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Contemporary Ballet - 新しいムーブメントの美しさ -
新国立劇場で、コンテンポラリーの3作品を堪能してきました。

今回のスタートはまずバランシンのセレナーデ。これは構築的な構成で、チャイコフ
スキーのドラマティックな曲にもとてもマッチしていて、何よりも本当に美しい作品です。
私がニューヨークシティバレエの演目の中で多分一番好きかもしれない、その位
美しい作品です。
アイシーブルーにピンクベージュを使ったロングチュチュに、やさしいブルーの
ライティングが見事ですね。

2つ目はサプライズ!日本人若手振付家の井口裕之氏のW空間の鳥Wリーフレット
には無かったので本当のサプライズでした。男性ダンサーの躍動感のあるバレエで
赤い袴だし、ちょっとベジャール、キリアン風味?なかなかかっこよかったですよ。

3つ目はこちらも私の大好きなナチョ・デュアトのルネッサンスーバロック的な作品。
衣装の深いトーンがなんとも綺麗で、ムーブメントの全てが洗練されていて、本当に
美しいです。ABTで大好きだったクルールワールドと言う作品に似ていて、とても
エレガントでした。

トリとして、バレエミュージカルWムービン・アウトWを振付けて話題になったトワイラ・
サープのWPush Comes to ShoveWは小粋なミュージカルタッチでニューヨーク
そのもの。彼女のコミカルでユーモラスで素早い独特な振り付けが楽しめる最高な
演目です!彼女の小気味良い振り付けは、ニュアンスを表現するのが意外と難しい
と思うのですが、メインダンサーの福田さんいい味を出していましたね〜。
ちなみにこの足を上げた写真のヒトがトワイラ・サープ本人です

トワイラサープもナチョデゥアトもアメリカンバレーシアターの振り付けを数多く
手掛けているので、NYでも大好きなコリオグラファーです。それぞれの個性が
とてもステキに光っていました。
そしてそれを踊りこなす日本のダンサーさんたち本当に見ごたえのある
パフォーマンスでした
NYでもやはり古典の方が集客率が高いので、白鳥、くるみ割り、コッペリア、
バヤデール・・・などが多く登場するのですが、コンテンポラリーファンも(私も!)
多くて、シティセンターの秋公演など多くのファンが詰め掛けますが、日本では、
まだまだ少ないですね〜。コンテンポラリーの楽しさをもっともっと知って皆さんが
観てくれたら嬉しいなっと思いました






NORIKO K.
 2009/03/31 11:50  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

Demantoid Garnet-色石のいろ -
『ガーネット』と聞いて、皆さんは何色を思い浮かべるでしょうか?

ガーネットは赤、サファイヤはブルー、ダイヤはクリアー、アクアは水色・・・など、
宝石には固定概念があって、そこを外れた色石は注目され難いだけに、意外性が
あって面白いものです

たとえばサファイヤ。ジェモロジーの観点から、サファイヤはコランダムのいう仲間に属し、
そのコランダムの中の赤いものだけをルビー、それ以外のコランダムを全てサファイヤと
呼びます。だからルビーは赤しかなく、サファイヤはあらゆる色があるわけです。
サファイヤはブルーが一番ポピュラーですが、実はサファイヤにはW赤W以外の全ての
色があるのです。たとえば美しい蓮の花を連想させるピンクオレンジのWパパラッチァW
もサファイヤですね。
ダイヤだってクリアーだけでなく、イエロー、ピンク、ブルーは有名だし、最近ブラックや
ブラウンも宝石に使われ、またビーズネックレスなどにも登場しています。なんとカットを
していないダイヤも、個性的な石として珍重されつつあるようですね。

アクアマリンはベリルという仲間である観点から見たら、へリオドールはイエロー、
モルガナイトはラベンダーピンクのべりルだから、色んなアクアファミリーがある
のですよ。水晶はクリアーだけでなく、ローズクオーツ(ピンク)、アメジスト(紫)、
シトリン(黄)、スモーキー(グレーブラウン)、ルチル(金)、などなどあらゆる色が
楽しめます。

