« 久々のオフ | Main | 香港・台湾に行ってきました »
itunesとU2
itunesのコーマシャルにてU2の最新アルバム

『Songs of Innocence』が無料で全てダウンロード出来ると知った時

高校生時代からU2を聞き込んでいた私には

かなり衝撃的なニュースとなった。



それは、U2のアルバムが無料で貰えるという喜びも、勿論ですが

それ以上に 無償でアルバムを提供するということは

itunesのアカウント分 約5億人がアルバムを手にすることが出来るということ

この数字は マイケルジャクソンのスリラーが

1億400枚でギネス認定されているという数字と比べると

無償で提供したとしても、

ライブ動員やその後の楽曲の使用量、そして何よりも

U2自体のブランド認知度を更に向上させる上で

有り余る程にメリットを感じるプロモーションである。

僕も若かれし頃、音楽の道を目指したことがあるので、これがどういう意味を持つのか

冷静に考えると、やはり『音源』が
*楽曲ではなく当事者が演奏している

売り物では無くなっているということ。

5億人に音源を届けることが出来るネット環境は

様々なメリット・デメリットを生み出し

アーティスト自体の売り物を変えてしまったんですよね。

音源以上にライブパフォーマンスやグッズ販売がアーティスト収益のメインになり

『音源』というモノよりもライブパフォーマンスを体感するコトに収益のメインが変化させてしまいました。

そう考えるとAKBの音源(CD)も、音源を売る為に握手券がおまけに付いて来ている訳ではなくて

握手券に音源が付いて来ているという考え方の方が納得出来る。

また、音楽ではありませんが

先日マクドナルドの子供向けセットに『妖怪ウォッチ』のおまけが付いてくるキャンペーンが行われていたそうですが

こちらも 顧客の目線で言えば

『妖怪ウィッチ』のおまけがメインで、ハンバーガーが不要なオマケなのである・・・・・・

上記の3つは いずれも後に

U2であれば強制的にアルバムがユーザーにダウンロードされるシステムの為に

少ないメモリーを蝕まれたという声が上がったり

AKBであれば、大量のCDが個人のゴミとして破棄されたりという結果に繋がったことを考えると

売り物を守りたいという考えもあれば

新たな売り物を創造したいという攻める考えもある。

間違っては行けないのは、売りモノだけを何とか押し付けることよりも

顧客がお金を支払っても欲しい『買いゴトとモノ』が何かという点である


5億人が同時に欲しい商品を手に出来る世の中になった、この環境をプラスと捉えるならば

顧客を興奮させる『買いゴト・買いモノ』とプロモーションを考える上で

このU2とitunesの取り組みは、本当に新たな一歩だったと僕は感じ得ます。

ではでは









 2014/10/20 07:46  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

トラックバック

この記事へのトラックバックURL  ※トラックバックは承認制となっております。
http://apalog.com/fukasawa/tb_ping/768


コメントする
※コメントは承認制となっております。
名前:
Email:
URL:
クッキーに保存
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク


コメント


リンク集
プロフィール
深澤 智浩(ふかさわ ともひろ)
大学卒業後、大手SPA企業にてヘッドトレーナーとしてVMD戦略に携わる。2003年、VMD TOTAL SUPPORT OFFICE 深澤企画設立 。 現在、複数のカジュアルブランドの店舗運営のサポートとVMD業務に携わる傍ら、生鮮食料品の店舗ビジュアルも手掛ける。年間、深澤企画として100店舗以上のVMDクリニックを行っている。

深澤企画.NET
更新順ブログ一覧
最新記事
カテゴリアーカイブ
最新コメント
T-hara
ONE (2012年03月13日)
ヤマ
ブレない答え (2011年11月23日)
Ruby
富士登山 (2011年09月01日)
VMD深澤
トリコロール (2011年07月27日)
りん
トリコロール (2011年07月26日)
mochi
自ら考えて行動する売場作り (2011年07月21日)
Yuko Shigenaga
復興支援TEE (2011年07月02日)
最新トラックバック
島 耕作メンバー (2008年04月02日)
めがねブログ (2006年06月10日)
月別アーカイブ

http://apalog.com/fukasawa/index1_0.rdf
QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパレル携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード