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ブログを引っ越ししました
2009年から8年にわたってご愛顧いただいたこの「INNER通信」。
ポータルサイトの大幅リニューアルにともない、以下に引っ越しし、新たなスタートを切っています。
http://blog.apparel-web.com/theme/trend/author/inner

今後もどうぞよろしくお願いいたします。
武田尚子

 2017/11/30 17:27  この記事のURL  / 
国際見本市は業界の縮図
恒例のトレンドセミナー開催が近づいています。
国際見本市(展示会)というのはまさに業界の縮図。
商品動向はもちろんのこと、今、世界のインナーウエア業界(アクティブウエアやリゾートウエアも含む)で何がおこっているかを感じてください。
お待ちしています。


 2017/08/21 14:54  この記事のURL  / 
3つのモード展覧会
7月8〜10日に開催された「モードシティ」展の取材出張を終えて、帰ってきた。
「モードシティ」展はランジェリーと共に水着・ビーチウエアの比重も高いので、1月の「パリ国際ランジェリー展」に比べると、日本からの来場者も少なめ。
ただパリおよびヨーロッパではこの時期に思いがけない質の高いモードやアートの展覧会に出会うことができる。

今回はパリで「ディオール展」と「バレンシアガ展」。さらにベルギーのアントワープまで足をのばして「エルメスーマルジェラ展」を観てきた。
インナーウエア業界関係者にとって、ランジェリーの国際見本市で最新の情報を知るというのも重要だが、それと共に(いやそれ以上に?)ランジェリーやモードの背景にある文化や歴史に触れるということは、日本国内にいては絶対に体験することができない。
そういうことも含めての海外出張であることを、このビジネスに関わる人々に伝えたいと私は思う。

ルーブル装飾美術館で開催されているクリスチャン・ディオール展“COUTURIER DU REVE(夢のクチュリエ)”。
その規模、点数、構成力、空間演出の仕掛け等々、圧倒される。もう言葉がない。
ディオールはまさにフランスのシンボル、モードの歴史そのもの。

モンパルナス近くのブルーデル美術館で昨日まで開催されていた“バレンシアガ 黒の作品展”。
かつてブルーデル自身が住んでいた邸宅は、庭園も含めて心地よい美術館。
荘厳なブルーデルの彫刻作品が散りばめられた館内には、黒のドレスが不思議に溶け合う。
そのシルエットの美しさの秘密が垣間見られるような美しい展覧会だった。
アートとモードのこういった邂逅はやはりパリならでは。

パリから片道2時間で行くことのできるアントワープは、王立芸術アカデミーでも知られる場所。同出身の「アントワープの6デザイナー」の一人、マルタン・マルジェラの“MARGIELA THE HERMES YEARS(エルメス時代のマルジェラ展)”がMOMU(ファッション美術館)で8月まで開催されている。
マルジェラ自身のコレクションとマルジェラがウィメンズアーティスティックディレクターを務めた時代のエルメスのコレクションが、テーマ別に隣に並んでいる。
内側と外側の境を外すなど、ランジェリーの本質にも通じるコンセプチャルかつ実験的なデザインで支持されるマルジェラが、エルメスのデザイナーに就任した時は一瞬意外に感じたものだが、こうしてみるとマルジェラならではのエルメスコレクションであったことを実感した。
エルメス時代のマルジェラの服が似合う女は、私にとって永遠の憧れ。


 2017/07/17 10:15  この記事のURL  / 
日本の女の歴史を
ブックディレクターとして活躍している幅允孝さんに、インタビューをしていただく機会があった。
幅さんと会話をすることによって、自分が望んでいたこと、求めていたことがはっきり見えてきたような気がする。
それは、私はやはり日本の女の歴史を書いていきたいということだ。

このINNER通信のように、時代の流れの中でランジェリーのトレンドがどう変化しているかを発信することを続けながらも、やはり私の興味の核にあるのは、モノよりヒト、そしてその歴史。
しかも個を普遍化させること、つまり個の積み重ねである歴史について探求していきたいのだ。特に日本の女が世代を超えて受け継いでいっているものを。

常に、下着やファッションの枠を超えたいと思ってきたが、下着というのは本来自由であって、ほかのいろいろなものとつながることができる。
私はやはり下着の文化的側面に惹かれるのだ。
下着でなくてもいいが、下着というフィルターは実におもしろい。
下着というフィルターを通して、社会や時代を見ていくという立ち位置をいただいていることはありがたいと思っている。



 2017/07/02 22:06  この記事のURL  / 
海外で講師の初体験
中国のファッションコンサルティング会社から声がかかり、今週、香港に程近い場所にある深せんに行ってきた。
1980年に経済特区に指定されてから急速に発展を見せた所で、世界都市ランキングでは北京、上海、広州に次ぐものの、経済的には今や中国最大の規模になっているという。
インナーウエアのメーカーも多くあることからセミナーの場所に選ばれ、私はここで「ランジェリーのグローバルトレンド」を語ったというわけだ。

モノの表層的なトレンドではなく、その背景にあるもの、時代性というものを伝えたいというのが私の主義だが、中国でもそのやり方を通し、映像も日本で開催するセミナーと共通の素材を使って話を進めた。
ただ、中国のインナーウエアビジネスにかかわる人々を相手に話をするのは初めての経験なので、準備には時間をかけ、当日もトレンドの経緯を丁寧に説明した。
かつて体験したことのない長時間のセミナーだったのだが、日本語から中国語への同時通訳が非常に優秀な人だったので、すべてスムースに進み、好評のうちに終えることができた。

ここで驚いたのは、50人ばかりの参加者(会社は複数)が、非常に熱心であったということ。
20歳台と思われる若い人ばかりなのだが、そのエネルギーに私もぐいぐい引き込まれた。質問も活発だった。
さらに皆がとても行儀よく、休憩時間などにすれ違ってもニコニコ「ニーハオ」と挨拶してくれる。これは完全に欧米式のマナーだ(セミナー終了後の撮影大会は中国的かも)。

これには考えさせられた。
例えばパリのランジェリー展などでも、日本人は、グループでレクチャーを受けたり、会場でブースを見て回ったりする時など、相手に対してあまり個別の挨拶をしない。
これは自戒をこめてなのだが、海外で価値観や文化の異なる人々と接する時、コミュニケーションの入り口に必要なマナーはやはり心得ておかなければならないなとつくづく思った。

深せんの店頭や市場については、また改めてお伝えしたい。


 2017/03/24 23:29  この記事のURL  / 
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プロフィール
武田尚子(たけだなおこ)
ジャーナリスト・コーディネイター

ボディファッション業界専門誌記者を経て、1988年にフリーランスとして独立。
ファッション・ライフスタイルのトータルな視野の中で、インナーウエアの国内外の動向を見続けている。
また、セミナー講師やコンサルタント業務も行っている。
武田尚子プロフィール
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