Main | VMDの本質を貫く旅 »
ブランドよりも普通という品質基準
「普通に考えたらちょっと高いよね・・・」

「普通幾らくらいなの?」

「ちょっとこの値段は普通じゃないよね・・・」

僕を含めて商品のプライスカードを裏返すたびに、お客様が発する言葉です。
この不況下で、どの業態・業種の現場に行っても、普通を口にするお客様が増えたと言われます。
ただ、お客様が求めているモノやコトが、実際に提供者側から見て普通なのかというと
「普通じゃない」
お客様の欲する普通をカウンセリングしていくと、かなりディテールまでこだわった商品に行き着いていく。

以前なら、価値・ブランド・差別化・独自化など他者との違いに価値を見出していたお客様の心理が少しづつ、というよりこの社会環境の中、かなりの速度で変化していると思います。
僕自身もなんだか、「ブランド」という言葉に違和感を覚え、ここ半年くらい使わなくなったワードになってきました。

ここは本気で考えなければならないと思うのですが、今、お客様の考える普通の品質基準が、非常に高く設定され続けているということでしょうね。これは今も業績を伸ばしている企業の提供する店舗や商品を見れば一目瞭然です。

価格・素材・原料・産地・etc、料金を支払えるモノ・コトの全てにおいて、お客様が普通だと位置づけるクオリティーの高さを認識し直し 、改めて私たち、小売・サービスの現実を見直す時期なのかもしれませんね。

当たり前の真実ですが、ハイクオリティーな普通を提供する。
私自身も、このキーワードを胸に毎日を戦う必要があるのだと実感しています。
 2009/03/09 21:23  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

流れと現実
昨日は博多でVMDの社内研修を行ってきました。

お手伝いをさせていただいて2年目に突入したアパレルの企業様ですが あらためて社内の色んなクオリティーが上がってることを実感させていただきました。 本当にその現場に立ち会えているコトは幸せなことだと思います。関係者の皆様に感謝です。


さて写真は帰りの新幹線社内 新型N700系の喫煙ルームです。
何所に行っても狭い暗い場所で喫煙をさせられると 喫煙環境を用意して頂いたとしても何故だか後ろめたい気分にさせられるものですね・・・・・


新聞を片手に仕事終わりの一服をしていると中国人観光客の都内での買い物状況に関する記事が掲載されていました。
私も週に一度くらいは仕事関係で銀座へ行きますが この2年ほどで銀座の百貨店の殆どで英語標記の案内やPOPより中国語 韓国語のそれが目に付くようなったことが思い浮かびます。

また 店舗でお話を聞いていても大金を使っていただける方は中国系のお客様が多いことを耳にします。

私が新宿の伊勢丹に居た当時も韓国、香港系のお客様は羽振りが良かったのを記憶していますが、今は中国からいらした観光客 何所で聞いても凄い購買力だそうです。

たしかに私の中国でのお客様も 日本に入らした際に平気で一店舗で20万円くらい購入したり、お土産だと言ってデジカメを2〜3台購入したりと ちょっと一緒にいて引いてしまうくらいポンポンお金を使っていきます。

こんな状況を冷静になって考えてみると・・・・・・・・・・・

日本にやってきて 高級ブランドやデジタル家電 炊飯器等を買いあさる中国人・・・・・・・・



中国に行って もしくは中国からの模倣品 コピー品をネット上で買いあさる日本人・・・・・・・


あれれッっと思うわけです

これ現実!!   さらに流れ・・・・・なんでしょうね。

僕の仕事を見て取っても


中国では世界ブランドのVMD研修やコンサルティングのご依頼が増えています・・・・・・・・・・・・・・・・・・


こんな現実を前にして
思い出されるのは 3年位前にアパレルWEBの千金楽社長が中国に向う機内で話していたことです。
「深澤くんさぁ〜 今 もう既に中国の企業への実績があって 引き続きコンサルティングを提供していることに 凄い意味があるんだよ あと一、二年もしたら日本で出来ないようなブランドからの依頼が押し寄せるよ。 みんなが気づいたときには もうそこに立っている事が重要なんだよね。」

