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「エシカル」とやらの光と闇
ブログということで、ふだん配信する記事よりは、ごく個人的な考えを書いていこうと思っています。
そう思えば思うほど、丁寧に自分の考えをまとめていきたいと思って、なかなか更新できてない……すみません。

さて、今日は私が編集として関わるEthical Fashion Japan(EFJ)で準備しているE Magazineの撮影の件で、フィーチャーするアーティスト・片山真理さんと電話していました。

同じ年でもある彼女とは公私隔てぬ話題で大盛り上がり。久々に2時間近くも長電話。
私だけウィスキーで大いに酔っ払っていたので、その勢いで書いて参ります。

その中で、私がなんでエシカルファッションやってるか、というところも、あらためて真理さんと話していたのですが、
EFJはあくまでもエシカルファッションを応援するものです。

エシカルファッションには、EFJでいう8つのカテゴリー、いろんな取り組みがあります。
オーガニックコットンの使用、フェアトレードの推進、アップサイクルによるゴミの削減……などなど。

しかし、オーガニックにしたからってすごく体に良いか? というと、ハテナ。
フェアトレードだからって地球の裏側の誰かがすごい恩恵を受けるかというと、ハテナ。

そもそも、国際協力・貧困問題に取り組みたい、ものすごい好きなファッションでそんなことができたらなんと幸せなことか! という思いからエシカルファッションの扉を叩いたんですが、国際協力・貧困削減とかは、やればやるほど諦めしか出て来なかった自分がいました。絶望というより無力感、というんでしょうか。

知れば知るほど、貧困と言われる世界、格差と言われる差異があるから、私はこの生活、今の自分がいる。経済は回ってるし、社会は成立してんじゃん、と。
そんな自分が「世界を変えたい」ってなんともへんてこりんな話なんだろう、
ちゅーかそもそも世界のしくみとやらって2000年、3000年前から大して変わってないじゃんか。
なんで私「世界を変えたい」「地球の裏側の人たちを”救いたい”」とかなんて思ってたんだろう

そんな思いにさいなまれるというか。

そんな壁が、ありきたりな壁ですが、どバーーーンと、ぶちあたっています。

しかし、それだからって、全て今まで闇雲に信じてきたことを否定することも私にはできません。
若いんだから夢見させてよ♬ と。未熟すぎる私が、「世界を変えたい」と思うことすら、いわゆる「現代社会の歪み」とやらに過ぎないように思います。

そんな中、私はこの「絶望のようなもの」を認めようと思って、現在EFJの記事や構成を考えています。
エシカルファッションは応援します。全身全霊で。国際協力に関わるNGO、現場で死にものぐるいでがんばっておられる方々に憧れ混じりですが、自分の信じたことを諦めることはできませんでした。

だからその前に今の社会の、だめなとこ、へんなとこ、おかしなとこを、どうにかして「100%完璧に」受け入れようと思いました。

エシカルファッションだって完璧じゃないです。
でもその「完璧じゃないこと」を認めることでしか前に進めないんじゃないかしら。

世界は救えないし変わんないし、貧困とやらも、たいへんな境遇にある子たちのことも、私はわかんない。
想像しても、私の想像力じゃ及ばない。認め、受け入れることすらちゃんとできてないことをしっかり認める。

そんな不完全な自分、セカイ、ファッションビジネスのあり方(?)を受け入れること、認めること。
それでしか、前に進めないんじゃないか。
そう思って、私は「闇」を追求したいな、と考えています。

ファッションは「資本主義」そのもの、とは言いますが、それでいいはず。
その資本主義そのもののファッションが何かできれば、何か変わる……んだと信じたいのです。

うーーーーーーーーーん。どうなんだろう!!!!!

闇の先には、光がある。光の先には闇がある。
その繰り返しにしか過ぎないんだろうセカイですが、ファッションで夢を見ようじゃないですか!
夢を見なきゃ前に進めないこともあるじゃないか。

以上、酔っぱらいのブログにお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

片山真理さんは存在そのものがアートです。ロマンティックな彼女にインスパイアされて、こんなセンチメンタルなブログを書いてしまったよ!

恵比寿のnadiffで作品展示されますので、ぜひ見てみてください♬
 2012/09/19 22:56  この記事のURL  / 

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