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1年の感謝をこめて
このINNER通信を始めて、まる1年。本当に伝えるべきものをきちんと伝えてきたか、反省もなくはない。
記事数は合計109だから、3日に1度の頻度で更新した計算になる。
ファッションの中でもインナーウエアの情報を提供するメディアが本当に少なくなってしまった(というよりインナーウエアがあまり話題にのぼらなくなっている)だけに、来年も細く長く、私の役割を果たしていきたいと思っている。

今年1年、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします!
 2010/12/30 22:05  この記事のURL  / 
「ランジェリーク」再スタート
一般のお客や百貨店バイヤーに惜しまれながらも、「クロエ」はライセンス契約の終了を受けて、2010年内いっぱいでプロパー販売が終わる。
「クロエ」を展開していたカドリールインターナショナルでは、クロエテイストをベースにしながらより日本市場へのきめ細かい対応を狙っていた自社ブランド「ランジェリーク・アンジェリーク」の継続を決定。

名前を「ランジェリーク」とシンプルに変え、これまで「クロエ」で培ってきた企画力、その前身である「ディオール」(カネボウ)からのモノづくりのノウハウも含めて、日本のインナーウエアの一つの伝統が次の時代へ引き継がれていくことになった。

再スタート第一弾となる2011春夏物は、パリをテーマに、パフューム、カフェ、クチュールの3グループを構成。洗練された上品なテイストを基本にしながら、肌の優しい着け心地を重視し、素材の端々に綿素材を取り入れている。


〈パフューム〉胸元のピンタックが印象的な1920年代風の大人っぽい三角ブラは、取り外しパッド付き。夏らしい色も魅力

〈クチュール〉表面変化のある2種類の生地にリバーレースとリボンの配色がさえる。オートクチュールドレスをモダンに表現


その他、新たなブランドロゴモチーフ“AA”のモノグラム柄パワーネットを使用した定番グループ「ランジェリーク・カドリールライン」、さらにクロエ時代から人気が高かったシルクインナーも継続して販売する。

〈カドリールライン〉胸元と背中のVカットと全体のシルエットが美しい。別売りしている取り外しパッドを入れると、ブラスリップに


「ランジェリーク」は、従来の「クロエ」と「ミスクロエ」の両方の要素がうまくミックスされていて、価格帯も両ブランドの中間(ブラジャー中心が8000円台)。

販売店舗は、「クロエ」を展開していた34店の百貨店のうち、伊勢丹、西武百貨店、松屋などの東京都心店を中心に、全国18店の百貨店で継続が決定している。
さらに、バーニーズ・ニューヨークやオペークといったモード系セレクトショップ、ロックユアハートなどのファッションビルインの下着専門店でも販売が継続するという。






 2010/12/16 12:47  この記事のURL  / 
年が明けると展示会シーズン
暮の気忙しい季節が到来。年が明けると、またすぐに「パリ国際ランジェリー展」(2011年1月22〜24日開催)取材がやってくる。

今回も前回通り、同展の視察ツアーが企画されているので、ご検討中の方は以下にお問い合わせください。今週末の12月16日(金)が締め切りです。
〈潟Aーク・スリー・インターナショナル 06(6347)7888 内藤憲夫〉

さて、パリとは微妙に開催時期がずれるかたちで、イタリアのフィレンツェでは、2月上旬に「インマジーネ・イタリア&Co.」が開催される
年1回の開催で、今回で4回目。回を重ねるごとに順調に発展しているようで、今回はピストリア商工会議所との提携となっている。

大規模なパリとは違って、こちらはイタリア国内の出展者が中心。
ランジェリーだけでなく、ホームリネンやインテリアテキスタイル、スパ用ウエア、マリン用リネンインナーなど関連アイテムを幅広くカバーしているのが特徴だ。

イタリアらしい伝統にのっとったコレクションはもとより、歴史ある独特の街の雰囲気、そして食の宝庫であるトスカーナ地方という地の利にはひかれるものがある。

グローバリゼーションが進む一方で、こういうローカルの魅力が人々をひきつけて離さない。

(映像は今年2010年のもの)