次の流れは僕に読めるでしょうかね 
これから5年なんていわずに 2年後3年後の変化が楽しみでもあります。


ではでは










 2008/03/12 09:45  この記事のURL  /  コメント(1)  / トラックバック(0)

城へ
昨日、目が覚めた瞬間に

「城が見たいッ!!!!」って思い立ち 

顔を洗って エンジンを掛け 雪のまだ残る八ヶ岳を見ながら行って来ました

The 国宝 松本城 別名 烏城です。



日本にたった4つしかない安土桃山時代後期から江戸時代初期にかけて建造された天守を残す郭の一つです。



萌えますよね〜 黒く輝くその外観 あくまで実戦むきに建造された内観は簡素で合理的、 まさに武士が利用した城であることを感じさせてくれます。

遅ればせながらですが 最近 城にハマッテるんです。
城に来るとなんとなくというか 気合が入るというか背筋が伸びる気がするんですね。

あらゆる季節を通して美しく そして勇壮なこの建築物からは日本男子として魂を感じます。
 
今年中に 古い天守閣を残す国内の12城を全て制覇しようと思っているのですが
とりあえず 姫路城 犬山城は桜の季節に合わせ見ておこうと計画中です。

最後にゴク ゴク 個人的な意見ですが 城を散策されている女性を見ると それだけで素敵に見えるのは私だけでしょうか・・・・・・・・・(スイマセン)
城 最高!!  
 2008/03/09 15:47  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

良い会社 良い社員 良い商品 VMD 
『VMDのマニュアルには こんな項目まで入れるんですか?』
『守備範囲広いですね』
なんて 最近言われました。

勿論 VMDの守備範囲は広いんです!!
広くなければ結果は出せません。
これを 難しい言葉で説明されている方が多いので 簡単に説明します。

良い商品は勿論売れます。
でも 良い商品を 悪い社員が売ったらどうですか?
良い商品を 良い社員が悪い会社(イメージが悪い)で販売したらどうですか?

結局のところ 良い商品 良い社員 良い会社という3つが揃う事で 3つがお客様に伝わることで確実に売れるんです。商品を管理する人 社員を教育する人 会社を経営する人にとっては それぞれの業務は別々のコトだと思っている方がいるかもしれませんが お客様にとっては この3つは一つのビジュアルとして伝わるんだと言うことを理解しなければ イメージをビジュアル化するなんて言えませんよ。
これがお客様に伝わるブランドのチカラです。

ブランディング(ブランド構築)は決してただイメージを作ることだとは思いません。
良い商品 良い社員 良い会社の3つがお客様に伝わる方法を具体的にすることです。

だからVMDのマニュアルには 良い商品の見せ方だけではダメなんです。
『良い商品を 良い社員が 良い会社で販売しています』という事が伝わるマニュアルを作らなければ ただの見せ方指示書です。

売場のマニュアルを作るとは? 売場の状態を指示することではなく
先の3つのクオリティーを伝えること 
まさにお客様がリアルに感じ取る お店 ヒト 商品のビジュアルを支える状態を作り 維持し 編集し 変化させて終わらせていくTOTAL的なブランドのコアコンピタンス作ることだと考えています。

ちょと大袈裟かもしれませんが 美しく見せるとは 整理 整頓や清掃の方法まで
具体的にしなければ 継続なんて出来ないんです。

皆さんの売場からは お客様に良い商品 良い社員 良い会社の3つが伝わっていますか?  

 
 2006/09/07 11:05  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

がんばる理由を語る旅
最近は このブログを通じて国内外の読者の方々から頂くメールや手紙に勇気付けられ さらにがんばれる理由が深くなりました。

実は先日 スペインはマドリッドでセレクトショップを経営されている読者様から 勇気付けられるメールを頂きました。私自身も本当に感動して嬉しかったのですが 私以外の方にも このメールを読んで頂くことで『世界各国で同じようにがんばっている方々が居るんだ!!!』と言うことを知っていただき 読者の皆さんのがんばれる理由にもなれればと思い掲載させていただくことにしました。メールをくれたOさん本当にありがとうございます。


