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パリの「ハンロ」ショールーム訪問
もう1か月以上前のことになってしまったが、「モードシティ展」取材後に、パリ・サントノーレ地区にあるハンロのショールームにお邪魔してきた。
同ブランドはパリのランジェリー展出展は1月のみなので、7月はパリに来る各国のバイヤーは、このショールームで来年の春夏コレクションを見ることになる。
ちょうど昨年はオーストリア本社に伺ったのだが、こうしてパリの中心地(クラシックな高級アパートの中)でゆっくりコレクションを見るのもしっくりくる。

グローバルで安定した伸びを見せているブランドだけに、特にここ数シーズンはそういう勢いのようなものがコレクション全体から感じられる。

2018春夏カタログの撮影場所として選ばれたのは、昔からオーセンティックな海のリゾート地として知られる西仏のビアリッツ。
まさにそういう場所で過ごすヴァカンスで身に着けたいと思わせる、リッチでリラックスしたランジェリーやラウンジウエアが充実していた。

ハンロらしいソフトブラやテディ風のボディスーツ、ミックス&マッチで上下の組み合わせ自由なナイトウエア、家の中や海辺や街でといろいろな場面で着こなすことのできるラウンジウエアと、大人を満足させるシンプルで上質なものならお任せという感じ。

「ハンロ」が好きというだけでその人の趣味の良さとか、”いい女”度、”いい男”度が連想されるようなブランドだ。
日本国内でも着実にファンを増やしているが、これからはますますその輪が広がっていくに違いない。

今や「ハンロ」の伝道師として世界を飛び回る、同社国際セールスエリアマネージャーの小山さんと

 2017/08/17 20:28  この記事のURL  / 
おしゃれな男性にはたまらない
つい先日、パジャマの話題をとりあげたばかりだが、ロンドンからおしゃれなメンズのナイトウエアコレクションの写真が届いた。

美しいシルクプリントのキモノスタイルで魅了する「MENG」が、今度は新しくメンズコレクション(2017春夏シーズン)を発表したのだ。
近年、ヨーロッパで人気だったモードなキモノスタイルのローブやパジャマ。その洗練された雰囲気が男性も味わえる。

個性豊かなプリントや、ジャガードニットなど、魅力がいっぱい。
その昔、美しい着物の贅沢を味わった日本の男性も、きっと似合うはず。究極のおしゃれはナイトウエアにあり。

 2016/06/10 21:38  この記事のURL  / 
イタリアから新素材情報
長い今年のゴールデンウィークもはや終盤。
海外からはいろいろな情報がメールで入ってきている。

SENSITIVEブランドで知られるイタリアのストレッチ素材メーカー、ユーロジャージー社からは、新しいランジェリー素材の情報。
素材名は、「SENSITIVE GRACE」(センシティブ・グレース)。

非常に軽くて洗練され、セカンドスキンのようにソフトで繊細、それは肌を優しく愛撫するようだという。
ポリウレタンのライクラ混率が28%でありながら、1平方メートルの重さが80gという軽さ。
呼吸するハニカム構造が特徴となっており、モールドやボンディングなどの加工にも対応する。
体型を整え、動きをフォローするという機能性がありながら、エレガントで優美な感覚をもった革新的な素材だとしている。

色は白黒をはじめ、ダスティピンクやスモーキーグレーといった微妙なニュアンスの色が全10色。

ファンデーションの素材にも、フェミニンなタッチが求められる時代の対応が進んでいる。


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 2016/05/06 16:16  この記事のURL  / 
新世代インポートブランド
今週は、インポーターによる2015秋冬展示会が多く開かれた。
輸入ランジェリーといえども、コンサバティブなものが主流を占める国内市場において、従来とは違うテイストのものを取り入れる新しい動きが見えた。インポーターや業界全体の世代交代の時期を迎えていることと無縁ではない。

日本で手堅く売れそうなものというのはもう飽和状態。市場性は未知数でも、新しいものに意欲的な百貨店やランジェリーブティックのバイヤー、あるいは異業種の小売業にも提案していくような積極的な動きが伺える。

