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「3D-BRA」が生まれる場所
「3D-BRA(スリーディーブラ)」で知られるファンデーションメーカー、MICの本社(神奈川県厚木市)に、先週お邪魔してきた。
小田急線本厚木駅から徒歩10分弱。その社屋の中には、デザイン企画をはじめ、サンプルの染色や縫製、中国・大連にある自社工場から送られてくる製品の点検作業、さらにはOEM先の商品も一堂に集めたショールームまで、多様な機能が備わっている。


同社の強みとなっているモールドブラの型。「3D-BRA」(右)は通常のモールドカップ(左)に比べ、脇をカバーする形になっているので、バストトップが横に流れず、中央に向く

熱を加えるモールディングの機械。ブラ用とボトム用が本社には各1台


ショールームには、現在の製品だけではなく、同社の前身である高津産業(ダッチェス)時代に作っていたアメリカ輸出用ブラ(昭和30年前後)のアーカイブも

 2017/10/29 16:54  この記事のURL  / 
優しさの追求を進める「フリープ」
肌に優しいスマイルコットンと、国内自社工場での生産を強みにした島崎「フリープ」。
百貨店・ポップアップショップでのブランド訴求と、自社サイトのネット販売の両輪で順調な伸びを見せているようだ。
最近は特に乳がん術後のニーズが際立っており、2018春夏物もさらに商品改良が重ねられている。

涼しい薄手素材のサマーインナーシリーズ(キュプラコットン天竺)は、カップ付フレンチ袖インナー、カップ付インナー、ノンワイヤーブラなど、アイテムが充実している。

特に注目されたのは、袋縫い仕立てのスタンダードショーツ。
裏返しにしてもほとんど縫い糸が当たらない、見るからにはき心地が気持ちよさそうな仕様になっている。

定番の前開きブラをはじめとするシンプルシリーズ、フェミニンな雰囲気のファッションシリーズは、春夏らしい明るい新色を投入し、リピーター購買に対応。

モードなインポート感覚のリュックシリーズ(綿100%天竺)は、リバーレースをあしらったブラやキャミソールが上品な雰囲気。ノーブルホワイト、グレー、ダークネイビー、モスグリーンというカラー構成が洗練されている。
 2017/10/21 22:56  この記事のURL  / 
ATSUGIが元気
先週は、神奈川県海老名市にあるアツギ東京本社で開かれた、2018春夏物展示会に伺ってきた。シーズンテーマは、“ていねいに、きれいになる”。

同社の歴史を感じさせるその社屋であたたかく迎えていただく度に、日本の製造業の伝統と底力のようなものを感じる。特に今回は、好調な伸びを見せている同社インナー部がまた次のステップを踏み出したような、新しい取り組みが見られた。

近年の好調をリードしているのが、「クリアビューティ・アクティブ」。
幅広い年代のアクティブな女性を対象に、各種スポーツを楽しむためのインナーを、ファンデーション機能とトレンディなスタイルを特長に展開しているもので、全7ライン。ブラをはじめ、ボトムの選択肢が広いのにも注目したい。何より2000円前後という価格帯は、まとめ買いを促される。
最近は量販店インナー売り場での展開にとどまらず、ヨガフェスタ横浜といったイベントへの参加、ドラッグストアやコンビニ業態への拡販など、積極的な仕掛けを行っている。





次なる打ち出しとして目についたのは、アウターにひびかない基本的なアイテムを集めた「ヌードメイク」のブランドリニューアル。
ノンワイヤー、ソフトワイヤー、フリーカット、レースライン、同社らしい靴下編み機によるホールドフィットのシームレスといった各種ブラをはじめ、ボトム、肌着、ランジェリーも揃う。黒とスキンカラーに加え、エレガントなグレージュが効いて大人っぽくまとまっている。

さらに、アツギの真骨頂「ハイジュニ」も大幅にブランドリニューアル。
10歳から17歳のティーンズのライフスタイルをカバーするもので、特に部活や習い事に対応した「ハイジュニスポーツ」に力が入れられている。
大人顔負けの洗練されたデザイン、店頭POPに導入されるアニメイラストも効果的で好感がもてる。


スポーツというインナーウエアのグローバルトレンド。これが最も反映されているのは、日本の場合は百貨店や下着専門店ではなく、生活圏に最も近いところにあるこの量販店チャネルのようだ。

 2017/10/09 11:36  この記事のURL  / 
パワーアップする「ブラデリス」
表参道で開かれている「ブラデリス・ニューヨーク」の2018春夏物展示会に行ってきた。

「ブラデリス」といえば「育乳」で知られる補整下着のイメージだが、ラグジュアリーなゴールドレーベル(ブラの中心価格11,000円)やその下の価格帯のブラックレーベルも登場。エレガントで着け心地のいいノンワイヤーブラも目につく。

「お悩みに応えるかたちの『育乳』ブラを卒業した女性たちへ、次の段階の上質な下着を提案しています。それに年代があがるにつれて、『育乳』よりも『ストレスフリー』を求める人が多くなりますね」
こう語るのは、ゴールドフラッグ鰍フ平久保晃世社長。
とはいえ、「育乳」志向とストレスフリー志向のニーズは、年代に限らず半々だという。

今回は、スタイリッシュなスポーツライン、コーディネイトが楽しめるビーチラインやリゾートラインもや登場。「ブラデリス」ファンのライフスタイルを幅広くカバーするものへと世界を広げている。

いずれにしても、同ブランドすべての商品のベースに「育乳」の考え方や機能性があるのが大きな強みだ。
もともと平久保社長がかつてアメリカ留学中に、バストは体や体調、環境の変化で変わると実感した体験がこのビジネスの原動力となっている。

さらに、年内には表参道に顧客とのパーソナルな交流の場となるサロンのオープン、そしてパリ国際ランジェリー展への出展と海外戦略にも力を入れていく計画だ。
今や、店舗販売(国内13店舗)とインターネット販売は同規模。さらに1時間1億円の売り上げを上げることもあるというテレビショッピングも大きな柱となっている。売上の大きさだけではなく、消費者の反応がいち早くつかめるのもテレビショッピングの利点。

「女性に元気を与えるパワースポットでありたい」と、平久保社長はますます意欲を見せている。

 2017/08/04 10:44  この記事のURL  / 
イメージキャラクターもグローバルへ
ローカルマーケティングからグローバルマーケティングへと、ここのところ変化がうかがえるトリンプ・インターナショナル・ジャパン。
外資企業でありながら日本主導の商品戦略、マーケティング戦略が際立っていたが、日本発ブランドのイメージキャラクターもグローバル化が進んでいる。

「天使のブラ・スリムライン」のジェシカ・ハート(モデル・企業家)に続き、「フロラーレ・バイ・トリンプ」では話題性を集めた松田聖子に代わり、アメリカ女優のジュリアン・ムーアが登場する。


 2017/07/05 22:47  この記事のURL  / 
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プロフィール
武田尚子(たけだなおこ)
ジャーナリスト・コーディネイター

ボディファッション業界専門誌記者を経て、1988年にフリーランスとして独立。
ファッション・ライフスタイルのトータルな視野の中で、インナーウエアの国内外の動向を見続けている。
また、セミナー講師やコンサルタント業務も行っている。
武田尚子プロフィール
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