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数値アレルギー
このアパレル小売業には、「数値が苦手。」「数値並んでいるのを見ただけ吐き気する。」等「数値アレルギー」の方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

かくいう私も、この業界でよくみられる「数値アレルギー」体質の一人でした。

30代前半までは、日々の売上ばかり気にしていましたし、当然過去のデータ分析をするまでもなく、私自身の現場で培った「感覚」ばかりを大事にしていました。仕入・在庫状況は金額はなんとく把握していても、それをどうする?術をもっているわけでもありませんでした。

但し、それでも「現場目線・感覚」さえ持っていれば、まだ売れた時代でした。

そんな売れた?時代を経て、組織が大きくなったりすると、人が増え、仕事が細分化していきます。

例えば、品揃え・商品発注の権限がある、MDの仕事で言えば、ディレクター的な商品系の仕事と、売上・粗利・仕入・在庫等のコントロール・管理をする数値系の仕事の細分化されます。組織の規模・品揃えの多さから考えれば、MDの仕事が細分化されるのは、仕方のないことです。

しかしながら、予め数値系の人が設計した、item/sku数という鋳型の中に、ただ自分が仕入れた商品を埋め込むだけの仕事をする。「何故、そのitem/sku数になったのかも考えもしない」仕入れた商品の結果は「売れた商品だけ気にする」「売れない商品は知らんぷり。現場の責任。

挙句の果てには「何故仕事が細分化されているのか?」もよく考えず、「私は商品系のディレクターだから商品さえ仕入れておけば、いいのよ!!」「数値は他人がやればいいのよ!!」と考えている「数値アレルギー」な人材を多く抱えている企業は今後厳しいと言わざるえません。

ファッションビジネスと考えるのであれば、当然多少なりともの数値知識を身に着ける必要があります。ただ、トレンドばかりを気にして商品を機械的に鋳型に放り込む。その職をディレクター・バイヤーと呼ぶ。そんば職業がまかり通るほど、今後はあまくないでしょうし、世間から必要とされない状況になるはずです。

最後に小売業でいう数値は、小学校算数さえ知っておけば出来ることが殆どです。だからこそ「数値から逃げないで」ということを付け加え、今回のブログを〆ます。

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次回もどうぞよろしくお願いいたします。
 2017/08/03 04:36  この記事のURL  / 


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プロフィール

マサ佐藤(佐藤正臣)

(株)エムズ商品計画・代表取締役

95年(株)ノーリーズにアルバイトとして物流倉庫からスタートし、店頭勤務7年(レディース)。
02年より(株)ノーリーズにおいてメンズ(フレディ&グロスター・ノーリーズメンズ)立ちあげをMDとして担当。
10年よりフリーランスとして活動開始。
シャツメーカーの新ブランド開発の企画サポート。
その他、新規ブランドの立上マーチャンダイジング計画など、様々なフィールドで活躍したのち、14年5月末、株式会社エムズ商品計画を設立。
企業へのMDアドバイスや文化服装学院で講義・また海外での講義等。
「お客様の側に立ち、人の役に立つ仕事をする。」
をモットーに、アパレル業界発展のため活動中。

株式会社エムズ商品計画
http://www.msmd.jp/


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