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MAKE:物を作るということ
今回はランジェリーの話題をちょっと離れよう。
1か月前、パリではランジェリー展に続き、インテリア&ライフスタイルの国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」が開かれていた。
とてつもない規模なので、そのすべてを網羅して見ることは不可能だが、ここだけは欠かせないというのが、トレンド提案のスペース。いつもクリエイティブな刺激を与えてくれるのだが、今回のテーマは“MAKE”だった。

NATURE MADE

闇の中に浮かび上がる自然の変容。

HUMAN MADE

人の手わざ。中では木、陶器、織物などのワークショップが繰り広げられていた。

TECHNO MADE
技術革新と物づくりの関係。


デザイナーオブザイヤーを受賞した日本のデザイナー集団、NENDO の展示を見るのはすっかり忘れて会場を後にしたのであった。
 2015/02/27 13:56  この記事のURL  / 
フレッシュな新ブランド
先週木曜日、国立代々木体育館で開かれていたファッション&ライフスタイルの合同展、ルームスへ。閉幕1時間を切ったところでかけこんで会場を巡っていると、今回もランジェリーの新ブランドに出会った。

シンプルで清潔感がありながら、何かフレッシュな感じ。
Pasquet,(パケ)」のデビューコレクションだ。
コットン(コットンフライス、コットンガーゼ天竺)とシルクジョーゼットを使用し、国内のインナーウエア専門の縫製工場で作っている。

眺めていると、「武田さんですよね」と声をかけてくださった。
聞くと、学生の時から私のセミナーにも時々参加してくださったとのこと。
バンタンデザイン研究所でランジェリーを学んだ2人の女性が、昨年、横浜を拠点にスタートさせたばかりという。

ブランド名の「Pasquet,」は、フランス語の「Paquet」(英語のPackage)にわざと「s」を混じらせ、否定をあらわす「Pas」を入れた。
さりげなくひねりをきかせているところがいい。

このように新しくブランドを始めようという人がいる限り、日本のランジェリーもまだまだ捨てたものではないと思った。


 2015/02/22 22:31  この記事のURL  / 
アートとランジェリーは呼応する
1月末、パリのルイ・ヴィトン財団美術館で開催されていたOlafur Elassonの体感型エクスポジション。

その直後に見た「ユイット」の2015AWコレクションと、不思議に呼応するものがあった。

こういう偶然の発見はちょっとした感動。
 2015/02/17 14:14  この記事のURL  / 
今日はブラジャーの日!
今日、2月12日は「ブラジャーの日」だそうだ。

1913年の今日、某アメリカ人女性がブラジャーの特許をとったというのが発端。
ブラの起源には諸説あり、ブラジャーらしきものの始まりは方々に記録が残されているようだが、いいではないか。人間の考えることに、古今東西大差はない。

今や、一口にブラジャーといっても、実に多種多様。
ワコールの代表的なブランドだけでも、こんなに種類がある。

ただ、インナーウエアの中でも特にブラはお国柄を反映するものなので、日本の市場は世界的なトレンドとは微妙に異なる(この辺は話が長くなるので、また改めて)。

トリンプはインナーウエアでは歴史あるグローバル企業だが、日本市場におけるロングセラー&ヒット商品「天使のブラ」は非常に日本的といっていい。
2015年春夏シーズンの新製品「極上の谷間 エンジェルクリック」は、前止めのパーツにアイデアが凝らされている。

今、世界的にはブラジャーが少しずつ動いている気配がする。
新しい技術や新素材が反映されやすいのがブラ。
その模様を折にふれて少しずつお伝えしたい。
 2015/02/12 16:42  この記事のURL  / 
3種類のファッションショー
パリ国際ランジェリー展は、イベントが年々充実。大きなショー会場で開催されるファッションショーが連日3種類(各30分強)あるほか、コンファレンスルームでは常にトークイベントをやっているという状況だ。
もちろんその全部を見ていては会場を回る時間がなくなってしまうが、情報の選択肢が多いのは来場者にとっての大きなサービスとなっている。

世界からやってくるプレス関係者の中でも、私のように取材と撮影の両方を一人でこなすというジャーナリストはほとんどいないと思う。
できれば撮影はプロにお願いしたいところだが、残念ながら採算が合わないために、この28年、撮影も下手ながら全部一人でやってきた(撮影の腕は一向に上がらないが)。書く、話すというためにも、写真を全部自分でおさえておくことはメリットも大きい。

以前はプレス席が設けられ、撮影許可証を首から下げていればその最前列で撮影することもOKだったが、ここ10年ほどは撮影する人はステージ正面のカメラマン席に行かなくてはならなくなった。
こういってはなんだが、最近はあまり柄のよくない人たちも少なくないため、カメラマンエリアで撮影するのは一苦労。場所取り合戦やらなんやら結構疲れるのである。さらにそれが3回もあるので、へとへと。
以下の写真はすべて武田撮影のものなので、コピー及び転載はしないでくださいね

まず一つめのショーは、テーマが“グレート・ギャツビー”。1年遅いような気もするが、1920年代というのはランジェリーにとってぴったりのテーマ。

二つのショーのテーマは、“グリーン・ラバーズ”。これはラウンジウエアやスポーティなランジェリーを中心に、女性の一日のライフスタイルを強力に打ち出したものとなっていた。ティーンズの好きそうなものも多い。音楽にのって激しく体を動かすシーンが多いので、撮影するのが難しい。でも、背景にある大きなスクリーンに映る映像効果を十分に活かし、コレクションと一体となった舞台を作り出していた。

そして、最後は“ザ・セレクション”。近年行われているもので、ランジェリーブティックにお勧めの高感度ブランドがセレクトされている。
こちらはシンプルな見せ方だが、今回はカメラマンとモデルが向き合うスタジオ撮影の雰囲気が演出されていた。

これだけでもそれぞれのショーの雰囲気を感じていただけるに違いない。
 2015/02/09 12:12  この記事のURL  / 
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プロフィール
武田尚子(たけだなおこ)
ジャーナリスト・コーディネイター

ボディファッション業界専門誌記者を経て、1988年にフリーランスとして独立。
ファッション・ライフスタイルのトータルな視野の中で、インナーウエアの国内外の動向を見続けている。
また、セミナー講師やコンサルタント業務も行っている。
武田尚子プロフィール
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