« 前へ | Main | 次へ »
何かが起こってからからでは遅い
先日、台風21号が上陸し、多くの被害が出ました。被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。

そんな中、事前に台風の進路予測がある程度わかっていたにも拘わらず、東海・近畿地方の多くの商業施設は営業を強行していました。確かに、稼ぎ時の日曜日に営業中止の判断を下すことは難しいことと思いますが、その判断が間違っていて従業員に万が一のことがあった場合、どう責任をとるのでしょう。中止の判断の決断の遅れも同様です。結果的に、交通機関がストップし、暴風雨の中、従業員は帰宅せねばならず、極めて危険です。体力的な疲弊・心労も重なります。

当日はSNSを見てもそのようなコメントが多くありました。

今週も台風の22号の上陸が予測されています。商業施設には、次回は早い判断で営業の有無の決断をしてほしいものです。万が一に備えることこそ、責任者の仕事です。

話は変わり、私が携わるMD関連の仕事にも同じようなことが言えるケースがあります。

昨今、気温の変動が激しく極端になっています。結果、月次の反省として、

「今年の●月は気温の変動が激しく、対応しきれなかった」


との文言を多くの場所で見かけます。

確かに、気温の変動は中々よめるものではありません。当然、MDであれば気象庁のデータを喫緊。数か月先まで確認しておくべきですが、それでも想定外のことが起こりえます。

そんな中で、MDとして必ず守るべきものは、設定した納期を絶対に守るということです。
また、昨今の気温の変化に対応するためには、早めの納期設定が必要になってくるでしょう。

そのことによって、店頭スタッフが、今日店で何を売っていくべきか困らない品揃えができるよう、気温に対応した品揃えができるように、準備をしておくべきだということです。

しかしながら、結果的に納期遅れをメーカー・工場側に責任を押し付け、烈火のごとく怒る。そして、店頭スタッフには自分の責任ではないという。このようなことでは、その組織が良くなるすべもありません。

納期遅れが発生した時点で、納期遅れ分の売上が吹っ飛び、在庫が残ります。そうなってからどう対応しようとしても、「もうお前は死んでいる」状態なのです。

だからこそ、現場スタッフが困らないよう、最善の努力とまさかの事態。万が一のことにも備えをしておくこと。このことが商品発注責任者である人の仕事ではないでしょうか。

ファッションMD・マネージャー講義「正羽村塾」生徒募集してます。(個人・企業等)ご興味のある方は下記連絡フォームより気軽にご連絡ください。
http://www.msmd.jp/

私の記事はフェイスブックからご覧になれます。気軽にフォロー・友人申請してください。
https://www.facebook.com/masafumi.sato.777
このたびはこのブログを閲覧いただきありがとうございます。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。
 2017/10/26 08:00  この記事のURL  / 


« 前へ | Main | 次へ »

プロフィール

マサ佐藤(佐藤正臣)

(株)エムズ商品計画・代表取締役

95年(株)ノーリーズにアルバイトとして物流倉庫からスタートし、店頭勤務7年(レディース)。
02年より(株)ノーリーズにおいてメンズ(フレディ&グロスター・ノーリーズメンズ)立ちあげをMDとして担当。
10年よりフリーランスとして活動開始。
シャツメーカーの新ブランド開発の企画サポート。
その他、新規ブランドの立上マーチャンダイジング計画など、様々なフィールドで活躍したのち、14年5月末、株式会社エムズ商品計画を設立。
企業へのMDアドバイスや文化服装学院で講義・また海外での講義等。
「お客様の側に立ち、人の役に立つ仕事をする。」
をモットーに、アパレル業界発展のため活動中。

株式会社エムズ商品計画
http://www.msmd.jp/


最新記事
月別アーカイブ
カテゴリアーカイブ
更新順ブログ一覧