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レコードストアデー

 【中国・四国支社】先週の土曜日、レコードストアデー(RSD)が開催されていたので地元のレコードショップへ足を運んだ。
 RSDとは、独立系、個人経営のレコードショップを支援するため、2008年に米国で始まったイベントのこと。毎年4月の第3土曜日に開かれている。この日限定のレコードやグッズが発売され、ライブが行われるなど、レコードショップを盛り上げるための催しが行われる。現在は米国だけでなく、世界各国のレコードショップが協賛し、世界的なイベントになりつつある。
 日本でも多くのレコードショップが参加しており、音楽リスナーの間にも浸透してきた。筆者もなじみのレコードショップに行き、欲しかった7インチレコードとCDを見つけて1枚ずつ購入し満足。昨今、レコード業界にしてもアパレル業界にしてもネットショップが隆盛を極めている。ネットショップは便利で自分も利用するが、実店舗に足を運び、五感を働かせて欲しいものを手に入れるあの感覚はネットでは味わえないし、重要な体験だと感じる。(秋)
2019年04月25日(木)  10:00  / この記事のURL

奥の深い測量

 【東京本社】先日、月刊誌『ユニフォーム プラス』の特集で、測量会社を取材した。道路や住宅建築の測量をイメージしていたが、この会社は超高層ビルや歴史的建造物の測量を中心に手掛けていた。
 取材では昔から使われる、墨で直線を引く「墨つぼ」と呼ばれる測量道具から最新の3Dスキャナーまで見せてもらった。4月から入社した新入社員も研修に励んでいた(写真)。
 測量は更地の状態から建物が完成し、内装工事が行われるまで現場での仕事がある。大規模建築の現場は短くて1年、長いと3年近くかかるというから、一つの現場にいる時間が長い。それだけに建物に対する愛着も深くなるそうだ。今度工事現場を目にした時には、測量をしている人に注目したい。(瑠)
2019年04月24日(水)  10:00  / この記事のURL

即応力

 【大阪本社】4月は例年、寝装、インテリア関連の展示会が目白押しだ。ある展示会で感心することがあった。
 カーペット製造卸のトーホー(大阪府堺市)の展示会で、パネルが用意されていた。新元号「令和」を受けて、日本流行色協会が発表した「令和 慶祝カラー」を紹介していた。「令和」は万葉集の梅花の歌32首の序文をもとにしていることから、慶祝カラーに「梅」「菫(すみれ)」「桜」を選んだことなどが載っていた。
 令和 慶祝カラーが発表されて時間がたっていないタイミングで、パネルを用意して紹介する即応力に舌を巻いた。(長)
2019年04月23日(火)  10:00  / この記事のURL

日欧EPA発効期待ダウン

 【東京本社】日EU経済連携協定(EPA)が2月1日に発効した。しかし、商社からは「輸出に比べ、輸入者は原産地規則を満たすことを証明することが難しく、欧州からの輸入は増えていない」と話す。同じ原産地規則でも、日本の通関は厳しい運用を行っていると不満の声をよく聞く。
 2017年の日本と欧州連合(EU)の繊維貿易は、輸出が795億円、輸入が2076億円で輸入過多の状況にある。輸入は衣料品が中心で、関税は6・3〜12%だった、これが全て即時撤廃された。
 輸入増が見込まれていたが、現状は期待するほどの現象は起きていない。従来は第三者機関による原産地証明が発給されていたが、協定発効で、完全自己認証制度が採用された。
 自己認証制度になると、輸入申告時に輸入する商品が原産地規則を満たしていることの信ぴょう性が問われる。場合によっては品目別規則として関税分類変更基準、付加価値基準、加工工程基準についての資料が求められる。
 「従来のEPAより原産地規則が複雑。特にニットが分かりにくい。欧州から加工工程基準を示す書類などが出てこないのも一因。逆に欧州の通関はあまり細かいことを言わない」とも。運用が障壁になっているのか。欧州テキスタイルフェア会場(写真)でも不満の声が。(康)
2019年04月22日(月)  10:00  / この記事のURL

令和初期はM&Aの時代?

 【中部・北陸支社】新たな天皇の在位を示すための新元号「令和」が使われるようになるまであと僅か。平成時代はグローバル化の影響を受けた国内の中小繊維製造業者にとっては艱難辛苦を経験し、多くの企業が市場から退場した。それだけに現在残っている企業は、いずれもコア・コンピタンスを構築していると言っても過言ではない。
 繊維業界に限らないのだが、それの企業のうち、少なくない企業が経営者の高齢化と後継者難から廃業を余儀なくされる課題を抱えている。政府は、それを危惧して平成30年度税制改革改正で事業承継税制の特例措置を時限立法で設けた。
半面、大手企業もこうした背景を踏まえて、無形、有形を問わず世界に通用する技術を持つ企業のM&Aを活発化している。ただ、囲い込む企業にとっては、その価値がほしいだけとも言える。中小企業の特徴でもある新たな技術の苗床とはならない可能性が高い。
令和の“令”は縁起の良いまたは秩序あるなど一般的に良い解釈をされるが命令の令でもあり、従わせる意味を持つ。是非、事業承継税制を活用して自立の道を目指して欲しい。わが国のモノ作りの原点は、ロマンを持つ中小企業にある。(聡)
2019年04月19日(金)  10:00  / この記事のURL