深澤さま

ためになるブログを、いつもありがとうございます。
私はスペインのマドリッドでセレクトショップを経営しております。

日本のアパレル商材の仕入れ先や販促方法、商品ディスプレイ、お店の運営方法などを知る手掛かり として読ませていただいております。
お店は2003年の11月に、セントラル地区にオープンさせました。
取り扱い商品は、アンティーク着物や地下足袋、足袋ソックスなどの和アイテム30%、日本とアメリ カのアパレル商材30%、オリジナルアイテム15%、ファッション雑貨10%、日本のバイカーに人気のある ヘルメット15%となっており、日本で実際に人気のある商材をスペイン人の好みに合わせて仕入れてい ますが、スペインという、あまり日本という国に馴染みのない人々に日本の商材を販売することは難 しく、日本の女性ファッション誌のキリヌキや日本のCDショップのようなキャプションを添えながら、 リアルな日本のカルチャーを伝えたるよう試行錯誤の毎日です。
日本ではファッション誌や旅行誌でライター兼編集をしており、アパレル業界とまったく違うフィー ルドだったのですが、日本・海外を問わず多くの業者の方に支えられ励まされ何とかここまでやって きました。

深澤さんのブログ内に「お店の世界観を通して商品やデザイン、お店から発するメッセージにお客様が共感し賛同することで、社会貢献ができれば……」とありましたが、再度読み直し、この言葉にとに も勇気づけられ感激いたしました! 私が目指しているのはまさにココだと、活字を読み、あらためて ココロの中に浸透していきました。
スペインのマドリッドは、おしゃれ感度が決して高い都市ではありません。日本よりも10年以上す べてがたち遅れているといっても過言ではありません。雑誌掲載にのせられて商品を購入する人もほ とんどいず、閉店後のウィンドーをのぞき見しながらショッピングのモティべーションを高めていく 人が大半なので衝動買いはまずありません。が、この「衝動買いをしてまで」欲しくさせることが私 の使命です。そのためにもVMDは欠かせない戦略のひとつになっています。
5.8坪の小さな店内に並べている各アイテムは、ある意味、とりとめがなく無節操で一種おもちゃ箱の ような状態です。
今は毎回仕入れ先を開拓することに疲れを感じてきています。ですが、アパレルを含め、日本のサブ カルチャー的アイテムを発信することで、この国に住む人たちに何かが残せればと思っています。

どうぞ、これからもステキなブログで読者を励まして下さいませ!




Oさん許可無く掲載してしまい申し訳ありませんでした。

絶対に近々マドリッドに遊びに行きますので その際は是非 そちらでお買い物させて下さい。宜しくお願いいたします。
 2006/07/29 11:34  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

| 次へ
プロフィール
深澤 智浩(ふかさわ ともひろ)
大学卒業後、大手SPA企業にてヘッドトレーナーとしてVMD戦略に携わる。2003年、VMD TOTAL SUPPORT OFFICE 深澤企画設立 。 現在、複数のカジュアルブランドの店舗運営のサポートとVMD業務に携わる傍ら、生鮮食料品の店舗ビジュアルも手掛ける。年間、深澤企画として100店舗以上のVMDクリニックを行っている。

TEL :03-3523-2402
FAX :03-3523-2401
yellow@apparel-web.com

深澤企画.NET
QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパレル携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード
最新記事
カテゴリアーカイブ
最新コメント
ryu
東京タワー (2009年10月08日)
t.mochi
こんなお店が増えたらいいな〜 (2009年10月06日)
Ryu
反復の強さ (2009年09月02日)
SUSUMU
SALEタペ (2009年07月23日)
sai
創造力が足りない (2009年07月19日)
後輩from札幌
創造力が足りない (2009年07月19日)
最新トラックバック
島 耕作メンバー (2008年04月02日)
めがねブログ (2006年06月10日)
月別アーカイブ

http://apalog.com/fukasawa/index1_0.rdf
更新順ブログ一覧
リンク集

アパレルウェブ公式モバイルサイト
スタイルクリップ
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード