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matohuとウール
 このところ秋冬向けのコレクションではウールの存在がとても気になります。
 トレンドしてのウール、新しい加工が施されたウール、ウールらしくないウール、ウールの様な他の素材など。
 伝統的な役割を幾つも背負っているウールは、最近その殻を破り新しい表情を見せているからです。
 同時にここにきて気になるのは新しい時代のウール、ウールらしいウール、ウールのステイタスがどのように守られているかということです。
 Matofu(マトフ、デザイナーは堀畑裕之氏 関口真希子氏)では心打たれるウール素材のアイテムに出会いました。
 温かみ、和み、気品、美しさ、身体に沿ってできる柔らかな揺れ、華やかさを感じさせながらもシックで落ち着いた色合いなど。
 勿論これらには最新の技術が施され軽さやドレープ、適度なハリ感も備わっています。
 他の素材との自然なマッチングも見られました。
 テーマは「おぼろ」。
“日本の眼”シリーズの13回目として取り上げられました。
 ランウエイで扱われた素材はウールのみならず、会場に漂う霧の様な靄のような薄い煙の中で少しぼんやりと見えることが「おぼろ月夜」を思わせ、春と秋が交差するような表現に感じられました。
 写真は薄暗い靄の中からのため文字通り「おぼろ」になりました。




 詳しくはホームページをご覧ください。http://www.matohu.com/
 2016/03/30 19:52  この記事のURL  / 


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名前:北川 美智子
Michiko Kitagawa

テキスタイルディレクター

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