私のこれからのビジネス人生の中でどうしても本気でやりたい事の
ひとつに ”日本発” という事があります。
繊維・アパレル業界にも学生時代から長年に渡って関わってきて、これ
からのビジョンの中でどうしても絡みたいテーマのひとつです。
アジア、アメリカ、フランスと文化圏の異なる国に住んだ経験の中で、
日本の繊細で独特な文化はもっと大きな広まりと評価があっても良いと
感じています。
例えば弊社でも、アパレルウェブでも運営されている
Cool JAPAN
というブログでは最近の日本のマンガやカワイイ文化などの Cool な
話題を発信しています。
(共にGoogle 検索では トップページに表示されているブログです)。
他のメディア、企業、個人も Cool JAPAN に関しては多く情報発信し
ており、Google検索では 1億2千万項目が検索に引掛かってくる程
です。
しかしながら、このキーワードがポピュラーになっていく中で、実際に
企業の収益事業としてリアルで何を生み出していけるかとなると、
難しい課題です。
むしろ、Cool JAPANを利用して、中国や韓国人の方々の方が小さいな
がらもうまくビジネス化しているケースが多々あります。
海外に住んでみて、世界マーケットで戦うにはよほどのコンテンツと、
高いレベルの戦略と実行力がなければなかなか成功には至らないと
実感しています。メディアでもてはやされるのと実戦では大違いです。
アパレルファッション業界でも大手アパレルが幾度となく世界マーケット
に挑戦していますが、洋服自体が欧米から来たものであるというハン
デもあり、成功へはかなりの距離感を感じます。
今、その一番最先端で挑戦しているのが、ファーストリテイリングの
柳井さんだとは思います。
ホンダ、松下、SONYのように個の企業で攻めていくというやり方も
ありますが、ランチェスター理論ではないですが日本という組織、面
での総合力戦略で業界が一丸となり大同団結で戦わなければ世界
のレベルはかなり高いと常々感じています。
日本の産地には京都をはじめ、依然、素晴らしい物作りの歴史が
あり、マーケットにおいても原宿のようなアジアの若者の憧れのトレンド
エリアが日本には存在します。
”東京ガールズコレクション”が代々木で最初に開催された時には、
ストリートからでもこんなに大きな日本カルチャーが表現出来るのか
と本当に大きなインパクトを受けました。
東京都、外務省等々が協賛を行っていますが、たとえばこの動きが
日本の新しいファッションムーブメントの動きとしてひとつとなっている
かというと、冷ややかに見られている年配の方も多いと思います。
そうこうしているうちに外資のファストファッション企業がどんどん参入
してきています。
産業経済省、外務省、中小企業基盤聞機構等々さまざまな機関が
独自のイニシャティブで色々な活動をされています。フォローの風が
吹いている今の日本ブームが本当にビジネスベースでもグローバルに
定着すればと願って、小さいながらも考えを進めています。