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エコロジーを感じさせる柄
エコもオーガニックもすっかり普及して・・・。エコバッグやトートーも幾つも持つようになった。など生活のなかでエコロジーは大きな座を占めるようになりました。
今更という声も聞こえてきます。でも実はまだほんの上辺しか理解できていないということを強く実感することも事実です。
テキスタイルでは90年代のテンセルやオーガニックコットン、植物性繊維、再生繊維などがさしづめエコロジカル繊維といえましょう。グリーン系、ベージュ系、アクアカラーもナチュラルを代表する色として同時に登場します。
ラグジュアリーや装飾性、ボヘミアンやスポーツの人気が高まっても消して消えることの無いのが自然や生命に関わるキーワードです。
エコロジー、有機的、再生、そして動植物などがこれに相当します。

そういえば、初秋の店頭では上質でエレガントな服や雑貨に動物柄が目立ちます。更にもう一枚が欲しくなるこの柄に、ナチュラルの奥の深さをあらためて感じませんか?



 2008/08/31 00:31  この記事のURL  / 

秋立ち上がりの素材に思うこと
9月の東コレを皮切りに世界の素材展、製品展、コレクションがスタートします。いわゆる業界の「シーズン突入」です。
バブル崩壊後の立ち直りは業界の再編を余儀なくし、夢中で次の発展を目指して戦ってきた最初の節目が2010年です。
素材作りも大きく変化しました。最も川上にあり、なかなか情報が入りにくかった産地の人たちにも色々な手段で消費者や小売の最前線の様子を知ることが出来るようになりました。そんな内情を少しでも知ると初秋の店頭で見る素材が昨年に比べて実にバラエティーに富んでいること、様々なデザインに対応していること、季節感を表すものと季節感を感じさせないものの両極端のものがあることを感じます。
夏から秋への端境期によく使われる「秋色夏素材」という便利な言葉は、素材の可能性(範囲)が広がった為に実感がなくなったような気がします。
合繊、天然素材を問わず新しい素材や素材感と、それを使いこなしているデザインやシルエット、コーディネーション、スタイリングなど、昨年より沢山の興味深い発見のある初秋の店頭です。



 2008/08/26 22:50  この記事のURL  / 

夏の続きのようなプリントのパワーを感じます。
例年の事とはいえ、今年も暑い夏の躍動感を表現するかのように様々なプリントのモチーフが店頭に出ました。
その延長とも受け止められますが、秋の立ち上がりにも引き続き新鮮なプリント柄が目につきます。

大きな幾何柄、
ぼかしたような色のグラデーションを楽しむもの、
かすりや民族調、
歴史の中に見るようなアラベスク柄、
動物柄、
葉っぱや花をデフォルメしたものなどなど。











先染めのチェックやストライプとは明確に異なる「柄」が雄弁に何かを語っているような気がします。
どこで作られたプリント素材なのかとても気になります。
 2008/08/17 23:27  この記事のURL  / 

ウールの顔が見え始めました
秋らしさはウール素材と秋色、というのがかつての市場の印象でした。
今は?といえば90年代の合繊の新しい役割も含め大きく様変わりをしています。
今秋も例外ではなく、素材はむしろ環境や気分にあわせたものという方が正しいかも知れません。
一年前のプルミエール・ヴィジョンではウールの仕掛けが目に付きました。
それはメンズライクやクラシック、英国などのテーマに繋がるものであり、立ち上がりの日本のウィンドウでは少量でしたが、8月に入ると少しずつ梳毛ウール、ツィード、ニットなどが正統派(英国調)のジャケット、ゴシック風の着こなし、新しい表現(デザイン)のあるコートなどに登場しています。

 

 

期待されているウールのダブルフェイス、ギャバディンやベネシャンなどのクラシックウールはこれから出てくるのでしょうか。
化合繊の広がりの中で、いかにも季節感のあるウールは(合繊との複合であるか否かは別にして)とても新鮮です。
 2008/08/10 23:14  この記事のURL  / 

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名前:北川 美智子
Michiko Kitagawa

テキスタイルディレクター

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