« 前へ | Main | 次へ »
アディダス 09SS展 - 2
アディダスといえば三枚の葉っぱに三本のラインのトレフォイル。大きく、小さく、アディダスブルーとともにさまざまなアイテムに登場します。
スポーツウエアの素材はまず機能性が問われますが、今シーズンのアディダスは合繊のハイテク感覚に可愛さ、優雅さ、甘さを表現したデザインが見事な調和を見せています。
スポーツテーストはアスリートに向けたアディダス商品の根幹を成すスピリットです。これは個性の賞賛を意味していて表現されるテーマは「serebrate message」。
テクニカル素材を使うことによってパフォーマンスを高めますが、親しみやすさは失っていません。


 展示会案内状より

イタリアのディーゼル社とのコラボも3シーズン目を迎え、白くブリーチアウトしたもの、新たなデストロイドデニムの開発など、イタリアと度尾いつの感覚の結びつきとも言えるオリジナルです。
環境への取り組みも積極的に行われ、アディグルン(緑)ラインではリサイクルレザー、土に返るポリエステルやシューズ、オーガニック素材の使用、バンブー、麻など「アースフレンドリー」として高い意識を持っています。



スタンスミスの靴裏の水玉模様は配色されたモチーフとしてTシャツに展開、もうひとつのシンボルである王冠マークのついたヒップホップ系のウエアは機能とデザインが若いママたちのデイリーウエアとして人気です。
アメリカ西海岸のスケーターをイメージした「Coastal line」などこだわりと遊び心がスポーツというフィルターを通し心地よく伝わってきます。
 2008/11/25 23:18  この記事のURL  / 

アディダス 09SS展 - 1
アディダスのフットウエアが誕生して60年を記念した展示会がまもなく新宿にオープンするアディダスオリジナルショップで開催されました。
このところのスポーツウエアがヒストリーを誇り愛好者を増やし、ファッションの仲間入りをしているのは誰もが納得しているところです。
アディダスの創設者はアディ・ダスラー。スリーストライプは「勝利の三本線」といわれるほどアスリートたちにとって信望の厚いものです。
ストライプとトレフォイルをアイコンとするライフスタイル提案型のブランド「adidasOriginal」の60年の歴史を振り返りつつ、今後の大いなる発展を願って今回のテーマは「house Party」。
ブルーと白を基調にした室内のクローゼット覗き込むかのような会場の設定は、さわやかさとテニスプレー、ストリートウエアを中心にポロシャツ、トランクス、カバーアップ、パンツ、スニーカーがアーカイブも含めたさまざまの商品群となって登場しています。



パーティーらしく三角帽子、クラッカー、風船などアディダスブルーも華やかに演出され盛り上がりを見せています。
ここではやはりコットンが中心。裏毛や緻密な鹿の子編み、芽の詰んだんだ柔らかなスムースは懐かしさとともに豊かなデザインがスポーツの激しさを和らげてくれるようです。
 2008/11/25 23:11  この記事のURL  / 

毛皮登場!
久しぶりにファーのコートに新鮮味を感じました。
80年代にリッチでラグジュアリーな毛皮が日本でも大いなるポジションを占めていましたが、90年代にはエコロジーの後ろで影を潜めるかのような存在でした。
苦難ともいえる10年が過ぎ、ラグジュアリーブームや本物志向ということもあって襟やカフス、マフラー、ベスト、ジャケット更に帽子やバッグなどにふんだんに毛皮が使われるようになりました。





かつては財産価値を持つほどの高価でステイタスだったフルレングスの毛皮のコートは、温暖化の理由もあり着用の機会が減り保管保持のための意識も変わりました。
ラグジュアリー感いっぱいのFENDIのファーを使ったコートやジャケットは、ショート丈、軽快な着こなしやデザインなどこれまでにない表現で現代のステイタスを作っています。
毛皮の新しい時代がスタートしました。
フェンディバッグもアーカイブシリーズで、自然で優しい一枚革を使ったトートバッグが甦りました。
ラグジュアリーについて考えさせられるシーズンになりそうです。
 2008/11/17 10:47  この記事のURL  / 

09SS ラコステ展
ワニのマークでお馴染みのラコステはスポーツマインドを打ち出しながらも上質でエレガントなカジュアルウエアを充実させています。
プロのテニスプレーヤーとも言えるルネ・ラコステによってその哲学とともにスタートした「ラコステ」ブランドは、“ワニのように強くがんばるプレーヤー”と称されたことから、そのまま鰐をシンボルにし発展したことはよく知られています。
さらに布帛のシャツに代わって鹿の子編みのジャージーが開発され、新たに鰐のワンポイントマークをつけたポロシャツが生まれました。
ニットのポロシャツの元祖ともいうべきでしょう。

今シーズンのテーマは「南仏のサマーバカンス」

1) 2月の立ち上がりはクラブ感覚の「ハンプトン」。
そこで繰り広げられる優雅なマリンスタイルをイメージします。
白浜で着るビーチウエアやカバーアップ、さらにピーコートまで。
無地と縞柄のプリントを中心にコットンシフォンや麻などの素材使いで、スポーツと大人のエレガンスを巧みに取っています。



2) 次いでサンセットに戯れる人たちをイメージした「シエナ」。
黄、オレンジ、赤、茶と温かみのある夕陽の色をイメージしています。
グラデーションは移植やジャージーの柔らかさとの尾マッチングで大胆なカラー使いを楽しむ。
ボーダーやカラーブロックでワンピースからポロシャツまでの展開が新鮮です。



3) 今シーズンのヤング向けの新バージョンは、赤、白、今、グリーンの明快な色使いで表現するゴルフやテニス感覚。
定番のように見えるポロやジャケットも小さめの襟や細い前たてに二つボタンなどで新モッズスタイルを提案しています。
グラフィカルなモチーフと明るい色使いに少し大きめグリーンのワニ、クリーンで若々しく活動的なラインです。



クリストファー・ルメールによる南仏ファッションは、綿や麻、リヨセルなどの天然素材を中心とした爽やかさと拡張の高い華やかさが売りのようです。
 2008/11/09 22:41  この記事のURL  / 

« 前へ | Main | 次へ »
名前:北川 美智子
Michiko Kitagawa

テキスタイルディレクター

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリアーカイブ