitagawa

テキスタイルディレクター

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリアーカイブ