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ドキュメンタリー映画「氷の花火 山口小夜子」
映画完成試写会

昨夜、世界のトップモデルとして活躍し、8年前にこの世を去った山口小夜子さんのドキュメンタリー映画「氷の花火 山口小夜子」の試写会が “スペースFS汐留” において行われた。生憎の雨にもかかわらず会場は満席だった。

公開決定チラシ(左) 松本監督メッセージとクラウドファンディングの案内(右)

試写会場にディスプレイされた小夜子マネキン

会場ホワイエに展示された資生堂の歴代の小夜子ポスター

監督の松本貴子さんの挨拶につづき試写会は始まった。大切に保管された小夜子さんの遺品を出身母校である杉野学園へ搬入する所からドラマは始まる。

杉野学園に運ばれた小夜子さんの膨大な遺品

膨大な遺品をひとつずつダンボールから紐解きながら、松本監督自らが小夜子さんとの想いを馳せながら、生前小夜子さんと交流があったさまざまな人たちのインタービューを挟み、ファッションのみならず、晩年は舞台やダンスパフォーマンス,前衛芸術と幅広いジャンルへと挑戦して行く彼女の姿が描かれている。ただファッション一筋で長年、彼女と携わってきた私には、後半の彼女の人生には多少抵抗を感じるものがあった。私個人としてはファッションのミューズとして常に居て欲しかったというのが本音である。


映画のインタービューで小夜子さんについて語る

そしてエンドロールのあと、47歳で再度パリコレのステージに帰り咲いた彼女を見て率直に嬉しく思ったのは私だけではないはずだ。
フィナーレのステージで熱演する彼女に “サヨコ〜!”の大きなかけ声は,彼女への真のエール以外の何ものでもない。

映画公開: 今秋10月 シアター・イメージフォーラムほか
制作・配給: コンパス 2015「氷の花火 山口小夜子」製作委員会
公式サイト: yamaguchisayoko.com

試写会後の大盛況だった懇親会 
 2015/07/04 15:28  この記事のURL  / 

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プロフィール


大石一男 (おおいしかずお)
KAZOU OHISHI


写真家・フォトジャーナリスト

長崎市生まれ。大学卒業後、テレビ番組の制作に8年間携わる。1979年に初めてパリコレクションを撮影。以降、ミラノやロンドン、ニューヨーク、東京、ソウルと世界のコレクションを長年に渡り撮り続ける。 東京ファションウィークには、第1回目からオフィシャルカメラとして参加。

2013年、第31回「毎日ファッション大賞」鯨岡阿美子賞受賞。著書に「カメラマンのパリコレクション」(読売新聞社)、おもな写真集に「Paris collection 1981〜2000」(新潮社)がある。

大石一男 オフィシャルサイト
http://www.kazouohishi.com/


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