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時の流れには抗えない
最近、街をふらついていると、10年前と服屋の状況はつくづく変わったなと実感します。

服屋自体は、以前と変わらず多いのですが、とにかく服屋(全部の服屋ではない)に入店する人が大幅に減ったな〜と気づかされます。

現在、私は44歳独身男ですが、私から上の世代の人は、若年時は貧困層でも、服にやたらとお金を使う私のような「服バカ」がある一定数は存在していました。また、そういった連中が多かったからこそ、プライスゾーンが高めなショップの売上を支えていたともいえるでしょう。

2017年現在。若い世代そのものが減った上に、かつての私のような「服バカ」は本当に希少品種になりました。そして、40代以上になった私の世代も服にお金をかけることは少なくなりました。

そのことを嘆き悲しみ「良い時代よ!再び!!」「最近の若者は〜!!」みたいなことが言われることがありますが、そのことを懐かしんだり批判したりしても、時計の針は元には戻せませんし、意味がありません。それが時の流れです。

であるとするならば、このような時代の現実を認め、その中で自分たちの組織・ブランド・ショップが「お客様を喜んでもらう」ために何が出来るのかを考える方がよっぽど有意義だと言えます。

変わりゆく時代に、自分たちの本質は見失わず、相対的に手段を変化させる柔軟性が必要です。

「よい商品を作れば売れる」なんて時代はとっくに終わっています。そもそもお客様にとっていい商品というものも、時代の変化によって相対的に変化するものです。(そもそも良い商品の定義って何?)

そのことを商品のデザイン・技術力だけで解決できる時代はもう終わっているのであって、販売戦略・MD戦略・価格戦略。そして顧客のとっての付加価値等を総合的に考える。また、そのことを具体化し、スピードをもって実行できなければ、この時代を生き抜くのは難しいでしょう。

この業界の悪弊として、「抽象的でフワッとした言葉で理想郷」をスローガンのように掲げることがあります。

これからの時代はそれでは生き残っていけませんし、変わりゆく時代の変化を素直に受け入れ、その時々のお客様心理を読み、具体的な施策を打ち出していく。このことが、この先の時代に必要なのことなのではないでしょうか。

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 2017/07/13 08:00  この記事のURL  / 


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プロフィール

マサ佐藤(佐藤正臣)

(株)エムズ商品計画・代表取締役

95年(株)ノーリーズにアルバイトとして物流倉庫からスタートし、店頭勤務7年(レディース)。
02年より(株)ノーリーズにおいてメンズ(フレディ&グロスター・ノーリーズメンズ)立ちあげをMDとして担当。
10年よりフリーランスとして活動開始。
シャツメーカーの新ブランド開発の企画サポート。
その他、新規ブランドの立上マーチャンダイジング計画など、様々なフィールドで活躍したのち、14年5月末、株式会社エムズ商品計画を設立。
企業へのMDアドバイスや文化服装学院で講義・また海外での講義等。
「お客様の側に立ち、人の役に立つ仕事をする。」
をモットーに、アパレル業界発展のため活動中。

株式会社エムズ商品計画
http://www.msmd.jp/


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