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売るもの変えても結果は同じ?
このご時世。「服が売れない」厳しさから、服飾雑貨・生活雑貨等「売れそうな??」業種に変更。もしくは、新事業を立ち上げるなんて話をよく耳にします。

業種変更や、新事業を立ち上げる際によく言われるのが、

@ 現在企業として持っている市場・客層をそのまま活かす
A 企業として持ち得ている「技術」を活かす・応用する。

以上2つのことです。このことを無視して、新しい業種に変更・立上げをしたとしてもその事業に前途は厳しいと言わざるえないでしょう。

当然、アパレル小売業から他の業種に変更するのであれば、@のことは無視できません。(顧客の空白ゾーンを狙って@を無視する組織は意外に多い。)

しかしながら、問題となるのはAの方でしょう。

アパレル小売業で持ち得ている技術?というのは、大きく分けて考えると?

A 販売(店頭・ECの運営。商品の売り方・見せ方・接客等その他)
B MD(商品・ショップ品揃え・価格・売価・原価・粗利等のコントロール)
C PR(人を集める手法・宣伝・SNS等メディア戦略等)

この3つでしょうか。(他にもあるとは思いますが)

現在ではAの部分の未発達さ。販売員に極度に負荷をかける販売戦略等がブラック企業と批判されます。Bの部分では再三このブログで私が指摘しているように、「感覚重視の行き当たりばったり」的な戦略。杜撰な数値・在庫管理が多々見られます。

また、Cの部分。PRの重要性が意外に認識されていないのも、この業界ではよくみられる光景です。

「服が売れない時代」になったから業種変更を考えるのは別段否定することでもありません。しかしながら、業態変更を考える前に、まず販売・MD・PRの精度を高めることをしなければ、どのような業種に変更しても失敗は免れないでしょう。

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 2017/07/27 08:00  この記事のURL  / 


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プロフィール

マサ佐藤(佐藤正臣)

(株)エムズ商品計画・代表取締役

95年(株)ノーリーズにアルバイトとして物流倉庫からスタートし、店頭勤務7年(レディース)。
02年より(株)ノーリーズにおいてメンズ(フレディ&グロスター・ノーリーズメンズ)立ちあげをMDとして担当。
10年よりフリーランスとして活動開始。
シャツメーカーの新ブランド開発の企画サポート。
その他、新規ブランドの立上マーチャンダイジング計画など、様々なフィールドで活躍したのち、14年5月末、株式会社エムズ商品計画を設立。
企業へのMDアドバイスや文化服装学院で講義・また海外での講義等。
「お客様の側に立ち、人の役に立つ仕事をする。」
をモットーに、アパレル業界発展のため活動中。

株式会社エムズ商品計画
http://www.msmd.jp/


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