さて、ガーネット。濃い赤を思い浮かべがちのガーネットの中にはさまざまな変種が
あります。その中のカルシウムを含むガーネットの中で緑色の色相のものを
Wデマントイ・ガーネットWと呼びます。明度の高い美しいクリアーなグリーンは
クロムによるもので、ガーネットの中でももっとも価値が高いといわれています。

もともとガーネットはダイヤモンドにとても近い構造をしている石です。そしてこの
デマントイの特徴はもっともダイヤモンドに匹敵するくらいの分散光を持っていて、
ホーステイルと言うダイヤに見られるインクルージョンも見られ、屈折率や分散度も
限りなくダイヤに近いので、オランダ語でDemant(ダイヤ)い言う名前になったそうです。
ヨーロッパの王室や世界の富豪が挙ってビクトリアン時代に用い、今ではアンティック
ジュエリーによく見かける美しい石のひとつですね。

先日講演に行ったジュエリーイベントでは、この貴重な石を商品のメインに取り入れて
提供していらっしゃいました。
こんな時代だから繊細で明るい石を提案するのだなぁ〜、と感じました。
確かに鮮やかな発色のよいデマントイは、クラッシクで繊細なジュエリーにぴったり!
明るいグリーンがこの春のトレンドで、ひときわ皆さんの目を引き付けていました。
宝石も洋服もいろいろな色を楽しめたら本当にすてきですよね





NORIKO K.
 2009/03/28 00:15  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

Color of Jewelry - 人の色、石の色 -
昨日のWBCはすごかったですね。たまたま観ていたらあの接戦に思わず引き込まれて
しまいました。優勝した日本はもちろん、韓国勢も全く遜色の無い素晴らしい試合で
真剣なプロの姿勢とそこから繰り出すドラマに本当に感動しました。そうした魂の
ぶつかり合いの結果、日本が勝ってホントに嬉しい!!最後にさすがのタイムリーを
放つイチローをはじめ、みなさんすごくかっこよかったよね〜
おめでとうございます!!

彼らから学んだかとはWプロの集中力Wの強さかもしれません。一つの事に集中して
そして極めることをプロフェッショナルというのですね。


テーマも次元も違うけど、今回のネックエスは石を見つけた時から集中していましたね。
この石はNYのMOMAのジュエリーチョイスにも選ばれている、貴重なカットのタイガー
アイで、着ける方とデザインのイメージが瞬時に浮かびました。
そしてクラスプのアレンジに数ヶ月かかり、結果的に最初にイメージした通りのものが
イメージした方に喜んで着けて頂けるものに仕上がり、本当に幸せです。

最近私が意識しているのが、その方の中に見える色。それは似合う色という身体的
な色素の特徴での判断を少し超えて、その人が発している今のテーマ色見たいなもの
なんです。結果的に似合う色の場合が多いですが、今はこんな色だけど、こんな色に
なれば、もっと輝くなぁ〜などと感じたりします。
そのテーマ色に似合うジュエリーを創れば、着ける機会の多い一品になるはずね。

このネックレスを着けてくださる方のテーマ色はW青藍W(少し紫味を感じる濃い青)
お洒落で自分のファッションをしっかり持っていらっしゃるすごくステキな方です。
だからこそこのインディゴが輝く石が見つかったのだと思います。
リボンはネイビーとセピアの玉虫的イメージでいたら全くその通りのものが見つかり
ました。
そして顔周りは明るく見える様に挿し色のレンガとマスタードのイヤリングに。
これからのシーズンに颯爽と着けて頂きたいネックレスセットが出来上がりました









NORIKO K.
 2009/03/25 00:15  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

2nd Anniversary - おめでとう! -
東京ミッドタウンが2周年を向かえ、セレモニーパーティがありました。
早いものでもう2周年!本当におめでとうございます

