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分析はくっつけて考えよう
この業界の月曜日はどこも、MT→会議→会議・・・・の繰り返しかもしれません。

その中で、とくに気になるのが、「売上」です。店・新商品・売れ筋商品・・・月曜日のPOSのデータを見るたびに一喜一憂しているのではないでしょうか?

以前、私は以下のような光景を目にしたことがあります。

”前週土曜日入荷の新商品が売れた。それにより店の売上も少し回復した。月曜日のMTで、部長以下全員喜んだ。在庫もこの事業部の感覚では、多くありそうだ。そして何も対策をしなかった。しかしながら、現場からは早期商品追加の声が上がった。結果的にその商品は15日でなくなり、店の売上は下がった”

では、なぜそのようなことが起こったのかというと、その事業が使用する、「商品売上ランキング」の帳票に在庫という項目に在庫数しかくっついていなかったのがこの結果を招くことになりました。

しかも、その在庫数がその事業部の「感覚」では、多い枚数だったので、きっと安心したのでしょう。

もし、日曜日時点在庫が1,200枚あって、土日で売れた数が200枚。消化率が16.7%というだけの数字を見た・考えられなかったとしたら悲しいことです。おそらくこの商品は20日弱でなくなります。このような事実をすぐに本部が想像できなかったら、上記の例のようになったのでしょう。

もし、在庫数だけではなく、(売上・在庫)構成比や在庫消化日数等の項目がこの帳票にくっついていて、そのような項目をチェックする習慣が身についていたら、上記のようなことは防げたかもしれません。

健康診断書は、体重・身長・内臓等の数値が一覧になっているからすぐに自身の問題点に気づきます。それが別々の紙で書かれていても、なんだか見る気にはなれませんし、ならないはずです。

この業界における、商品に関する「診断書」も、売上・粗利益・在庫(仕入)をくっつけて作成する。そして、更に数値分析だけでなく、数値⇔現場(店頭)⇔商品をすべて結び付け演繹的な思考で先のことを予測し判断する。このことをオススメして今回のブログを〆させていただきます。

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次回もどうぞよろしくお願いいたします。
 2017/06/15 08:00  この記事のURL  / 


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プロフィール

マサ佐藤(佐藤正臣)

(株)エムズ商品計画・代表取締役

95年(株)ノーリーズにアルバイトとして物流倉庫からスタートし、店頭勤務7年(レディース)。
02年より(株)ノーリーズにおいてメンズ(フレディ&グロスター・ノーリーズメンズ)立ちあげをMDとして担当。
10年よりフリーランスとして活動開始。
シャツメーカーの新ブランド開発の企画サポート。
その他、新規ブランドの立上マーチャンダイジング計画など、様々なフィールドで活躍したのち、14年5月末、株式会社エムズ商品計画を設立。
企業へのMDアドバイスや文化服装学院で講義・また海外での講義等。
「お客様の側に立ち、人の役に立つ仕事をする。」
をモットーに、アパレル業界発展のため活動中。

株式会社エムズ商品計画
http://www.msmd.jp/


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