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東西でトレンドセミナー
暑中お見舞い申し上げます。
今日で7月も終わり。あとたっぷり1カ月は夏を楽しみましょう。

さて、セミナー開催のお知らせです。

7月上旬にパリで開催された「モード・シティ」の取材を通し、今、世界のランジェリーがどのように動いているかをお話します。

大阪での開催は8月31日。ちょうど1カ月後に迫りました。
http://www.apalog.com/news/archive/4729

東京は9月7日(金)です。
http://www.apalog.com/news/archive/4725

皆さま、お誘い合わせのうえ、ご参加ください。
私もこれからがんばってまとめに励みます。

 2012/07/31 21:04  この記事のURL  / 
成長する「ウンナナ」「ランチ」
まさに炎天下の渋谷で、ウンナナクールの2012秋冬新製品展示会が開かれた。
会場では大きなピンクの水玉のオブジェが迎えてくれたように、草間彌生とのコラボ企画も最終期となり、そのプロモーションに力が入っている。

同時に、「ウンナナクール」も「ランチ」も、おもしろい企画が盛りだくさん(なぜか同社の展示会にはいつもカメラを持っていくことを忘れてしまうため、写真がないのが残念)。
「ウンナナクール」は、ワコールの技術をベースにウンナナらしいこなしがかわいい『ホップステップパンツ』や『パジャマブラ』、京都精華大学との産学連携プロジェクトと、新しいミッションを進行させている。

それ以上に、スタートから6年が経つシャツブランド「ランチ」の元気さが目を引く。
2012年3月期、同社の好調な業績(前年対比114%の約39億円)を押し上げているのは「ランチ」だ。今後は「ウンナナクール&ランチ」2ブランドショップのスタイルも確立していくという。

8シーズン10グル―プ構成でユニークな提案をしている肌着は、微調整を加えてますますパワーアップ。10月から4カ月限定で出店する成田空港のショップでは、世界中の気候に対応する提案が見られる。
その他も、好きな長さに切ってパンツやハラマキに使える『パンツンパ』や靴下など、アイデアいっぱいのカラフルな新製品が登場している。年齢や性別を超えて、気軽に身に着けられるニットアイテムが充実している(ギフトにもお勧め)。
「ランチ」の隠れファンとしては、うれしい限りだ。
 2012/07/26 23:12  この記事のURL  / 
エシカルなファーストブラ
7月上旬のパリでは子供服の展示会「プレイタイム」が開かれていたようだが、「モード・シティ」の中でも子供やティーンズを対象にしたインナーウエアや水着がところどころで見られた。

今回のニューカマーは、「リミテッドエディション」エリアで目を引いた「SWEETLING(スウィートリング)」(イギリス)。
2人の姉妹が2009年に、それぞれの娘(さらにはその娘であるお孫さんも)のために発売したファーストブラのブランドで、商品名には娘たちの名前がつけられている。

しっかりしたマーケティングに基づき、女性ならではの感性で市場にないもの、求められているものを開発したものだが、ファーストブラといってもいわゆる機能性商品とは異なる。
かわいいプリントを使った手作り感あふれるブラとショーツで、隅々までティーンズの肌に優しい心配りがされている。

このブランド開発の背景には、児童労働反対のメッセージを込めているという。
そのブランドフィロソフィーが評価され、2011年にはエシカル(ethical:倫理的な)ブランドとしてUKランジェリー賞を受賞している。
ハイストリートチェーンのショップがあふれるロンドンからならではの発信として興味深い。



 2012/07/18 18:47  この記事のURL  / 
次代を象徴する新ブランド
展示会取材というのは、とにかく歩いて、歩いて、多くの人に会って話を聞かなければ、新しい情報というのは得られない。
今回の「モードシティ」も脚がつるほど歩いたが、その原動力となっているのは、飛び込んでいけばいくほど、おもしろい出会いや発見があるから。

意外な出会いの一つが、本棚が囲むようなブースの作りになっていた「INSENSEE(アンサンシー)」。
見覚えのないブランド名だったので、中に入ると、そこにいたのは30代と思われる若い男性3人。
聞くと、「プリンセスタムタム」の創始者を母に持つ兄弟と、パートナーが、昨年9月にスタートしたブランドだという。
(「プリンセスタムタム」は今やファーストリーテイリンググループの傘下だが、もともとは2人の姉妹によって創設された。その1人、この兄弟の叔母に当たる女性がインドのテロ事件で亡くなったことは記憶に新しい)。

この新ブランドが狙っているのは、クリエイティブな30−40代の女性を対象に、「『プリンセスタムタム』と『エレス』の中間に当たるような、快適でありながら魅惑的なランジェリー」。
ブランド名からして何やら哲学的だが、文学サロン的な雰囲気を表現するのもテーマとなっている。

今年9月にはサンジェルマンに直営店がオープン。年内12月にはギャラリー・ラファイエットにコーナーができるという。

写真右端が、社長のマイケル・ヒリジー氏、左端がパートナーのガエル・モロー氏。
 2012/07/10 15:56  この記事のURL  / 
「リトラッティ」の新オーナー
年2回の国際展示会取材では、ランジェリーの商品トレンドの変化だけでなく、世界の業界の動きが手に取るように分かる。
ことにヨーロッパ経済の不安定さを反映して、ここにきて改めて世界規模のM&Aが進んでいる。

今回、衝撃が走ったのは、イタリアブランド「リトラッティ」が、同じイタリアの老舗下着メーカーであるイメック(IMEC:イタリア読みでは「イメッチ」)グループの傘下に入ったというニュース。
初日にこの話を聞いた時は、いつもブースであたたかく迎えてくれた、あの背の高い前オーナー、マッキ氏の笑顔がすぐに思い浮かんだ。
もう20年近く前になるだろうか。日本市場での販売がスタートした当初は、毎シーズン、イタリアからモデルを伴って、展示会に来日していたものだ。

量販市場を中心とするイメックグループは、「リトラッティ」とセカンドブランド「スワン」によって、新しい市場を開拓することになる。
「リトラッティ」のCEOになるイメックのファビオ・ミシェリ氏は、世界市場に向けて、今後、拡大路線を進めていくと語っていた。
今回の「モードシティ」では、今まで以上にライクラ素材のインヴィスタとのパートナーシップを強く打ち出していた。
 2012/07/10 01:30  この記事のURL  / 
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プロフィール
武田尚子(たけだなおこ)
ジャーナリスト・コーディネイター

ボディファッション業界専門誌記者を経て、1988年にフリーランスとして独立。
ファッション・ライフスタイルのトータルな視野の中で、インナーウエアの国内外の動向を見続けている。
また、セミナー講師やコンサルタント業務も行っている。
武田尚子プロフィール
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