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健康な暮らしを支えるもの
今日は大みそか。いつも1年を振り返って、健康でここにいられることに深く感謝するのだが、ことに今年は格別の思いがある。

私事だが、体と心の健康を維持するために、ジム通いを始めてもうかれこれ四半世紀になる。
筋トレのグループエクササイズとヨガのレッスンしかとらないのだが、今年は全部で111レッスン(1レッスンは30分〜60分)を受講した。月平均9回強。以前に比べるとペースはおちているが、それでもかなりがんばったと思う。
私自身のライフスタイルの中でスポーツ(といっても私の場合はかなりのソフトスポーツ系で、ラクで心地よい程度しかやらない)は欠かせないものだけに、インナーウエアからのスポーツインナーへのアプローチは非常に納得できるものがある。

ファッションとスポーツの融合はだいぶ前から言われているが、日本ほど、インナーウエアとスポーツが近いところにある市場はないように思う。
パリで開かれる国際見本市、ランジェリー展を見ても、スポーツをコンセプトにしたものはほとんど見当たらない。
機能性を武器にした国ならではの強みではないだろうか。

日本でのシェイプウエアトレンドの先駆けであるトリンプ・インターナショナル・ジャパンの「シェイプセンセーション」は、2013春夏シーズンは着用オケージョンを広げ、オフタイムをアクティブに過ごしたいときの新ライン「イージーアクティブ」で、スポーツラインを発表。ヤング向け「きゅっとキュート」においてもスポーツラインを新発売している。


コンディショニングウエアブランドとして定着しているワコール・ウェルネス事業部の「CW-X」は、スポーツ上級者から体を動かすすべての人を対象に、商品バリエーションが広がり、ますますパワーアップしている。


誰もが健康でハッピーに暮らせるように、この分野の成長からは目が離せない。


今年もINNER通信をご愛顧いただきまして、ありがとうございました。
来る2013年もどうぞよろしくお願いします。
 2012/12/31 18:14  この記事のURL  / 
「大人の女性」の時代到来?
地方のコミュニティに接するようになってから、オルタネイティブとかリベラルとかいった主義やスタイルは、都会特有のもので、全国レベルでは割合がごく低いことを実感している。
「大人の女性」という概念も、都会主導のものに違いない。
日本の社会の津々浦々では年齢軸というものが厳密に存在し、好んで年齢の話をして、40歳以上ともなると立派な「オバサン」に他ならない。年齢を超えた素適な女性のモデルがいないところで、いくら「大人の女性」を連呼したところで、リアリティがないだろう。

それはさておき、日本のインナーウエア業界において、今ほど「大人の女性」が脚光を浴びている時はないのではないだろうか。
世代による購入チャネルの偏りが顕著となっている昨今、百貨店などいいものをじっくり売ろうというところでターゲットが当てられているのが、40代、50代なのである。

同マーケットの先駆者は、何といってもワコール「ラゼ」。
2013春夏からは「見た目も、キモチも、−5歳。」のフレーズで、“シルエット”と“コンフォート”の両面を重視した考え方を表現する。


同社のエイジングの考え方は、チェーンストア(量販店)向けのウイングにおいても浸透しており、体型変化の進んだ世代に向けた「グレーシス」登場によって、事業本部全体が活気づいている印象。


同社に追いつけ追い越せとシェアアップを狙うトリンプ・インターナショナル・ジャパンでは、45歳以上を最大の強化テーマにあげているといっていい。
複数ブランドのミックスによって、モデルの前田典子を起用した「ヘルシービューティレシピ」を展開するほか、百貨店限定「プレジアフォルテ」においても好評の40代向け新ラインに力を注いでいる。
見た目と体型カバーのバランスはもとより、肌を美しく見せるソフトなコスメカラーを採用。パーソナルカラーのアドバイスを行うイベントなども行っている。


 2012/12/19 23:34  この記事のURL  / 
クリスマスシーズンを彩る下着
12月も中旬となり、いよいよ年末商戦たけなわに差しかかってきた。
ランジェリー売り場もいつもよりぐっと華やかな印象。
各社ともクリスマスに向けた商品企画に力を入れているので、自分へのご褒美、大切な方への贈りものにぴったりなものがそろっている。

写真は、HAVIENA(ハヴィーナ)のクリスマスカード。
12月25日まで、新宿伊勢丹と渋谷西武のそれぞれランジェリー売り場で、イベントを開催している。



 2012/12/13 13:48  この記事のURL  / 
ステテコブームその後
近年、国内インナーウエア市場で際立ったブームの一つといえるのがステテコであろう。
これは日本の伝統をベースに日本独自に誕生したニューアイテムであり、したがって海外のファッショントレンドの影響を受けたものではない。

2012年はSPAチェーンやGMSのPBも参戦し、秋冬のアクリル系発熱保温肌着のような露出になっていたので、これまでかと思いきや、この余波はまだまだ続きそう。
もちろん、これまでの二番煎じ三番煎じにとどまらず、商品の差別化やレディスへの広がりはもちろんのこと、2013年春夏シーズンはさらなるステップアップの動きが見える。

ステテコ最大の影響といえるのは、メンズアンダーウエアのボトムのバリエーションが広がったこと。
オン(ビジネス)オフ(ホーム)双方に向けた商品MDの中に、ステテコタイプの、丈が長めで、いわばリラックスしたスタイルが登場しているのが目につく。素材は布帛とニットの両方。
写真は、グンゼ「ボディワイルド」(左下)とワコール「ワコールメン」(ワコールブランド事業本部)(右下)。


ワコール「ブロス」(ウイングブランド事業本部)で新発売されたふんどし風ブリーフなども、見た目のかたちこそ違え、ある意味、ステテコ発想で生まれたものと言える。


レディスにおいては、ホームファッションの広がりを見せており、従来からのルームウエア、ラウンジウエアのカジュアルな進化、単品コーディネイトの楽しさを提案する方向に活かされている(写真はワコール)。


さらには、キッズなどのファミリーへの広がりが顕著で、従来の浴衣や甚平などにも通じるスタイルが、京都の和雑貨ブランド「SOU・SOU」とのコラボにおいて展開されている。楊柳のちぢみがモダンに使われているのが特徴だ(写真はワコール)。


日本古来の伝統の中には、案外、現代のインナーウエアにおける新しいヒットアイテムにつながる芽がもっと見つかるかもしれない。
 2012/12/06 10:45  この記事のURL  / 
プロフィール
武田尚子(たけだなおこ)
ジャーナリスト・コーディネイター

ボディファッション業界専門誌記者を経て、1988年にフリーランスとして独立。
ファッション・ライフスタイルのトータルな視野の中で、インナーウエアの国内外の動向を見続けている。
また、セミナー講師やコンサルタント業務も行っている。
武田尚子プロフィール
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