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悲観的に考えるのは悪くはない
この業界のあるあるの風景で、勢いのいいときや隣の芝生は青く見える的なものを見つけたとき、事前計画もほどほどに見切り発車で事業を立ち上げてしまうときがあります。

こういうとき。楽観的な市場予測や根拠のない自信を持ち、「必ず成功する筈」と信じ、結果的に「こんなはずでは・・・」なんて経験をした人もいることでしょう。

とは言いつつも、算盤勘定が先行し、マーケットの調査を重ね。詳細に作った事業計画だからといって、成功する保証もありません。

個人的には、楽観的でポジティブに考えるのは悪くないと思いますし、実は新事業立ち上げの際、一番大事なのは、「発想」「着眼」だったりします。そのことに優れている人は事業を立ち上げて成功を収めたりします。

楽観的でポジティブに考えることで、救われる人も多くいるでしょうし、世の多くの人が松岡修造の日めくりカレンダーを見て勇気づけられる人も多くいることでしょう。

しかしながら、仮に事業が最初うまくいっても、楽観的な予測・見通しや管理の方法が杜撰では、どこかに落とし穴が待ち構えていることに気づかず、いつの間にか・・・なんてことも起こりえます。

だからこそ悲観的に予測し、考え、実践する人が組織の中で重要な位置に存在しないと、長く続く事業にはなりません。そうです。「ヒロシです・・・」お馴染みのヒロシのような悲観的に物事を考える人です。

(そうでない人もいますが)悲観的な人の特徴として、まず常に現状より悪くなる事態を想定します。そういう発想があるこそ、先回りして様々な対策を打っておくことを考えます。

ときには、最悪の事態も想定するので、そのような非常時に対処できるような方策もとることが出来ます。これを「コンティンジェンシープラン」なんて表現をします。常にコンティンジェンシープランを想定している軍は戦争に勝つことはできないかもしれませんが、負けることはありません。おそらく、世の組織もコンティンジェンシープランを想定している企業は非常時でもうまく対処出来ている筈です。(私の場合は私自身のコンティンジェンシープランが出来てませんが・・・)

新しいことを始めるには、必ず「リスク」が伴います。しかし、「リスク」避けて通ると新しい事業を成功に導くことが出来ません。「リスク」を負うことは必要なことです。

ですが、悲観的に考え、最悪の事態を想定し、ときに「コンティンジェンシープラン」を準備しておく。このことも同時に必要なことです。

この相反する2つのことを実践するには、やはり悲観的に物事を考えることのできる人材は必要不可欠です。

「リスクは負う」けれども、同時に悲観的に物事を考え、最悪の事態への備え・準備をする。今後も厳しいと言われる、この業界にとって考えなければいけないことではないでしょうか。

最後に私は「ピンチはピンチでしかない!」という、ヒロシの日めくりカレンダーの方が松岡修造のもよりも何倍も好きです。ということで今回のブログを〆ます。

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 2017/05/08 07:30  この記事のURL  / 


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プロフィール

マサ佐藤(佐藤正臣)

(株)エムズ商品計画・代表取締役

95年(株)ノーリーズにアルバイトとして物流倉庫からスタートし、店頭勤務7年(レディース)。
02年より(株)ノーリーズにおいてメンズ(フレディ&グロスター・ノーリーズメンズ)立ちあげをMDとして担当。
10年よりフリーランスとして活動開始。
シャツメーカーの新ブランド開発の企画サポート。
その他、新規ブランドの立上マーチャンダイジング計画など、様々なフィールドで活躍したのち、14年5月末、株式会社エムズ商品計画を設立。
企業へのMDアドバイスや文化服装学院で講義・また海外での講義等。
「お客様の側に立ち、人の役に立つ仕事をする。」
をモットーに、アパレル業界発展のため活動中。

株式会社エムズ商品計画
http://www.msmd.jp/


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