« 前へ | Main | 次へ »
Premiere Vision 2014S/S 人気カラー
 2014S/Sのレディスファッションの方向性として「過剰にならず強い個性を主張する」、「女らしさの再定義」が示されました。
 このところ明るさや強さ、インパクトのある色が積極的に提案されてきましたが、今シーズンは微妙なニュアンスやエレガンスを見直す傾向がでています。
 カラーもビジュアルだけではなく素材の持つ特性や織りや加工の効果を受けて思わず触れてみたくなるような気分にさせてくれる提案になりました。
 表面の起伏による色の微妙な変化、透明感、重なることによるミックス感など新しい展開が期待されます。
 PV本部が発表した人気カラーは次の通りです。



 2013/03/23 23:35  この記事のURL  / 

ファッションウィーク東京 13−14AWコレクション
YUKI TORII
 13年AW向けの東京コレクションが始ります。
 3月15日YUKI TORIIのランウェイウェイのショーが行われました。
 日本女性のどこかかわいらしさを伴ったエレガンスが長い間多くのファンを引き付けている鳥居ユキのコレクションは、程よいカラーバランスと細やかな素材使いがポイントです。
 今シーズンは美しいカラーミックスのツィード、ゴールドやシルバーの光感を持ったシンプルな素材、黒地にビジューのような刺繍をつけたもの、キルティングとファー、ふくれジャカード、刺繍を施したニットなどの素材使いが中心です。
 インパクトがありながら華美ではない赤とブルー、ピンクオレンジと黒など大胆な単色使いも含めて心和む華やかさです。
 パリのギャラリーヴィヴィエンヌのショップの写真がステージの背景として映し出され、豪華さに花を添えました。
 まるでモデルがお店に出入りする客であるかのような演出も心憎いものがあります。
 顧客が喜びそうな素材使いが楽しいショーでした。
 一例をご紹介します。











 2013/03/17 22:18  この記事のURL  / 

PV報告5 カラー
 年々その背景、組み合わせ、使い方が変化しているカラーは、まさにその時代の空気を反映しているといえます。
 単色でインパクトが伝わる色がある一方で、複雑に重ねられたり、今までにはなかった組み合わせが抵抗なく使われているものを目にします。
 PVで発表された色は4グループ、22色。
 1から6まで(Hybrids ハイブリッド)は日焼けしたような茶を含む寒色系6色。
 7から10まで(Matter 出来事)は落ち着いたピンクとチャコールグレーのクラシックな4色。
 11から16まで(Projection プロジェクション)は明るく軽さのある華やぎのパステルカラー6色。
 17から22まで(Dizziness めまい)はブルーや赤、紫といった異質な色6色です。
 来年の春夏のために出されたカラー提案ですが、3月上旬の東京のマーケットでもすでに使われている店頭がありました。
 ほとんどが海外のビッグブランドに見られるプリントや切り替えによるものです。
 22色のPVカラーから拾ってみました。


























 思いがけない多色の組み合わせがある一方で、黒と白の明確な色で逆にハッとさせるメッセージを送るものもあります。
 複雑さと単純明快な表現が共存する春です。
 2013/03/10 22:06  この記事のURL  / 

PV報告 4 プリント
 一年を通して色やモチーフの表現にプリントは欠かせない存在になってきました。
 春夏ともなればその迫力に期待するところはますます大きいといえます。
 でも最近のプリント市場ではほとんど全てのモチーフが出尽くしたかに見えるほど変化が少なくなりました。
 今シーズンはより強く明確に持ち味を表現した方が勝ちかもしれません。
 PV展ではindiGO(インディゴ)がプリントビジネスの要となっていますがそこで発表されたテーマは次の六つです。

1 Primitive elations エスニックが最も今風なグラフィックを作り出す。




2 Funny stones 楽しい石の表情




3 Botanic euphoria 新しいパラダイスに咲く花や異次元のキメラ




4 Fantastical ordinary 日常の中に見るファンタスティック




5 Coloured modulation ぼかし ズレ




6 Hand-made digital まるで手作りの写真のようにのびのびしたデジタル



(Indigo influences 2014S/Sより)

 全体には身の回りにある生活観や自然にアートやデジタル感覚をたくみに組み合わせる傾向が強く見られます。
 アニマルやエスニック、祭り風景、花や昆虫、幾何などの定番が少しずつ姿を変え再登場する気配も感じられます。
 カラーは落ち着いた強い色合い、薄く幾重にも重なったような滲んだ色などがデジタルをイメージさせるモチーフ処理に使われています。

店頭で見るイメージ柄




 2013/03/03 23:26  この記事のURL  / 

« 前へ | Main | 次へ »
名前:北川 美智子
Michiko Kitagawa

テキスタイルディレクター

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリアーカイブ