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定番品を決めるのはお客様
この業界でいう、定番品とは?
”流行に左右されず、長年愛用できる商品”そんな感じでしょうか?

実際、私も販売員時代何年もセールしないで売れる商品を見てきましたし、実際20年以上愛用している商品もあります。

また、ブランドによっては仕入れる際にセール禁止の契約があるブランドなんかもあります。

そういった定番品と言われる商品はMD・バイヤーにとっては、例え一定以上の在庫を抱えていても、「定番品だから何年在庫であっても大丈夫!」という意識が働き、ふと気づくと、店頭が定番品と言われる商品だらけに陥ったりもします。

冬に色んなショップで見かけるダウンブランドなんかはその典型でしょう。

どんな商品が売れるかわからないこの時代。定番品と言われる商品は、MD・バイヤーにとってはある意味「精神安定剤」ような存在なのかもしれません。

かつて、私がよく通った裏原宿にあるショップはそんな定番品と言われる商品が充実していました。しかしながら、数年するとそのショップはなくなり、風の噂では在庫過多に陥り、資金繰りが悪化しなくなったとのことでした。

しかしながら、いくら作り手や売り手側が「この商品は定番品だからセールしない」と謳っても、お客様に支持されていなければそれは定番品と言われるものではありません。

商売の常として、需要が供給を上回らなければ、あっという間に在庫過多になります。たちまち資金繰りが悪化し、企業の業績も悪化します。

そのような状態にならないためには、常日頃からMD・バイヤーが売上以外の数値。粗利や売上原価・在庫原価の知識・活用の仕方を身に着け「売れなければ定番品ではない」という意識を持たなければなりません。

あくまで「定番品」を決めるのは、お客様です。もし作り手の言うがままに「この商品は定番品です。」と文言を鵜呑みにする、MD・バイヤーを多く抱えている組織は、もうこの時代厳しいと言わざるえません。

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 2017/07/24 08:00  この記事のURL  / 


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プロフィール

マサ佐藤(佐藤正臣)

(株)エムズ商品計画・代表取締役

95年(株)ノーリーズにアルバイトとして物流倉庫からスタートし、店頭勤務7年(レディース)。
02年より(株)ノーリーズにおいてメンズ(フレディ&グロスター・ノーリーズメンズ)立ちあげをMDとして担当。
10年よりフリーランスとして活動開始。
シャツメーカーの新ブランド開発の企画サポート。
その他、新規ブランドの立上マーチャンダイジング計画など、様々なフィールドで活躍したのち、14年5月末、株式会社エムズ商品計画を設立。
企業へのMDアドバイスや文化服装学院で講義・また海外での講義等。
「お客様の側に立ち、人の役に立つ仕事をする。」
をモットーに、アパレル業界発展のため活動中。

株式会社エムズ商品計画
http://www.msmd.jp/


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