セレモニー当日は全館3時でクロースして、6時から招待客のみレッドカーペットで
お出迎えのセレブ気分満載のレセプション。たくさんの方々が招待券の
ゴールドカードをチップコインに変えて、そのコインで頂けるシャンパンを飲みながら
スペースのそこここで行われているマジックショー(面白かった!)や、太鼓と布や
リングによるコンテンポラリーダンスフォーマンスとのコラボレーション(ちょっと短かった
けれど、ステキな演出でした!)などを楽しみました。

このブログにも何度か登場している、3FのWStyle Meets PeopleWは、今回の
ミッドタウンのテーマであるWグリーン&エコロジーWをお生花を使った絵画で見事に
表現していました。
見ごたえのある壁面絵画と、瓦の焼き物を使ったアレンジメントはナチュラルなアート
(自然と人工の融合)つまり、ひとつのエクレクティック〜折衷美だと思いました。
特にグリーンの大好きな私にとってはたまらなく嬉しい色彩構成でした
毎回コンセプチュアルな企画を提案なさるNYの松浦夫妻のアイディアは本当に
芯が貫かれた中での優雅さ、柔軟さを感じますね。いつも参加させて頂いて
ありがとうございます。
SMPは商品の一つ一つがそれぞれに意図のある構成をしているのですが、
特に911の痛みから発想されたキャンドルは、優しくてオリジナルの香りが上品で
ステキです。

個々のショップによっての意識の差は多少否めないものの、ミッドタウン全館上げての
おもてなしスピリット満載の2nd Anniversary はとても楽しいパーティでした♪




NORIKO K.
 2009/03/22 23:07  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

Spring Collection - 春爛漫の兆し −
ここのところめっきり春めいて突然暖かくなってきました
昼間がとっても暖かくても、日が落ちると急に気温が下がるのもこの時期の特徴です。
皆さん体調管理には気を付けて!

この季節にいきなり変化して驚かしてくれるのが木蓮や桃、連翹などの木に咲く
お花たち。青空の下でほんとうにのびのびと咲き誇っている姿勢は、とても凛と
していて目を引きます。これから春になる魁を告げるリーダーのような堂々とした
風情は、あと1週間後辺りに訪れる桜のプレリュードのような使命を持っている
のでしょうか。

こんな春の息吹を、お彼岸のお墓参りに行って見つけてきました。
季節の区切りとしてご先祖のお墓に出向き、掃除をして、お花とお線香を手向ける
日本の風習は本当に心温まるものです。
祖先に感謝し、生ける者が一緒にまた新しい季節の変わり目を迎えられたことを
喜ぶという気持ちで手を合わせてお参りしました。

今月中に身体の中や外のデトックスを実行すると、4月からのニューシーズンに良き
出会いがどんどん訪れるそうです!それはそれはワクワクして嬉しいですね。
すっきりデトックスして新しい春に向かいましょう








NORIKO K.
 2009/03/19 03:05  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
河面 乃浬子 Noriko K.(かわも のりこ)
広告のスタイリストを経て渡米。ニューヨークで12年間、インテリアデコレーターやジュエリーコーディネータとして活躍。ハリソン・フォードの通訳コーディネートも務める。
 5番街H.Sternジュエリー販売も手がける。アメリカやヨーロッパ生活で学んだ感性と経験を活かし、ステキに見える色・デザイン選びや歩き方、オンリーワン・パーソナルジュエリーのデザイン、インテリアのコーディネート術まで指南する、日本初の“ジュエリスト”であり”ライフ・スタイリスト“個人のセルフイメージコンサルティングやアドバイス、パーソナルジュエリー創りを中心に、ハッピーカラーレッスンや、まるごとコーディネイトワークショップ、ビフォアアフター変身術でテレビ出演など多方面で活躍中。

乃浬子Noriko K. プロフィール
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