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日本酒を体で味わう保湿インナー
熱燗の恋しい季節になってきた。
「年間通して日本酒はホントは燗にする方がおいしいんです」(六花酒造叶村副社長)と専門家がいうように、和食の店では季節を問わず熱燗をいただいている。冷え性の私にとってはその方が体があたたまるような気がするからだ。

一昔前の焼酎ブーム時の日本酒業界の悲痛な声が嘘のように、最近の日本酒ブームには目覚ましいものがあって、海外進出も盛ん。新世代による経営センスとモノづくりへの精進があいまった結果だろう。

甘酒の健康効果なども注目される昨今だが、今度は「着る日本酒」が登場している。
トリンプ・インターナショナル・ジャパンがこの秋冬の防寒インナーの主力商品として打ち出している『あったかじょっぱり保湿インナー』。
永谷園との『生姜インナー』、月岡温泉との『温泉インナー』に続き、あたたかさを連想させる素材シリーズの第三弾の企業コラボもの。日本酒をつくる圧搾の行程でできる酒粕を加工に利用している。
もともと美顔効果や保湿効果でも知られている日本酒だけに、自然な組み合わせといえるだろう。

今回のコラボ先である青森県弘前市の六花酒造(創業1719年)は、白神山地の伏流水と青森県産の米という恵まれた環境のもとで酒造りを行っており、代表銘柄「じょっぱり」は「意地っ張り」の意味だという。
同社では醪(もろみ)の圧縮をあまり強く行わないために酒粕に酒の成分、つまりアミノ酸が多く残すため、それを活用すると保湿力と吸湿発熱量が高い機能のある肌着ができるということが注目された。
具体的には生地の染色工場(和歌山)で、染色後に酒エキス加工(半年間熟成させた「じょっぱり」の酒粕を脱色し、その成分を時間をかけて生地に付着させる)を行ってから、縫製工場(海外)に輸送するという。

発売は9月20日からで、売上計画はシーズン6万枚としている。


新商品発表会では、トリンプ・インターナショナル・ジャパンの責任者と六花酒造の副社長(右端)が登壇。モデル着用(右から2人目)の見た目はなんの変哲もないが、しっとりなめらかな風合いで着心地がいい。
 2017/09/18 14:31  この記事のURL  / 

プロフィール
武田尚子(たけだなおこ)
ジャーナリスト・コーディネイター

ボディファッション業界専門誌記者を経て、1988年にフリーランスとして独立。
ファッション・ライフスタイルのトータルな視野の中で、インナーウエアの国内外の動向を見続けている。
また、セミナー講師やコンサルタント業務も行っている。
武田尚子プロフィール
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