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異なるものをメランジェ
巷はお盆休みなので、ここでもほっと一息できる画像をお届けしたい。

「モードシティ」の会場の中でもこういうコーナーに出会うと、優しい気持ちになれる。
製品のトレンドを分かりやすく見せているトレンド&セレクションフォーラムのあるテーマにあった一角。テーブルの上には花のモチーフのアイテムが集められている。ランジェリーは1点のみ。

こういうふうに異なるアイテムをミックスさせる見せ方の手法は、実にフランスらしいと思う。フランスの雑誌などでもこういう編集の仕方は昔からよく見られる。

来年1月までパリで開催されている「ディオール展」においても、このフランスらしい「メランジェ」のゾーンがあった。
アイテムや時代の違いに関係なく、色別グルーピングでいろいろなものがギャラリー風に展示されていた場所。一つ一つ宝物のようなものがぎっしり。
モードの魅力がいっぱいで、おしゃれはやっぱりいいなと思わせてくれる。
この多様性こそモードそのものなのではないだろうか。


 2017/08/11 16:33  この記事のURL  / 
夏本番だったパリの百貨店
パリの老舗百貨店、ボンマルシェが魅力的に変化していた。

ファッションの売り場には、植物がいっぱい。
まさにこれが今の気分。

日本と大きく違うのは、ヴァカンスシーズンにタイミングを合わせ、水着から小物までビーチウエアの売り場が充実していること。
この楽しさをランジェリーの売り場にとりこめるのではないだろうか。

スポーツの売り場だって、もっと楽しくなるはず。

 2016/07/28 21:20  この記事のURL  / 
セクシー系が若い女の子に人気
トレンドの大きな流れからいうと、いわゆるセクシーランジェリーはちょっとお休みという気分だが、日本の若い女の子たちにとってはまさに旬にきているようだ。
ネットの影響も大きいが、こういう世界があったんだという新鮮な興奮をもって受け入れられている。

昨日まで恵比寿のエスモードで開催されていた合同展「ランジェリー+」でも、一般客対象の最終日は、セクシーランジェリーのブランドに人気が集まっていたという。

パリのランジェリー展でも数年前からセクシーな仕掛けで注目を集めていた「Maison Close(メゾンクローズ)」(インポーター:アルテックス)。
一つ一つはシンプルでクール、組み合わせのアイデアでいろいろな着こなしができる。小物が充実しているのも特徴。

イタリアの「Xo Luxory(エックスオー・リュクソリー)」(ラディクション)も、フェミニンな要素たっぷりで目をひく。


グローバルにこの流れを見ると、よりモダンに進化し、時にはスポーツとの融合も見られる。
写真は、7月にパリで開催されたモード・シティに出展していたベルギーの「la fille d’O Lingerie(O嬢)」。既に10年のブランド歴がある。ブランド名は、1950年代の有名なフランスの小説からとったもの。

エロチックなランジェリーは隠されているイメージが強いが、ランジェリーと水着の境界を軽々と超え、デイリーなアイテムとして女性たちに支持される時代となっているようだ。
この世界に興味のある人は、『O嬢の物語』を(澁澤龍彦が翻訳しています)。


 2015/08/23 12:11  この記事のURL  / 
アートとランジェリーは呼応する
1月末、パリのルイ・ヴィトン財団美術館で開催されていたOlafur Elassonの体感型エクスポジション。

その直後に見た「ユイット」の2015AWコレクションと、不思議に呼応するものがあった。

こういう偶然の発見はちょっとした感動。
 2015/02/17 14:14  この記事のURL  / 
今、求められているシンプルとは?
長年、ランジェリーを見てきたせいか、ワンパターンを踏襲しているものにはあまり新鮮さを感じなくなっている。それでも感動を覚えるのは、作り手のキラリとした感性を感じさせるものだ(私の場合、記号としてのブランドというとらえ方はしないので、究極は作り手自身への興味が基本となる)。

ランジェリーについては、グローバルトレンドと国内トレンドには多少のズレがあって、その違いがまたいいのではあるが、たまにはいつもとちょっと違うもの、見たこともないものも食べてみたいという気持ちにもなるものだ。

今、グローバルなランジェリートレンドはといえば、複雑で高度なテクニックをベースにしながら、一見、シンプルに見えることが重要になっている。
シンプルといっても、単にレースや装飾を控えるといった意味ではない。

よく「インポートテイスト」という言い方がされるが、そもそも「インポート」(輸入ランジェリー)のテイストが限定されたかたちでとらえられているのはおかしなもの。
日本市場にはここで比較的売りやすいものしか入っていないので、なかなか一般の人の目には触れにくいが、世界には多様なファッション、ランジェリーがある。

というわけで、今、こういうものが欲しい、こういうものが今求められている「シンプル」なのではないかという、その例をご紹介しよう。

まず一つ目は、デンマークのブランド「UNDERPROTECTION(アンダープロテクション)」。
パリ国際ランジェリー展のような場所では、西欧勢の華やかさに押され気味だが、ライフスタイルに根差した北欧のブランドには好感が持てる。
ツートン配色、胸元のストラップ使いと、トレンドはしっかり押さえながら、シルク素材で実にリラックスしたモード感をかもしだしている。胸元の開いた夏のTシャツにもぴったり。
バスト部分が一枚仕立てのところがネックだが、ここを工夫すればユーザーは広がるに違いない。

次は、ニューヨークを拠点にする「CLO INTIMO(クロインティモ)」。
デザイナーには10年以上前にパリの展示会で1、2度お会いしただけだが、その後も何かと情報を届けてくださる。これはFacebookで紹介されていた写真。
見るからにリラックスした安定感のあるスタイルで、いかにも心地よさそう。ひすい色のグリーンもいい。
これもバスト周りに多少の補整機能があれば、日本でも売れそう。

どちらも胸元のカッティングがきれい。立体的な女性のからだをきれいに見せてくれるし、上に重ねる服とのレイヤードも楽しめる。
 2014/04/28 16:38  この記事のURL  / 
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プロフィール
武田尚子(たけだなおこ)
ジャーナリスト・コーディネイター

ボディファッション業界専門誌記者を経て、1988年にフリーランスとして独立。
ファッション・ライフスタイルのトータルな視野の中で、インナーウエアの国内外の動向を見続けている。
また、セミナー講師やコンサルタント業務も行っている。
武田尚子プロフィール
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