 2010/12/14 21:23  この記事のURL  / 
新チューブインナーがデビュー
各種クリエイターとのコラボ企画に力を入れているグンゼ「ボディワイルド」から、新しいインナーウエア―のラインが発表された。
「インナーチュービング・バイ・マギージェームス」――。
ニューヨークで活躍してきたクリエイターのマギー・ジェームスと、グンゼの技術。
双方の出会いによって生まれた新しい衣服の提案だ。
着方も組み合わせも自由なチューブインナーは、80年代に多く登場したので、私個人としては懐かしいという印象だが、それが時代を一巡してまた新鮮によみがえったといっていい。

ドレスのように上からもまた下からも着ることのできる大きなパーツから、腕や脚につける小さなパーツまで、チューブインナーの形は6種類。重ね着したり、アクセサリーのように使ったり、とにかく着方は自由自在。
さらに、この「インナーチュービング」の魅力は、伸縮性に富んだ生地(綿溶着ベアフライス、ナイロンベアスムース)の程良い地厚加減と軽やかなフィット感、そしてマギー・ジェームス独自のセンスで監修された渋めでクールなプリント(15柄)とカラー(5色)にある。
ネットやチェック、また玩具のレゴから発想したという柄など、プリントが充実。
秋冬トレンドラインはインドネシアのバティックを思わせるような柄ゆき、次いで来春夏はちょっと甘さのあるヴィンテージ風のプリントが楽しめる。

「ストリートからエレガントまで幅広くカバーできるし、普通の人でもアスリートでも誰でも着ることができる。男女兼用のユニセックスだし、あらゆる人に着てほしい」と、マギーさん。

美しい発色の色とプリント、そして着心地や肌触りの良さは、かつてのチューブインナーとは比べものにならない。
まさに、グンゼが誇るシームレスとプリントの技術力が発揮されている。


デザイナーのマギー・ジェームス(1977年生まれ)は、日本人とアメリカ人のハーフ。NYのパーソンズでファッションデザインを修学後、NYでさまざまなイベントのプロデュースやディレクション、ヴィヴィアン・ウエストウッドなどで仕事をする。東京に拠点を移してからは、自身のアクセサリーブランド「Silvester Ribbon」を立ち上げた。


 2010/12/04 19:05  この記事のURL  / 
2011春夏ユニクロ展示会
12月1・2日の両日、東京ミッドタウンでファーストリテイリンググループの来春夏物展示会が開催された。

「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」――“MADE FOR ALL”(あらゆる人々のための服)と、同グループの想いが掲げられたボードに誘導されながら、会場の中へ。

いつものようにシーズンのエッセンスをコーディネイトで見せている展示会であるが、トレンドやモードの要素は、デザイナーとのコラボ企画やUTなどに凝縮され、基幹ブランド「ユニクロ」は今まで以上にベーシック。
会場の最初のエリア(撮影はここのみOK)では、レディス、メンズ共に、チノパンツ、カーゴパンツのバリエーションが、シンプルなコーディネイトで展示されていた。

インナーウエアについては、引き続き美しい姿勢をテーマにした「スタイルアップインナー」の他、ストレスフリーインナーと称して、「ワイヤレスブラ」「サラファインUVカット」に力が入れられていた。
メンズでは、歩くことが自然にエクササイズになるというどこかで聞いたことのあるカロリー消費量アップインナー「イージーエクササイズ」(トップ・ボトム各1500円)が登場。この分野はますます価格競争が進みそうだ。

ちょうど2日に発表されたユニクロの11月の売り上げは、国内既存店売上高が前年同月比14・5%減(新店を含む直営店全店でも10・2%減)で、4カ月連続の前年実績割れ。創業祭で大々的なセールを行ったにもかかわらず、前年のヒートテックインナーの大ヒットのハードルを超えられなかったようだ。
次シーズンの堅実路線も、今年に入ってからの厳しさを受けたものに違いない。





 2010/12/03 20:36  この記事のURL  / 
プロフィール
武田尚子(たけだなおこ)
ジャーナリスト・コーディネイター

ボディファッション業界専門誌記者を経て、1988年にフリーランスとして独立。
ファッション・ライフスタイルのトータルな視野の中で、インナーウエアの国内外の動向を見続けている。
また、セミナー講師やコンサルタント業務も行っている。
武田尚子プロフィール
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