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今年もありがとうございました
いよいよ2014年も残すところわずかになってしまった。
今年は何と言っても、消費税増税の影響、格差の拡大が大きくあらわれ、将来への不安がますます募る年となった。

「モノが売れない」とよくいわれる。中でも従来からのリアル店舗は、足を運ぶお客に対してどういう満足感を与えるかがより重要になっている。リアル店舗の魅力が五感を刺激するという面にあることは分かっていながら、時間的、経済的、精神的にゆとりがなければ、なかなか利用しない。無駄なものは買いたくないという気持ちも強まっている。
私自身のことを考えても(都心に住んでいないことも理由ではあるが)、ファッション消費の大半をネットで済ませるようになった。

おかげさまでこのINNER通信は細々ながら、スタートからまる5年の時を刻むことができた。
最近は提案性に欠けるきらいを自覚しながらも、とにかく継続することを第一に考えてやってきた。
華やかな話題はないが、根強い読者(?)に支えられていることを感謝している。

インナーウエアはファッションの中でも比較的安定した市場と言われながらも、それを取り巻く環境は刻々と変化している。
長年、業界の変遷を見ている記者の目と、一生活者の実感という両輪で、何を掬い取って発信していくか――。
来年も坦々と続けていくことが出来たらと願っている。
 2014/12/29 10:37  この記事のURL  / 
クリスマスから新年を彩る白
いよいよ今年も押し詰まって、クリスマス商戦もたけなわ。クリスマス連休ともいえる明日からが山場になりそう。
インナーウエアも毎年、クリスマスを意識したグループが展開されている。
赤(正月からヴァレンタインデーにかけても大活躍)をはじめ、白、黒、ゴールドといった辺りがお馴染みだが、今年、気になるのは白。ホワイトだ(写真は「エッセンス・バイ・トリンプ」)。

パリで開催されるランジェリー展にも見られるように、海外でも近年、白は注目されている。
原点回帰の一環ともいえるもので、“ウエディング”がキーワード。何もウエディングに特化したものではなく、基本的なものを長く売るという定番の見直しの姿勢をあらわしたもの。シーズンごとに変わるトレンドファッション商品とは別に、ビジネスの柱を築きたいという戦略といえる。

国内メーカーの2015春夏展示会を見ても、華やかなプリントやレースが咲き乱れている一方、白の存在感がきらりと光っていた。
モードとして白い下着を楽しめる時代になっている。

ゴージャスなコード刺しゅうのレース(ワコール「トレフル」)

安定感のある商品設計も売り(トリンプ「プレジアフォルテ」)

上質なコットンで作られたスリップ(ランジェリーク)

独特の透け感が魅力のメロンチュール(ラヴィアドゥ「ドメスティックアンダー」)

真っ白とは限らず、ホワイト系バリエーションは幅広い(ワコール「ラゼ」)


 2014/12/19 09:55  この記事のURL  / 
2015春夏はベーシック回帰
12月に入り、クリスマス商戦ピークに向かってまっしぐらというムードだが、片や業界では2015年春夏シーズンの展示会がいよいよ終盤というところ。
先週は、「GU(ジーユー)」と「ユニクロ」が相次いで、同シーズンの新製品を発表した。

いずれも1日限りの日程のため、”ライフウエア“をコンセプトにした「ユニクロ」の方は都合がつかなかったが、渋谷南平台のホテルエマノンで開かれた「ジーユー」には久々に伺うことができた。

「ジーユー」というと、高大生のティーンズに支持されているトレンド低価格ブランドというイメージ。その中心顧客層は変わらないが、最近は店の場所によっては30代の若いミセスも増えているということで、全体的に大人っぽくベーシックに変化していたのが印象深い。

かつてのフレンチカジュアルを思わせるベーシックライン。通常はマンスリーでトレンドラインが投入されるが、これはより長い期間にわたって販売を行うという。

洗いをかけたようなデニムがリバイバル。
特にメンズは対象年齢が幅広い。

 2014/12/06 15:08  この記事のURL  / 
水の中でからだが輝く
ワコールが広報・宣伝部の年末感謝パーティというかたちで、来年のカレンダーのお披露目を行った。
2014年のボディペインティングに続き、来年2015年のテーマは “Body Aquart(ボディアクアート)”。
ワコールらしい女性のからだへの目線をベースにしながら、カラフルでよりモダンな表現になっている。

同社麹町ビル9階の会場は、水の中にいるような錯覚をおこさせる空間に変貌。
本格的な冬の到来となった本日においては、ちょっと涼しい(?)演出となっていた。
水の泡は、ちょうどシャンパンの泡を想わせる。

これらの企画から制作までトータルに当たったのは、「りぼんちゃん」こと同社宣伝部クリエイティブプランナーの松村さん。
「水の中は無重力だから、からだがきれいに見える」ことに着目したもので、モデルのポーズも新鮮に感じられる。
写真撮影はベルギーで行ったという。






会場正面で迎えてくれたのは、青い瞳のマーメイド

清楚な桜色のマーメイド

季節の色を溶かしたプリントで踊る双子のマーメイド

光をあやつるスパークリングマーメイド
 2014/12/02 21:47  この記事のURL  / 
プロフィール
武田尚子(たけだなおこ)
ジャーナリスト・コーディネイター

ボディファッション業界専門誌記者を経て、1988年にフリーランスとして独立。
ファッション・ライフスタイルのトータルな視野の中で、インナーウエアの国内外の動向を見続けている。
また、セミナー講師やコンサルタント業務も行っている。
武田尚子プロフィール
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