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2012年02月05日

素材が決め手

 2月に入り節分の豆まきが終わった頃、春を感じさせる気温の日がありました。
 それまでの冷たい風や乾いた空気、日本海の地方の豪雪のニュースなどに翻弄され、心身ともに寒さとの戦いの1月でした。
 そんな中で確実に春を感じさせてくれるウィンドウはまずパステルカラーと手の込んだ繊細なテキスタイルたちです。
 昨年の同じシーズンに比べて今年は素材へのこだわりを感じるものが目立ちます。
 このところ続いたクラシックやベーシックリッチな質感のよさが継続している中に、差別化や付加価値を持った刺繍やレース、ドビーやジャカード織り、ビジューに近いクリスタルやビーズ、金属などを施したものがあります。
 これらは素材の面白さを活かしてシンプルなデザインのドレスやジャケット、ボトムスが作られています。
 素材は恐らくデザイナーの思いを強く反映したオリジナルものでしょう。
 産地とのコラボレーションかもしれません。
 同時に存在するのが単純明快なプリントです。
 レトロ調であったり平面的であったり、複雑でないところが返って新鮮です。
 赤白紺のトリコロールはマリンを代表する色です。
 前シーズンはフリルやギャザー、ドレープといった流れるようなラインが目立ちましたが、春の立ち上がりはこだわりの素材と少しポップなシンプルで楽しさの伝わる色や柄の両極端の面白さがあります。
 日本の消費者はどちらに一票を投じるでしょうか。







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