« 前へ | Main | 次へ »
PV 2 グランプリに輝いた梶原加奈子さんの素材


 2014-15 A/Wに向けたPV展アワードで小松精連が出展したモナリザプリントの加工素材がグランプリを受賞しました。
 クリエーターとして参加した梶原加奈子氏を中心とした同社の開発チームの勝利です。
 約1,5cmの低反発のウレタンを中にポリエステルにデジタルプリントを施したサンドイッチ(三層)素材です。
 表にチェック、裏にツィードの柄はとてもリアルで、触ると低反発独特のゆっくりと形の付いたへこみから回復するような反動に癒される気分がします。
 デジタルプリントの素晴らしさに加えてどこか楽しく意外性があり、この素材を使ってどんなコートやジャケットができるかなと想像をかきたててくれます。








 その他の入賞は次の通りです。




・イノベーション賞  Inseta(イタリア)







・ハンドル賞  LuigiColombo(イタリア)







・イマジネーション賞  H.O.H.(オーストリア)






※写真は公式サイトより
 2013/09/29 00:26  この記事のURL  / 

PremiereVision 2014-15秋冬展 1


 2014-15A/WPV Plurielが9月17〜19日パリ・ノールのパルク・ド・エクスポジションで行われました。
 本部の発表では出展は766社、日本からは32社になります。
 市場の変化に伴いプレゼンテーションや情報発信の方法に新しい試みがなされています。


 従来の「General Forum」は「Le Forum:インスピレーションスペース」となり、大きく三つのくくりで素材、シーズンカラーとハーモニー、そしてリソースとなるイメージをまとめたムービーが流されました。





 3回目となる「Knit Solution」は「Knitwear Focus」を核として横編みの集大成と技術やデザインを一堂に集め、更に大きくなっています。





 ジャケット、コート、パンツ、テイラードアイテムをまとめた「Outer & Over Forum」は、ウール、コットン、合繊のジャケット、スーツ、パンツ、ジーンズ、コート、パーカー、ブルゾンなどに向けた素材提案。





「Tops & Shirts Forum」では軽衣料として柄物ニットや布帛のシャツ、シャツブラウス、ブラウス、トップス、チュニックとドレスなどの製品を想定した素材が集められました。





 専門フォーラムとして「Evening Focus」と「Tec Focus」が設けられました。

 前回までの「Seduction」にあたるEvening Focus はラグジュアリーマーケットや正装のためのシルク、レース、刺繍、リボンなどを中心にラグアリーな素材がまとめられていました。





 革新的な技術や機能性を追求した「Tec Focus」はスポーツ、アウトドア、アクティヴウエア、スイムウエア、ワークウエアなどのために提案された注目素材が集まりました。





 更に「Style Focus Forum」では来シーズンに向けたシルエットやカラーによるスタイリングとそれらに適した素材が提案されました。





 キーワードは「inspirational」「functional」「closer to the market」(強い印象力を持ち、機能的でマーケットにより近付けること)。
 今シーズンは素材を取り囲む市場やアパレルと正面から取り組んだことが伝わるフォーラムが新設されました。

※写真は全て公式サイトより
 2013/09/25 23:30  この記事のURL  / 

秋新色
 今秋のウィンドウはいかにも秋!というような茶やベージュ、ワイン、グリーンなどの深みのある色より、黒や白を始めブルーや黄などを組み合わせたモダンな色使いが目立ちます。
 中でも新しいところでは赤茶、コパー(銅)のような茶にオレンジやピンクを混ぜたような色、オレンジ味のある渋い赤、オレンジにベージュを混ぜたような色など、総じてオレンジがかった茶、または茶やベージュが混じったようなオレンジが利かし色としてプリントや無地使い、アクセサリーや小物にも使われています。
 昨年にはあまりなかった色使いの変化が新鮮です。
 秋色の第一印象をご覧ください。















 2013/09/09 00:23  この記事のURL  / 

秋立ち上がり7
 秋はやっぱりリッチでゴージャスな趣がほしい。
 カジュアルでカラフル、ポップなどで大いに楽しんだ夏ですが、残暑の中秋への切り替えが確実に行われています。
 年間を通して着こなしの上でも存在感の増したレース、エレガンスやラグジュアリーの気分を盛り込んだ刺繍、パッチワーク、歴史の重みを感じさせるようなジャカードなどがとても気になります。
 一見無地のように見えたり、シンプルで何気なかったりしますが、よく見るととても手が込んでいたり、着用するとより効果を表す光沢だったりします。
 色に統一感を持たせ数種類の素材を剥いだもの、実は透けているのにそれを感じさせない逆効果狙いなど、デザイナーによって素材が更に生かされているのを感じます。
 これらはラグジュアリーというよりもカジュアルの中でグレードアップされたり差別化されたものとみるべきでしょう。
 ファッションの幅が広がった美しい秋が来そうです。















 2013/09/01 22:07  この記事のURL  / 

« 前へ | Main | 次へ »
名前:北川 美智子
Michiko Kitagawa

テキスタイルディレクター

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリアーカイブ