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09-10AWプルミエールヴィジョン報告2
PVの情報発信ではカラーに大きな関心が寄せられます。
さまざまなカラー情報の中で日本の市場でもその予測がかなりの信憑性を持つことが多いからです。
今シーズンカラー提案を簡単にまとめます。

大きく3つのグループに分け23色を提案。
カラーを発電機ととらえカラフルな電圧、電流を誘発する。
鮮やかさ、柔らかさで彩度の高い光度を保ちながら、
ポジティヴなエネルギーを循環させる。

     

@エレクトリック ショック (上段)
 electric shocks
1,3,5,7,9/濃密なダークカラー
2,4,6,8/反逆的できしむようなブライトカラー
 両者は高いボルテージで対立、対照となる。

Aフランボヤン レゾナンス(燃えるような共鳴) (中段)
 flamboyant resonance
10,11,13,14/噴火山の色
12,15,16/官能的な白熱のカラー
両者は波打ち、爆発するようなハーモニーを奏でて交錯する。

Bサイレント アジテーション(静かな動き) (下段)
 silent agitations
17,20,23/温かく明るいニュートラル
18,19,21,22/うっとりとさせる甘美なカラー
両者はトーンオントーンとマルチカラーの間で曖昧な調和を生み出す。

バイヤーによる三日間の得票で決まる人気カラーは次のとおりです。

1位 カラーbT クリアーナイト(濃いブルー)
2位     2 モーブフュエル(紫)
3位    23 オイスター(ベージュがかったグレー)
4位    10 トクシックバイオレット(毒を含んだような紫)
5位     9 ルート(赤みを帯びたこげ茶)
6位     3 トリュフ(こげ茶)
7位    13 ビネガー(ワインレッド)

 2008/09/30 23:02  この記事のURL  / 

2009-10AW Premiere Vision
2008年9月23−26日パリ北部の国際見本市会場で行われた09−10秋冬向けプルミエール・ヴィジョンについてポイントをお伝えしていきます。



@ 全体感
ウールへの関心がより強く感じられるが、もっとも多いのはその複合。
ツィードを中心にベーシックなものからファンシーで毛足のあるものまで。
軽くふんわりした手持ち感。張りのあるウール感覚をエレガントに表したもの。
合繊は安定した存在感があると同時に天然素材とともに幅広い素材開発の成果が見られる。
テクニックを感じさせるものには圧倒的に合繊の力が発揮されている。
ジャージー素材は大きく布帛の一角を占める存在になった。
ファンシーに上品に、高級感を持つ素材としてカジュアルのグレードアップに欠かせない。
あっと驚く素材より感銘を与える素材にシフトした感がある。
イメージは裸電球。明るくパワフルにエネルギーを発信する。ポジティヴに楽しくがポイント。

Aキーワード
☆09/10秋冬のエスプリ
・観察する 把握する ひっくり返す 惹きつける
・冗談 遊び
・飽和状態にする
・跳ね返る
・目的は積極的な自信と大胆な創造力を回復すること
・怖気づくことなく実験的な取り組みに着手する
・引け目を感じることなくファンタジーを誇示する
・無謀な試みに感動する
・風変わりな特性を引き起こす
・規範を逸脱する
・ジャンルをミックスする
・美の境界線をずらす
・テクノロジーと環境意識を結びつける
・違いを際立たせる
・テキスタイルとカラーをエネルギー発生源ととらえる
・ファッション旋風のポジティブなテンションを強化する
・目的は未来へと邁進し楽観的に輝くこと
 2008/09/27 23:05  この記事のURL  / 

スワロフスキー「CRYSTAL loves LEATHER」
第17回09SS向けrooms展が9月9日〜11日まで東京代々木の国立代々木競技場第一体育館で行われました。会を重ねるごとに広がるバリエーションと充実した内容で来場者を楽しませ、熱心なバイヤーが増えていくような気がします。
今シーズンはスワロフスキーの出展がありました。題して「CRYSTAL loves LEATHER」。クリスタルのなお一層の輝きと洗練されたレザーの融合を目的としています。
従来のスムースレザーへの接着は剥がれやすいなどの難点がありましたが、二つの新たな技術の開発でこれをクリアしています。
一つは「Chanton Leather (シャントンレザー)テクニック」
レザーの上に“ダイアモンドトランスファー”をあらかじめ接着し、その上にクリスタライズする方法。
もう一つは「Flat Back Leather (フラットバックレザー)テクニック」
レザーにクリシオントランスファーを装着し更に刺繍(縫いつけ)を施した上にクリスタルを接着売る方法。
又ジーンズなどに使われるリベット釦の技術を応用したものもあります。

デザイナーピース

      CA4LA              Alta Classe               Loewe


      Christine Alexander


 インスピレーショナル

      Gaspard Yurkievich      Buddhistpunk              OWA

このイベントは昨年10月にパリ・プルミエールクラス(アクセサリーフェア)、次いでボローニャのリネアペレ展、アントワープのMOMU-Mode Museum展と廻り今回の東京展となりました。
作品は新しい発想によるアバンギャルドなラインと、09SSに向けたコマーシャルラインに分けられ展示されました。
 2008/09/14 22:23  この記事のURL  / 

イタリアの6人のニューデザイナー
JFW開催中の9月4日、イタリアが薦める6ブランドとそのデザイナーの紹介、更にファッションショーが開催されました。
6つのブランドはそれぞれの特徴がありながら各人共通していることは、イタリアの技術、素材の良さを生かした「made in Italy」にこだわったことです。
80年代日本の市場でファッションが大きく花咲いた頃、イタリアのビッグブランドやデザイナーはその中心でした。アルマーニ、ベルサーチ、フェレ、ヴァレンチノ、グッチ、フェラガモ、プラダなどのラグジュアリーブランドも一気にこの頃知名度を上げたといっても過言ではありません。
消費者にはイタリア製の質の良さ、フォルムの美しさなどが強く印象づけられました。あれから20年、ファッションビジネスの全ての面で進化発展と新たな問題が生じています。
その中で6人のデザイナーの今回の目的がイタリア製にこだわるところに感銘を受けました。素材作りやフォルム、手芸や工芸などイタリアの技術を代々伝えていく家内工業的ともいえるこの伝統的なモノつくりの技は今も強く脈々と受け継がれているようです。
                  (主催:イタリア貿易振興会)



6人のデザイナーとブランド
(更なる情報が必要な方はホームページをご覧下さい)
[a.V.E.ante vesperum edicta]
デザイナー:エレナビニャータ&ヴァレンティーナヴィツィオ
URL:www.combrandifoglia.it

[BeeQueen by Chicca Lualdi]
デザイナー:キッカルアルディ
URL:www.beequeen.it

[FEDERICO SANGALLI MILANO]
デザイナー:フェデリコサンガッリ ミラノ
URL:www.federicosangalli.it

[GILDA GIAMBRA]
デザイナー:ジルダジャンブラ
URL:www.gildagiambra.it

[LEITMOTIV]
デザイナー:ファビオ サッソ&ホアンカーロ
URL:www.double-faces.com

[SAN ANDRES MILANO]
デザイナー:アンドレス カパッレーロ
URL:www.sanandresmilano.com
 2008/09/07 22:06  この記事のURL  / 

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名前:北川 美智子
Michiko Kitagawa

テキスタイルディレクター

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