まず、アルテックスの展示会では、ここ数年、パリ国際ランジェリー展でもセクシーなプレゼンテーションが目を引く「MAISON CLOSE(メゾンクローズ)」を導入。同じセクシーでも、シンプルで洗練されているのが、さすがフランスブランド。
アンダーヘア脱毛サロンからも注目を浴びたとか…。

アメリカの「JOSIE NATORI」と「NATORI」。個人的にはカラフルなスポーツブラに注目。この、色のきれいさ、適度なソフトさはあまりない。

神戸マリーは、いつものホテルを離れて、原宿とんちゃん通りの路面ギャラリーで展示会を開催。
おしゃれ心をくすぐる「TWIN−SET(ツインセット)」。ランジェリーも、今までのようなブラ単品だけを見る近視眼的見方ではなく、グループ全体、ブランドの世界感を表現することが大事というお手本のようなブランド。服とのコーディネイトがとことん楽しめる。
「エクセリア」や「パラ」とはまた異なる魅力にあふれている。

メンズでは、オランダ「MUCHACHOMALO(ムッチャチョマーロ)」が新しく登場。さまざまな映画からインスピレーションを得たという、一つ一つ凝ったオリジナルプリントが本当に楽しい。オランダ絵画を想わせるカタログには、各世代の「ヤンチャ」な男たちが集結。

週末にかけて開催されている合同展「ランジェリープラス」3回目では、「Lonely(ロンリー)」(インポーター:ラディクション)の打ち出しが注目された。
ニュージーランド発の同ブランド、世界の「ファッショニスタ」の支持を得て人気急上昇中。あくまでファッションとしてのランジェリーを追求し、アウターとの組み合わせのヒントに満ちている。
本国からのデザイナー来日で、ファンが増えることは間違いない。

 2015/03/14 12:17  この記事のURL  / 
インポート展示会に見る天然素材A
天然素材いやあらゆる素材の中での女王といえば、シルク。
最近、国内では富岡製糸場の建造物が世界遺産に認定されたことが話題だが、フランスやイタリアなど海外でもシルクの見直しの機運がある。原料高には頭が痛いが、やはり他の素材では変えられない魅力があるというわけだ。

来年1月に開催される「パリ国際ランジェリー展」の素材展「アンテルフィリエール」では、今年のエンブロイダリーレースに次ぎ、”シルク”が注目素材としてフォーカスされるという。
大量生産品との明確な差別化を打ち出すため、クラフツマンシップのブランド哲学をあらわすためには、シルクという素材は有効なものがある。
シルクを特徴にする伝統的な老舗ナイトウエアブランドのみならず、ランジェリーブランドでもシルクを積極的に取り入れているところが見られる。

国内インポーターの展示会から、いくつか目についたシルクをご紹介しよう。
「オーバドゥ」(栄進物産)の、”プロジェクションプリヴェ”グループ。
カリビアンピンクのシルクサテンが新鮮。

神戸マリーが力を入れているイタリアブランド「パラ(parah)」も、2015春夏シーズンはシルクが目につく。本当に身に着けたいものをつくると、シルクのラグジュアリー感は欠かせないというわけだ。またその素材の料理の仕方が絶妙。
イタリアの懐の深さといっていいか。
ジョバンニボルディーニの絵画からインスパイアされた”フィレンツェ”グループ。

ヴェニスの建築をテーマにした”ヴェニス”グループ。

パリス・インターナショナルが輸入している「ルナ・ディ・セタ」は、イタリアの伝統的なナイトウエアブランド。その名も「絹の月」という意味。
シルクも大胆かつモダンなデザインでその魅力を広げている。



かつて生糸の一大輸出国だった日本は、シルクに関する技術も世界に伝えたという歴史がある。そういう観点からもシルクを今一度、見直してみてはどうだろう。
 2014/10/12 00:04  この記事のURL  / 
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プロフィール
武田尚子(たけだなおこ)
ジャーナリスト・コーディネイター

ボディファッション業界専門誌記者を経て、1988年にフリーランスとして独立。
ファッション・ライフスタイルのトータルな視野の中で、インナーウエアの国内外の動向を見続けている。
また、セミナー講師やコンサルタント業務も行っている。
武田尚子プロフィール
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